|
★ 先週の金曜日は新規のB2B企業へまたデジタルマーケティングについてのプレゼン。
ここはグローバルな大企業なのに海外支社のウェブサイトは無く、本社のウェブサイトの中に所在地や業務内容が少し紹介されているだけだった。
「タイ支社で独自にオンラインで営業活動をしていかないと営業活動報告ができなくなってしまった」
DX(デジタルトランスフォーメーション)の理由はそれぞれだけど、いかにも大企業らしい。
「それで売上を伸ばすために何かやっているのか!」
という本社海外事業部からの詰問に、コロナで外回りも展示会もできず、
「やってます!」
と答えられなくなっちゃってクビが飛ぶぞという危機感だ。
オイラは先方の日本人経営陣に訴える。
「大丈夫です。ウチのご提案する内容をしっかりやってくれれば必ず成果が出ます」
.
午後にはこちらも新規で大手銀行系のコンサル会社が、自社の顧客からのDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援して欲しいと打診があった。
デジタル化を始めたい企業が、どう進めていいかわからなくて取引銀行のコンサル会社に相談しても、そういったノウハウは銀行にもコンサル会社にもまだないからだ。
「いつでもその領域のコンサルはお手伝いしますが、そこから発生する実際のお仕事は弊社でやらせていただきます」
オイラも少し強気の営業をしてみた。
★ タイを拠点とするLCC、ノックエアが破産申告。
ノックスクート、タイ航空と経営破綻し、タイの航空業界は全滅状態。
ノックエアとは昨年から提案中のプロジェクトが1件保留されていたが、これも消滅が確定した(笑)。
今年の初めにはオイラもスペインにいたってのに、なんか遠い昔の記憶のようだ。
またウブドやヨーロッパに行ける日が来るのかと考えるとこれもうまく想像できないでいる。
日本はこれから帰省のシーズンだが今年は田舎でおばあちゃん、おじいちゃんと遊ぶのも我慢なんだろう。
ゲームばかりになってしまう子供たちはかわいそうだ。
そんな中でちょっとしたバーチャル旅行。
奥様の故郷であるパンコール島のエピソードを山下さんがアップしたよ。
マレーシアに飛べたらまたパンコール行ってみたい。
★ 先日、オイラの会社でGoogle認定資格を取得して新サービスに乗り出す話を日本のパートナーがプレスリリースにして配布したところ、共同通信から取材依頼が来た。
さっき日本からの電話取材を受けて、オイラは今のアジアのビジネス状況を語りまくった(笑)。
この編集者が大変感心してくれて、
「そういう状況なんですね、日本だとわからないことばかりでした。明日の記事に書かせていただきます!」
ということだった。
記事を読んだ会社から問い合わせが来て、仕事に繋がったらうれしいな〜。
とにかく今は、ノイズを出していくこと。
新しい時代はみんな手探りだ。
その中で元気のいい声を出し続けていること、これが大事。
★ NNAで記事が掲載された。
「タイとマレーシアで足場を固めたらシンガポールへ」
たいていの企業はアジア、ASEANというとまずシンガポールへ進出してしまい、シンガポールからの海外展開の難しさ、シンガポール自体の市場の小ささ、コスパの悪さに打ちのめされて撤退していく。
だから、これが正しいアジア戦略なんだ。
マレーシアに住み、タイに住み、この先まだどこか他の国に住むことがあるだろうか?
ワクワクする。
人生がせめて200年あればいいのに(笑)。
★ コロナによる非接触とSNSが組み合わさって「ライブコマース」が大きなトレンドになってきた。
中国ではキャノンやパナソニックといった日系大手企業でも社長がカメラの前に立ってミラーレスカメラや空気清浄機を実演販売する。
少し前までは駐在社長なんてのはろくに仕事もせず、日本人会や商工会議所で寄り集まったり、ゴルフをやっていれば任期が終わるものだった。
いや、今でもそういうおっさんはたくさんいるけどな。
それがSNSを使ったオンライン寅さんか、はたまたジャパネット高田社長かって話だからこれはもうそんなことは言ってられないっていう世界なのだ。
それでもバカにはできない。
ライブ販売の即効性は素晴らしく、コロナで店頭販売が思うに任せない状況で、10%近い売上増を達成することに成功している。
.
