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★ 少し開いちゃったね。
昨日、新規クライアントへのプレゼンがあってギリギリまで提案資料作りに没頭していた。
珍しく頑張っていたんだよ。
で、どんなプレゼン風景だったかというとこんな感じ。
とってもマレーシアでしょ。
反応はとても良かったけれど、ここから時間がかかるのがマレーシアなんだよね。
気長に、気長に。
焦らず、焦らず。
★ 仕事の後は思い切り体を動かすよ。
今日は、JalanJalanが強豪WINGSを相手に26対4の大勝!
初回表に打者3巡の18点という猛攻で試合の流れを掴んだ。
一方オイラのJ BrothersはJ SPOとの対戦。
オイラが初回に5点も取られて、追う展開になりながらも中盤で逆転し、16対11で勝利。
ライト前とレフト前に気持ちのいいヒットを2本打つことができて、試合後の祝勝会ではちょっとビールを飲みすぎた。
さて、昨日は久しぶりに「孤独のグルメ マレーシア版」の第三弾を撮りに行ったので帰ったら編集作業をしよう。
★ 今朝いつものCIMBに行って窓口で小切手処理を頼んだら、オイラのパスポート情報が古いので本店行って更新手続きをしないと処理ができないと言われる。
そうか、と思ってオフィスに戻ってきたが
考えてみるとオイラのパスパートを新しくしたのは2016年だ。
それ以来、この同じ窓口で、何度となく同じ小切手処理をしてもらっているのだがそれはいったいどうしてできたのか?
と、いう疑問が浮かんだが、
それをまた窓口でクレームしたところで
「知らんがな」
と言われるのがわかっているので、黙って本店に行くことにする。
この全てオンラインの時代に物理的に動かないとできない手続きがあることに銀行というビジネスの驕りを感じる。
1994年、今から約25年前にビルゲイツが
「将来、銀行はなくなる」
と唱えた。
その頃は誰も信じなかったが、今、仮想通貨やフィンテックの急激な発展によって
「銀行って必要?」
って議論が巻き起こっている。
プレジデント社のコラムでテクノロジーアナリストが、
「アマゾンはもとより、メルカリですら銀行の競合になる」
と分析している。
個人のパスポートを更新したくらいで、あっち行け、こっち行け、なんてやってるとヤバい、と自覚がない時点でもう銀行そのものがヤバいのに。
★ 「孤独のグルメごっこ」第3弾!
クランの肉骨茶を食ってきたぜ。
ときどき、シンガポール旅行者が
「シンガポールの肉骨茶が美味しかった」
なんて話を耳にするけど、シンガポールのは別モンだからね、アレは肉骨茶じゃないよ。
ほんとに美味しい、本物の肉骨茶はクランだよ!
★ まあ、平昌五輪閉幕前からこうなるだろうとはわかっていたけど、
やっぱりメダリストたちがバラエティのひな壇に座らされていじられている。
彼女たちにどれほどのギャラが支払われるのか知らないが、それがまた練習場を借りたり、道具を購入する費用として役に立つならよいんだろう。
だけど、競技環境を向上させるために認知を高めたり、競技人口を増やすための啓蒙活動なら、ずいぶん負担が大きいな。
一般的に活動を支援する企業でも、企業名の露出が少ない、広告効果の低い競技や選手には支援金を出さない。
「◯◯生命はオリンピックを応援します」
と広告を打っていたって露出の多い羽生結弦だったりするわけで。
中には純粋に応援する気持ちで資金援助をしているところもあるみたいだけど、力の弱い小さな会社や団体ばかり。
大企業ではそういう「情」は悪とされ、利益に貢献するかどうかだけが活動の物差しだからだ。
アスリートってほんとに大変だなー。
★ 昨日の夜KLからBKKに戻ってきてカミさんと近所の和食屋へ。
カウンターで久しぶりに刺身や天ぷらでビールを飲んでいると、卓上POPが目に入る。
「名前当てクイズ」
どれかひとつのPOPの中から5人当てるとビールが一杯もらえるんだと。
(POPの中にある1枚の写真の中から1人だけ)
別にビールをもう一杯飲みたかったわけじゃないんだけど、ついつい夢中になった。
店員のお兄さんも
「わかりますかぁ?」
と挑発的なニヤケ顔を向けてくる。
ま、負けてたまるもんか。
でも、とにかく世代が広すぎんだよ(笑)。
どれかのPOPから5人の名前を当てられる?
