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2018年02月19日(Mon) 五輪報道

「W杯◯◯連勝中」っていうオリンピック前の強さの形容にはトラウマがある。

W杯で50勝もしながらオリンピックだけ勝てなかった高梨沙羅を見て、

「W杯ってなんだよ」

と思ったり、何十連勝と聞いて

「そんなに頻繁にやってるのかよ」

と思った人も多いはずだ。

確かにジャンプのW杯は1シーズンに20試合くらいあるらしく、サッカーのように4年に1度が「ワールドカップ」の定義だと思っていたオイラには驚きだった。

だから小平奈緒の「24連勝中」も言わんで欲しかった。

「オリンピック前の試合では勝ち続けています」

っていう情報でいったい誰が得をするのかわからない。

選手はプレッシャーばかりが膨らんだ挙句、勝っても

「そりゃそうだ」「順当に」

と評されるだけだし、応援している方も

「ホッとした」

という感情が感動を上回ってしまう。

報道各社はもっとネガティブにレポートして欲しい。

「小平奈緒? あー、なんか最近勝ってるみたいですけど、オリンピックじゃそう簡単に勝てないでしょう。まあメダルが取れたら御の字ですよね」

「女子のチームパシュート? 今季は3戦全勝? 世界記録更新中?ってそんなん草レースの話ですわ。オリンピックで勝てる思いまスゥ?」

と、ちょっと最後は関西弁入っちゃいますが、島田紳助あたりにボロクソ言われた後に観たいですわ。