結構毛だらけ猫灰だらけ、お尻の周りはクソだらけってねぇ。タコはイボイボ、ニワトリゃハタチ、イモ虫ゃ十九で嫁に行くときた。 黒い黒いは何見て分かる。色が黒くて貰い手なけりゃ、山のカラスは後家ばかり。ねぇ。色が黒くて食いつきたいが、あたしゃ入れ歯で歯が立たないよときやがった!
.
寅さんの啖呵売(タンカバイ)だが、あれから数十年を経て、今またデジタルを駆使した売(バイ)が大きな流れになっている。
結局これがモノを売るという基本なのだろう。
そう言えば、失礼ながらパナソニックの中国の社長様、どことなく寅さんの面影があるような・・・
★ 遥が日本のパートナーの社内メンバーとして仕事を始め、日本の就業時間とカレンダーに準拠したことで、来週1週間はウチの会社で遥だけが夏休みになった。
タイ人スタッフたちは
「いーなー、私も日本のチームで働きたい」
と無責任なことを言っている。
確かに日本の祝祭日数はタイやマレーシアよりも多いので休みは多くなるかも知れないが、そこで休んでいては追いつかないのでむしろ厳しいのだ。
今日は午前中に日本の新規のお客さんとオンライン会議。
コンペのブリーフィングを受ける。
我々のような海外だけにしか拠点のない会社でも日本の会社から直接受注できるようになったことで一気に市場が広がった。
あとは金融だ。
国をまたいだビジネスにとって銀行の送金手続き、日数、よくわからない高い手数料、為替、これらはもう邪魔者でしかない。
早くデジタル通貨にならないかなー。
★ 日本の新幹線のぞみは1時間10本から12本に増便されたとテレビでやっていた。
その裏には清掃職員の工夫と熟練技があり、到着後から出発までの車内清掃を2分短縮することに成功したかららしい。
また東京駅から出発する列車の清掃を5秒縮めることで便数を増やし、移動できる乗客を1,800人増やしたとも言っていた。
コロナ対策も万全に早く清潔に仕上げる熱意と技は圧倒的に世界一だろう。
タイやマレーシアに住んでいると
「電車は来ればめっけもの」
みたいなとこがあるので違う惑星の物語みたいだ。
タイ人やマレーシア人に話しても決して感心はしないだろう。
「ハハッ」
と鼻で笑ってバカにするだけだ。
価値観が違うから彼らにはそれが馬鹿馬鹿しい笑い話にしか聞こえない。
そんな就労意識を強制されたくないから消費者としては日本製品に憧憬はあっても日本企業で働きたいと積極的には思わない。
そんな中でオイラの会社はほとんどの社員が勤続10年になってきた。
どんだけぬるま湯なんだと反省するのである。
★ 日本はお盆休みだけど海外駐在家族はジッとそれぞれの国で辛抱しているしかない。
仮に滞在国が収まっていても日本からの再入国は厳しく制限されるのでいつ戻って来られるかわからない。
今年の年末年始の一時帰国も難しいんじゃないかな、と予測する。
31歳でマレーシアに移住してからこんなに長い期間マレーシアを不在にしたことがない。
もう戻りたい熱がハンパない。
早く屋台のクレイポットイーミーが食べたい!
海老そばが食べたい!
.
その他早く行きたいのは心の故郷ウブド。
観光客ゼロのウブドは一体どうなっているのだろうか。
定宿のウェブサイトを見てみたら「50% OFF」となっていた。
国内の観光客目当てではそれでもきっと厳しいだろう。
ウブドに行く目的の一つであるイタ飯屋「マンマミーア」はなんとか営業しているようだ。
とにかく潰れず持ちこたえて欲しい。
★ 今日は在宅勤務の日だったけど、午前中にクライアントで打ち合わせがあったので千朝と二人で行ってきた。
クライアントのサービスは旧来のものを最新のテクノロジーで刷新したものだが、
「ワンストップであることをどうアピールするか」
で議論沸騰した。
ただし、沸騰したのは我々とクライアント間ではなく、クライアント側の日本人社長とマネージャーの間で。
ワンストップとは、一社ではカバーできないような業務内容を最初から最後まで一社で対応しますよ、というサービスの提供の仕方で、顧客からするといろんな業者とやり取りする手間が省けて楽というメリットがある。
.
