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★ 昨日社内で日系家電メーカーのオンラインキャンペーンについて打ち合わせをした。
クライアントの日本人担当者は自社の家電製品を消費者にサンプルで貸し出し、体験した感想をSNSにアップしてもらうのはどうかとアイディアを伝えてきた。
タイとマレーシアで同様の施策を検討しているのだが、これをウチの社内で伝えたら、タイ人スタッフもマレーシア人スタッフも口を揃えて
「サンプル渡したら返却しないで逃げるに決まってるじゃん!」
と即答した。
日本人「個人情報もらっておけばいいじゃない」
タイ人&マレーシア人「そんなもの嘘書けるし、何の役にも立たないよ!」
日本人「じゃあ、IDカードのコピーもらえば?」
タイ人&マレーシア人「IDカード渡したってだからなに?」
日本人「泥棒だよ・・・・・・・」
タイ人&マレーシア人「カモーン!ここはタイだよ、マレーシアだよ」
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ということを咀嚼しておかないと、日本人の価値観だけではアジアでマーケティングはできないのだ。
マレーシアでは戦前からあるクラブ、ゴルフクラブやテニスクラブの常連さん。<br>こんなメンバーさんなら大丈夫。<br>決して逃げたりはしません。<br>ただし「常連さん」だけですからね。
>kaobal<br>きちんとした意識のある人はタイにもマレーシアにもたくさんいると思いますよ。問題は「サンプル持って逃げる」ことが「それはいけないよ」なのか「やあ、巧くやったね、頭いいね」なのか、ここは長い長い歴史のお話になりそうで(笑)。