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★ 今日は久しぶりにクライアントにコンプレインメールを出した。
あるプロジェクト、時間のない中先方の無理をできる限り実現しながら進めてきた。
先方のプロジェクト責任者は日本人で、関係も良好。
プロジェクトの制作物もこの責任者の要望通りに仕上げてきちんと納期に納品した。
ところが今朝、先方のローカルマネージャーがベロニカに直電してきて、
「私が考えていたのと違う!」
と怒鳴りまくった。ベロニカは冷静に
「ですが、これは全て日本人責任者の指示通りで」
「いや、あんたの進め方が悪い!今後は全部私にお伺いを立てて承認得てから進めて!」
と怒鳴り散らして電話を切った。
ベロニカは、理不尽に怒鳴られて落ち込み、怒りも湧いてくる。
そりゃそうだ、今までプロジェクトの責任者ラインと詳細を詰めてきてようやく納品したら今まで入ってなかった別のスタッフから文句を言われたのだから。
海外での仕事では、対日本人と対ローカルとのコミュニケーションはとてもデリケートで難しい。
プロジェクトのコミュニケーションラインと違うところから勝手な要求を出してくるなんてのも海外ではあるあるだ。
それでも怒鳴り込んでくるなんて異常。
クライアントの責任者へは、冷静に
「こういうことがあると、作業が無駄になったり事故が起きる可能性もある」
と、それでもしっかり抗議した。
自社のスタッフが傷つけられた時はボスとして徹底的に戦う。