社長「それがワンストップサービスであることを強調する意味あるか?」
部下「いや、あると思いますけど・・」
社長「じゃあさ、君がレストランに行って『私どものレストランでは入店時のいらっしゃいませからおしぼり、メニューのご提示から退店時のありがとうございましたまでワンストップでサービスさせていただきます』って言われて『なるほど、すごい!』ってなるか?」
部下「うーん、そういう話ですかね・・」
社長「いや、そういう話でしょ。それよりウチのオムライスはこだわり卵と時間をかけて煮込んだデミグラスソースがとにかくすごいのよ、って言う方が大事じゃない?」
部下「確かにオムライスはその方が美味しそうですね」
社長「そうだろ? 俺はオムライスがだな・・・」
.
と話しているところで我慢できずに吹き出してしまった。
娘も我慢していたのか、オイラが吹き出した途端に吹き出した。
オムライスて・・
★ 昨日はタイの母の日で祝日だった。
久しぶりにIKEA行って少し日用品買って、牛角で焼肉定食でランチして帰ってきた。
夜になっても暑かったのでヴィラスーパーにアイスを買いに行ってサンドイッチアイスってのを買ってみたらこんな絵が描いてあった。
もっと暑苦しくなった。
★ 今日はウチのウェブサイトに日本の農業団体からデジタルマーケティングに関する問い合わせがあった。
すぐに返信し、月曜日にはオンラインで打ち合わせを開始する。
ASEANで日本の農産物を販売し、その美味しさを広めていく、そんな活動のために第一次産業がデジタル領域に踏み出す。
コロナが回り舞台を押し回し、一気に場面転換が行われているかのようだ。
そんな状況下、昨日は久しぶりに韓国人の友人キムさんと晩飯を食っていろいろ情報交換した。
彼女は昔ローソンタイのマーケティング部長でウチのクライアントだった。
今は経営コンサル会社のタイ支社でコンサルタントをしている。
コンサル会社というのも医者と同じでこちらから営業に出向くものでなく、困った会社がドアを叩いてくるという受け身のビジネスだ。
それだけにオンラインでの営業活動はすごく重要だと言っていた。
最近のコンサルの多くは
「撤退」
だと言う。
コロナを機会にデジタルシフトをして攻めに転じる会社もあれば、これを機会に会社を整理してタイから撤退しようと考える日系企業もあるわけだ。
これからタイの市場経済を見通す上でいろいろと有益な情報交換ができた。
ウチのカミさんが韓流ドラマにはまり込んでいる一方で韓国人のキムさんは
「大袈裟だから嫌い」
と韓国ドラマは一切観ないらしく、そちらの情報は得られなかった(笑)。
★ 昨日社内で日系家電メーカーのオンラインキャンペーンについて打ち合わせをした。
クライアントの日本人担当者は自社の家電製品を消費者にサンプルで貸し出し、体験した感想をSNSにアップしてもらうのはどうかとアイディアを伝えてきた。
タイとマレーシアで同様の施策を検討しているのだが、これをウチの社内で伝えたら、タイ人スタッフもマレーシア人スタッフも口を揃えて
「サンプル渡したら返却しないで逃げるに決まってるじゃん!」
と即答した。
日本人「個人情報もらっておけばいいじゃない」
タイ人&マレーシア人「そんなもの嘘書けるし、何の役にも立たないよ!」
日本人「じゃあ、IDカードのコピーもらえば?」
タイ人&マレーシア人「IDカード渡したってだからなに?」
日本人「泥棒だよ・・・・・・・」
タイ人&マレーシア人「カモーン!ここはタイだよ、マレーシアだよ」
.
