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★ 一昨日は久しぶりにペパマスと二人で飲んだ。
シラチャの海に面したおしゃれな日本食レストランを経営しているけれど、いよいよ店を売って日本に帰ろうと思っていると告げられた。
この5年ほどいろいろ苦労があって心労で体に蕁麻疹が出たり、寝られなかったりと苦しい中で、深夜まで仕事をし、朝5時に娘二人の弁当を作るというシングルファザー生活に身も心も疲れ果ててしまったと言う。
一緒に頑張ってきたマレーシア起業先輩も疲れ果てた、と会社を売って日本へ帰ってしまったし、とうとう戦友のペパマスも帰ってしまうのか。
彼の話では、タイの日本食業界ではほとんどの店が採算が取れておらず、みなできれば店を閉めて日本に帰りたいと思っているらしい。
「それでも俺はせいぜい5年の苦労だけど、山森はもう20年も苦労しているのに力尽きないのはすごいな」
と言われた。
「人生、どこかの時点からやり直せるとしたらどこに戻る?」
とペパマスに訊かれたが、
「いや、戻らないだろうな。今までうまくいってないけど、これから上手くいくような気がするんだよね」
と答えると
「ワッハー!オメーは、つえーよ!」
と大笑いした。
どんなに苦境でも「なんか自分はやれるような気がする」という単細胞的、根拠のない自信。
これが楽しく生きていく上で最強の武器なんだろう。
わかります、私も根拠のない自信だけでLAにいますから。戻りたい時点もないなあw。全てが何かに必要な経験だったと思うので。
>YUKIKO<br>まあ、戻る地点を選べと言われてもあまりにいろいろありすぎてどこに戻ればいいのかわかんないとも言えるが(笑)。