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★ 最近ネット上でマスコミの偏向報道問題が話題になっている。
インターネットのない昔は情報=マスコミだったので誰もそれを疑うことなくありがたく受け入れてきたんだけど、情報の受け手が情報交換できる仕組みが確立されると、なんかちょっと違うんじゃないか、となってきた。
海外在住者は割りに早くからそれに気がついていた。
現地で起こっていること、実情と違った報道がテレビを通して流れてくることを目の当たりにしてきたからだ。
でも日本在住者はそれを確かめる術がないからね、信じるしかないよね。
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その昔某民放のKL駐在員の友人がある暴動の様子を取材する中で
「一方で一般人の安全はこのように確保される努力もなされている」
という映像を本局に送信したが扇情的で刺激的な映像を欲しがるデスクから
「そんな情報は要らない!」
と一喝され、全てボツにされた。
これが本当の報道なのか、と彼は嘆いていた。
彼はジャーナリストの良心だったのだ。
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2〜3年前に日本の某国営放送が「海外で働く日本人」というテーマでナミの取材をした時も、オイラのところに取材にきて
「なぜ、日本人採用が増えているのか」
とインタビューしてきた。
ウチはその当時採用意志があって日本人を採用していたのではなくて、ムツゴロウ的に成り行きで増えていただけなので
「成り行きで」
と答えると
「いや、それでは番組にならないので、日本人スタッフが必要だった背景を作ってください」
と言われたからね。
ああ、報道番組ってこうやって制作者の意図が先にあって、その通りに素人が役者を演じさせられるだけなんだ、と思ったよ。
「事実をニュートラルに報道し、判断を視聴者に委ねる」
のではなく、
「報道機関が先に判断し、その意見信条を視聴者に伝えていく」
ということならば、これは報道とは言えないのじゃなかろうか。
日本のマスメディアが一番怠けている。「社会の木鐸」なんて恥ずかしくて口にも出せない。<br>ISAK(International School of Asia, Karuizawa)、 朽ちてゆく日本の中で、唯一の星というか希望に輝いている学校の誕生、読売、朝日、毎日が揃って「無視」を決め込む。だから日本人の大半がこの学校の存在を知らない。<br>この学校が10年先日本を代表する国際感覚にあふれた高校になる。
>kaobal<br>そういう「希望」の話は今のマスコミは報道しないね。きっとデスクがボツにするんだ(笑)。