ということを咀嚼しておかないと、日本人の価値観だけではアジアでマーケティングはできないのだ。
★ タイの観光相が「年内の海外からのツーリスト受け入れは難しい」という見通しを示した。
ある程度覚悟はしていたものの、観光業が国の収入の大事な柱でもあるタイでは極めてクリティカルな事態になってきた。
先日タイから日本に一時帰国した47歳日本人駐在員が羽田空港での唾液サンプル検査で陽性になり、タイ国内に衝撃が走った。
「80日間近く国内感染者ゼロを発表していたタイに、実は感染者はいたのか!」
「日本人ということはタイの日本人コミュニティはクラスターだ!」
とタイ人は怯え、バンコクに残した彼の家族が住むコンドミニアム全体が封鎖された。
住民は全員14日間隔離され、コンド内公共施設も封鎖。
大騒ぎになった。
しかし、その後のPCR検査で陰性と判明し、羽田での唾液検査が偽陽性だったことが明らかになった。
両国とも安堵したものの、
「日本の検査はなんだ!」
「タイの対応は過剰だ!」
といろいろなところで問題は尾を引いている。
一時帰国した男性やその家族はけっこうな被害者である。
感染者ゼロを徹底するよりも、ある程度クラスター化、重症化を防ぎながら共存していく方向に舵を切らないと感染による死者よりも圧倒的に多数の絶望死者が出る破綻が待っている気がする。
★ 今日は午前中在宅勤務でお昼から出社。
午後イチでマレーシアの新規クライアントとオンライン会議があり、オフィス勤務の娘と合流した。
とても大きなプロジェクトなんだけど、コンペの相手も日系グローバル大企業でまともに戦って勝ち目はない。
どうしたら一寸法師が象を倒せるかいろいろ考えてみよう。
さて、海外からの観光客が見込めないホテル業界。
様々なプロモーションで在住者に来てもらおうと躍起になっている。
9月4日から4連休だからバンコク市内のホテルで気分転換もいいかな、とプロモーションオタクの女性営業ナイに調べてもらった。
シェラトンやプルマンや5つ星ホテルが軒並み
「3泊15,000円プラス朝食、ディナー付き」
なんてのをやっている。
これでも利益出るんだ(笑)と思うけど、とにかくお得だよね。
久々に自宅以外で寝てみるか。。
★ 今日は新規のクライアントとの初打ち合わせだったけど、打ち合わせ場所にスクムビットのカフェを指定された。
「オフィスでもオンラインでもなくカフェ?」
と思って向かったけれど、そのカフェは社長の奥様が経営されている店ということだった。
珍しく和菓子などを置いてある。
ところがこのコロナでやはり客足は止まり、どうにも限界なので今月末で閉めるらしい。
ということで
「最後にみんなに食べていただければ」
と自家製チーズケーキをスタッフ用にいただいた。
こうして限界を迎えて廃業するお店がこれから積み上がるんだろうと思うと切ない。
反政府運動は広がりを見せているが、ちょっと不安だ。
企業、国家双方ともリーダーの舵取りで今後の命運が大きく分かれそうだね。
★ 朝7時半に自宅で仕事を始めながら高校時代に馴染んだ高木麻早を聴いていたら「片想いなんてつまらない」って曲で、彼女は箱入り娘なのでどうやってアプローチしようかって悩むんだけど
「電話? 手紙? それとも待ち伏せ?」
という歌詞が出てくる。
昭和すぎる(笑)。
で、イマドキの告白事情はどうなのかって調べてみたら
【告白は直接会って?それともLINEで?】
というアンケート調査によると、
20〜30代は
直接会って=80% LINEで=10%
とまだ昭和の価値観が残っているけれど
10代は
直接会って=30% LINEで=55%
と逆転してる。
新しい世代にとっては現実がバーチャルで、オンラインがリアルという世界になってしまっているのかも知れない。
今日もお昼から一件、新規のクライアントへのプレゼンがある。
オンラインで説明した内容を海の向こうで咀嚼し、判断し、オンラインで決定が通知される。
一回もリアルでお会いしたことのないクライアントがどんどん増えていく。
★ 今日の日経の一面を見せてもらったけど、データの流通も米中で分断されそうな情勢だね。
特に今ビジネス界で注目されている
「越境EC」
要するに、モノを売る市場に垣根のない世界。
日本の会社がタイやマレーシアやアメリカの人たちにも同時に販売ができるわけだけど、それに伴って膨大なデータが流通するわけだ。
これが中国圏市場と米国圏市場に二分される可能性がある。
コミュニケーションプラットフォームも
.
