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2020年06月17日(Wed) 仔猫2度目の救出

3日ほど前にコンドの裏庭で生まれたての仔猫を見つけた。

ミャアミャアと大きな声で鳴いているが親猫は見当たらなかった。

とりあえずそのままにしておいたが昨日の午前中にまだ敷地の隅っこで鳴いているところを見つけた。

親猫の気配はないし、誰かが面倒見ている形跡もない。

大丈夫だろうか?

とはいえ、部屋では飼えないのでそのまま放置しておくしかない。

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夕方からバンコクは豪雨になった。

傘も役に立たないような土砂降りで出社していた娘と息子はびしょ濡れで帰ってきた。

夕食を食べ終わって息子が自分のユニットへ戻ろうとしたときにカミさんが

「そう言えばあの仔猫どうしたかね。見に行ってみる?」

と息子に声をかけた。

カミさんと息子はまだ雨の降り続く裏庭に出たが、真っ暗でよく見えない。

スマホの明かりで辺りを照らしてみると息子の足元で泥まみれになった小さな仔猫が泥水の中で溺れそうになって動いていた。

あともう少しそのままでいたら仔猫は死んでいただろう。

なんせまだ目も開かないのだ。

息子は泥だらけでびしょ濡れの仔猫を掴むと部屋に戻ってきてバスルームで洗ってやった。

まだ少し汚れがついているがとりあえずよく体を拭いて暖めてあげよう。

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猫用のミルクがないので飲まないかも知れないけどとりあえずあげてみる。

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やっぱり飲まない。

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「私も心配だ」と駆けつけてくれたぎゃん泣き部長だが、ツンツンするばかり。

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息子の部屋で過ごしてなんとか一晩生き延びた。

そう言えば、4年前にベランダの排水口で死にかけていた仔猫を掃除機で吸い出して生還させたよね。

あの猫、ダイソンは今もユキの家で幸せに暮らしている。

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息子は出社前に獣医に直行して診てもらう。

ずっと空腹だったのだろう、先生の手からミルクをもらうとごくごくごくごく必死で飲んだ。

これでなんとかこいつも大丈夫そうだ。

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さて、誰か飼ってもいいぞ〜という人、手を挙げて!