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★ 処方された薬を服用することで腹痛は少しずつ収まり、昨晩にはほぼ治ったと思われる。
その昨晩はナミの引越先の部屋で飲み会が開かれ、深夜1時過ぎまでしこたま飲んだ。
要するに酒を飲んでいるうちにすっかり良くなったようなもので、きっと麦酒やら葡萄酒やら玉蜀黍酒やらに胃腸に良い効能があったのであろう。
「酒は百薬の長」
とはよく言ったものだ。
ようやく床についたのは深夜2時過ぎであったが、朝6時、居間から流れてくる報道番組の音吐朗々たる声に目覚め、酔いの残らぬ塩梅に気を良くした。
気を良くすると歯止めが利かぬ質で、昼から再び葡萄酒を煽る不心得をしでかすが、また日曜日にはこの不心得が極楽なのである。
珍しく司馬遼太郎を読んでいるので「ひと言」の文体がだいぶ影響を受けた。
ほんとだ。とりあえず小康状態を得られたようでなによりである。慶賀に堪えない。
>もとママ<br>慈愛に満ちたお言葉まことにかたじけない。