微博(Weibo) と Facebook
微信(Wechat) と WhatsApp
阿里巴巴(Alibaba) と Amazon
華為(huaway) と Apple
.
お互いのデータはきっちり囲い込んで相手には触らせない。
日本はこの戦いに対して一切態度を表明してこなかった。
それは賢明なポジショニングだった。
しかしこれから「二者択一」のプレッシャーは世界各国に迫られていく。
外交手腕が問われてくる。
★ 10月から一部観光客の受け入れが許可になるらしいよ、タイ。
とりあえずプーケットのみを開いて、プーケット自体を「隔離場所」にしてしまうと言う。
だからプーケット内での移動は自由だし、ビーチで遊んだりショッピングしたりもOK。
だけどプーケットから県をまたいで他のタイ国内(例えばバンコクとか)に行く場合は14日間待ち、さらにバンコクで7日間隔離らしい。
たかだかタイに旅行に行くのにそんなに長い期間を無理して確保するのは難しいと思うんだけど、それでも試験運用としては新たな一歩なのかも知れない。
またタイ国内旅行でのタイ人のみ優遇施策(タイ人だけホテル半額とか)が在住の外国人にも適用されるようになった。
今ここにいる外国人はタイで仕事をして税金も払ってる会社幹部なんだから当然だよね。
と言うことで、来週末タイ4連休もあり、川沿いのホテルで2泊ほどのんびりしてくる。
宿泊費半額で朝食、ディナー、エグゼクティブラウンジ使用自由という特典で(笑)。
★ 日曜日は大変久しぶりに世界最大級のウィークエンドマーケット
「チャトチャック」
に出かけてみた。
そもそも外国人観光客がタイには一人もいないので、向かう地下鉄車内も混んでない。
普段は人通りでごった返す外周通りも人影がまばら。
それでも特有の「暑さ」はコロナ前も今も同じなので、少し場内の迷路に足を踏み入れてみる。
この期間中、店を閉じているだけなのか、それとも潰れてしまったのか、場内のお店はだいたい6割程度シャッターを下ろしていた。
生活雑貨や衣類を少し買って地下鉄でスクムビットまで戻った。
あそこにいつも通りの人通りが戻るのはいつのことなんだろう。
★ 今日は久しぶりにクライアントにコンプレインメールを出した。
あるプロジェクト、時間のない中先方の無理をできる限り実現しながら進めてきた。
先方のプロジェクト責任者は日本人で、関係も良好。
プロジェクトの制作物もこの責任者の要望通りに仕上げてきちんと納期に納品した。
ところが今朝、先方のローカルマネージャーがベロニカに直電してきて、
「私が考えていたのと違う!」
と怒鳴りまくった。ベロニカは冷静に
「ですが、これは全て日本人責任者の指示通りで」
「いや、あんたの進め方が悪い!今後は全部私にお伺いを立てて承認得てから進めて!」
と怒鳴り散らして電話を切った。
ベロニカは、理不尽に怒鳴られて落ち込み、怒りも湧いてくる。
そりゃそうだ、今までプロジェクトの責任者ラインと詳細を詰めてきてようやく納品したら今まで入ってなかった別のスタッフから文句を言われたのだから。
海外での仕事では、対日本人と対ローカルとのコミュニケーションはとてもデリケートで難しい。
プロジェクトのコミュニケーションラインと違うところから勝手な要求を出してくるなんてのも海外ではあるあるだ。
それでも怒鳴り込んでくるなんて異常。
クライアントの責任者へは、冷静に
「こういうことがあると、作業が無駄になったり事故が起きる可能性もある」
と、それでもしっかり抗議した。
自社のスタッフが傷つけられた時はボスとして徹底的に戦う。
★ 昨日来社された日系製造業の会社は、やはり今までやってこなかったデジタルマーケティングを始めたいとの意向だった。
社員を使ってウェブサイトの改訂をしてみたり、FBの運用をしてみたりしていて、
「自分たちでいろいろやってみてるんですがなんの成果も出なくて・・」
という話だった。
世の中どうしてそういうことが自分たちで出来てしまうと考えてしまうんだろうか?
