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★ 昨日同じIT系ベンチャー会社の駐在員社長と夕食を食った。
彼とはもう6〜7年の付き合いで時々飯を食ったり飲んだりする。
その彼が会社を辞めるという。
辞めてどうするのかを尋ねたら、
「農業をやる」
と言う。
聴けば、農業の「の」の字も知らないのでこれから勉強しなければならないのだが、ITを取り入れた新しい農業の形態を作り出し、これを世界に広めたい、と野望は巨大だった。
歳は38歳。
オイラが会社を辞めて起業したのが39歳だからほぼ同じ。
やるなら今しかない。
「一旦日本に帰って、引退した農業の匠に弟子入りし、一から農業を学びます。それからアジアに進出。マレーシア、フィリピン、カンボジア・・・どこにしようか検討中です」
東南アジアの農業はまだまだ遅れているので、新しい「アグリテック」で効率よく美味しい食物が収穫できるのであればこれは歓迎されるだろう。
そしてアジアどころか地球規模のビジネスになるはずだ。
最初の数年は文字通り泥まみれになるだろうが、大きな可能性を持った領域なので頑張って欲しい。
きっとそのうちNHKのドキュメンタリー番組に出てくるだろう。