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★ 一月ほど前にカミさんと近所のスーパーに行ったとき、食料品売場にドライフルーツのコーナーがあって、試食用の小さなカケラを食べた。
その中のリンゴがなんかやたらに美味しくて、実はずっと忘れられずにいた。
ドライフルーツなんてカロリー高そうだしあまりいいことないと思って自分の気持ちに蓋をしていたんだけど、やっぱりどうしてもあのリンゴのドライフルーツの味が忘れられなくて買いに行った。
これがね、もう本当に美味しいんだよ。
食後にひとかけら、デザートとして食べると止まらなくなって2カケラ、3カケラと食べてしまって、あっという間になくなっちゃった。
だからと言ってまたすぐ買いに行くような不健康なことをするわけにもいかず、
「リンゴのドライフルーツ食べたい・・・」
と呟くだけで我慢していた。
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そうしたら翌日カミさんが、作ってみたよ、まだ途中だけどね、と見せてくれた。
ひとかけら食べてみたけれど、もうこれは夢を見ているような美味しさだった。
オイラのお棺の中に一緒に入れてもらうのは、こいつに決めた。
きっと焼き場にはアップルパイを焼いたような素敵な香りが充ことだろう。
半生なんですか。美味しそう♪
>もとママ<br>そうなの。むしろこの半生がいいというか。夢心地。