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★ 昨日は日本から来たIT社長と久々の再会。
ホテルのカフェで2時間ほど彼の話を聴いた。
会社も安定してるし、もう金もいらないってほどあるし(彼の言葉)、社会に影響も与えたし、人生に勝ってしまったので家族でマレーシアに移住することにしたと。
その決断の最も大きな理由は、2歳の娘と出産予定の第2子に狭い価値観を持った日本の教育を受けさせたくないというもの。
日本の教育は優秀だが、世界を相手に革命を起こす人材は生まれない、と確信を持っていた。
それから税制ね。
日本の累進課税制度はどんどん進んでいき、所得税、住民税など諸々合わせると、彼の額面収入の85%が税金で持っていかれると言う。
額面が変わらないと手取りはどんどん減っていくので、手取り額を維持するために額面給与をどんどん上げる。
「日本の経営者は手取りを減らさないために額面給与額を上げざるを得ない。3000万円もらってた人は6000万円に、5000万円もらってた人は1億円に。『格差社会』とか『格差が広がるばかり』と言うが、実際には何も広がっていない。手取りは変わらないのだから。税収が増えてるだけ」
と「億万長者の悩み」を訴えていた。
そして、マレーシアで日本の若者の育成をする「○○塾」を開講するらしい。
「これからはこうして世界に貢献する。ビルゲイツの気持ちがわかった。金持ちになっても何も面白いことない」
面白くなくてもいいからその景色を見てみたい(笑)。
世界に革命を起こせる教育という寒天からマレーシアを選ばれたのがおもしろいですね。神戸の友人がお子さんをシンガポールに留学させたという話も聞きますし、かつてのルックイースト政策から考えると隔世の感があります。
>Yukiko<br>確かに逆だね(笑)。この人シンガポールには3年くらい住んだことがあって、「2年以上暮らせる国じゃない」と見切りをつけたのでマレーシアってことみたい。
寒天だってw。観点ね。シンガポールは狭すぎですよね。娘は大学までイギリスで出たら、マレーシアで働きたいそうです。〇〇塾のお世話になるかも。
>Yukiko<br>それは有望な候補生だな(笑)。オタクが世界を変えるんだ、オタクでも幸せになれるんだ、の実践校らしいよ。