ウェブサイトの機能や表現、FBやGoogleの機能の進歩はそれを専門の仕事にしている専門家でもアップデートしていくのは大変なのに、そんなに簡単に素人が使いこなせるわけがない。
その「やってみた」というFBを拝見すると案の定100年続けても成果の出ない運用方法でフォロワーは130人程度。
FBという会社は、広告を打ってない投稿記事をフォロワーの2~3%のタイムラインにしか表示してくれないから、社員が時間かけて作った投稿記事もせいぜい3~4人のタイムラインにしか表示されない。
その3~4人がたまたまその投稿記事を目にするかどうかもわからないわけで、社員の時間と労力を使っていったい何をやっているのか、ということになる。
そういうことはプロに任せて社員は社業に専念する、という解に到達するまでに長い時間がかかる。
機械は素人じゃ作れないけどマーケティングは素人でも成果が出る、そんな幻想を早く捨てて欲しい。
★ 安倍首相が体調により辞任の意向ということだね。
気になるのは誰がやるの?ってことだね。とりあえず麻生副総理が繋ぐのかな。
世界的にはトランプ、プーチン、習近平に劣らぬ知名度で渡り合っていたし、G7でも存在感があったから次が辛いね。
タイ人やマレーシア人も知らない人いないし。
次は誰が継いでも弱すぎて
「だれ?」
ってなっちゃうだろうね。
コロナで経済回復させていくって最高に難易度高い政治力だろうから大変だとは思うけど、とにかく鍵はデジタル化。
その意識を持っている人に頑張ってもらいたい。
★ いよいよ8月も終わる。2020年の終盤に入っていく。
結局今年はコロナに始まりコロナに終わるという戦後最大の出来事があった年になりそうだ。
今晩はバンコク在住日本人の飲み会がある。
通常この人たちは本帰国した昔の仲間がタイ旅行に来たりするとごっそりと集まる習わしがあるのだが、3月以降日本からの旅行者はゼロになった。
また、在住者たちだけでも寄り集まったり、飲みに行ったりすることはなくなった。
みんな巣篭もりでせいぜいオンライン飲み会で鬱憤を晴らしていた。
で、今年は日本からの来訪者を期待できないし、このまま待っていてもストレス爆発するし、タイはもう無菌状態だとタイ政府は言っているし、そろそろ在住者だけでも集まらねーか?というお誘いLINEが幹事から入ったのだ。
お互いに顔を合わせるのは半年以上ぶりになるんだろう。
オイラも飲み会は超絶久しぶりだ。
みんなどのくらい肥えたか確かめに行ってこよう(笑)。
★ コロナ中に増えてしまった体重をここ2週間でようやく3kg減らした。
ベスト体重まであと1.5kgくらい落としたいんだけど、ここからが難しいところ。
とにかく基礎代謝を増やさないといけないので、毎日少しずつの筋トレや水泳で筋肉量を増やそうとしている。
夕食の糖質や炭水化物を減らしながら110歳の長寿記録保持者はどんな食生活を送っているのだろうとググってみると、100歳以上のお年寄り100人の食事調査結果があり、
「全食事の9割で豆腐や納豆、卵」
を食べている。
朝飯に限らず、昼、夜もこれらのタンパク質を必ず食べているのだ。
栃木県の102歳の元気なおばあちゃんは、
.
「納豆とお味噌汁、目玉焼きや卵焼きなどの卵料理は必ずいただきます。お味噌汁の具材は豆腐とキノコ類のことが多いですね。好きなメニューはシチューやお刺身。朝や晩なんかは、息子の嫁の倍以上、ご飯を食べますね」
.
ご飯は息子の嫁の倍以上食うって、お代わりするてことだよね。
何かを減らすんじゃなくて、タンパク質を必ず摂取するってことが大事なんだな。
★ Yukiko [それ、契約書に盛り込んでもいいかも。貴重な情報を横取りされる可能性もありますから、がっつりコンサル料+発生するインプ..]
★ Jun [>Yukiko ほんとにいまだにコンペやって提案させてアイディアだけもらっていいとこ取りで自分たちでやる、っていう日..]