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オイラはこのPOPで見事にビールをゲットしたよ。
でもビールが来ちゃうと肴が足りなくて、また焼き鳥盛り合わせやポテトフライを頼んじゃったよ。
この商法上手いね。
★ 昨晩は日本からの出張者3人組とスクムビットのインドレストランで会食。
このメンバーとは二日前にKLの韓国レストランで会食をしたばかりだったが、
「国が違うと一昨日会ったばかりでも久しぶり感が出るねー」
などと言いながらガーリックナンにバターチキンを乗せて食べた。
食後に彼らのリクエストで、たぶんここ10年で2回目くらいのカラオケに行った。
IT富豪社長とその秘書というコンビは、接待でデュエットを披露することが多いらしく、
「今日は練習させて」
と歌いまくっていた。
一曲、一曲への魂の入れようが激しく、人は人前でここまで自己陶酔してもいいんだ、と勇気をもらった。
★ 「暇なの?実は」
と言われた【孤独のグルメ】Junのアジアングルメシリーズ、いえいえ、寝食の時間を削って作ってるんすよ。
ということで、第4弾、もやってみたよ!
もう、これは激ウマ。
中華料理は中国より美味いと中国人が認める味の最高峰、マレーシア。
是非、お試しを!
★ バンコクのソフトボール活動が壁にぶつかっている。
練習場所がない。
リーグに入れない。
KLのソフトボールリーグもバンコクのソフトボールリーグもそれぞれの日本人会に所属していることが前提なんだけど、厳しさが違う。
クアラルンプールの日本人たちは、
「まあ、それが一応前提なんだけど、日本人会の会費も払えない若い現地採用者たちもいるよね。同じ日本人が海外で頑張っているんだから、そういう楽しみまで奪うのはどうかね。いつか日本人会に入ってね、ということでいいんじゃないですか?」
という寛容さがある。
一方バンコクの日本人たちは、
「絶対だめ!会員のための活動なんだから当たり前でしょ。もし1人でも日本人会会員でない人がプレイしていることが発覚した場合は即資格没収です!」
という不寛容さ。
バンコクは日本人が多すぎて、もはや日本になっちゃったんだよな。
日本人は増えれば増えるほど不寛容になる。
「だめですよ、それは!」
という不寛容お化けが増えてくる。
会費を集めてボールやバットまで調達したのになー。
★ バンコクソフトボールが苦戦している一方で、KLソフトボールのJalanJalanは5勝1敗で優勝戦線にとどまっている。
まだ全勝中のREDSとの一戦が残っているし、総合優勝を決めるプレイオフもある。
右のページ画像は「熱闘KLソフトボールのJJスポーツ2月11日ミツイ戦号」。(画像クリックでもこのテキストリンクからでも読めます!)
今シーズンのJalanJalanの試合レポートは上のメニューの「Jスポ」をクリックすると楽しめるよ。
厳しい戦いが続くけど、応援よろしくー!
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それから「Junのアジアングルメ」第5弾もアップしたよ。
今回はジャランガシンのイポーチキン。
チキンも美味いけど、もやしも美味いよねー。
ここまで5回やってきて、いろいろ課題が見つかったよ。
もっと見やすくするにはどうするか。
もっと美味しそうに見てもらうにはどうするか。
少しずつ完成度を高めていこうと思うので、今後のシリーズもお楽しみに!
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★ ウチのスタッフのしーちゃんがちょっと体調不良だというので、ナミやユキがビタミン点滴ってのを勧めてた。
以前ユキも点滴を打ってシャキッと元気になった体験があるらしく、かなり有効らしい。
しかも病院ではなく、アジアンハーブなどで600~1,500バーツ。
マッサージやエステ感覚で打てるらしい。
ちょっと疲れたら気軽に点滴、って昔はそんな文化はなかったよなー。
ウチの娘もちょっと子育てに疲れると子供2人を我々の部屋に置いてコンドの向かいにあるマッサージに行く。
仕事や介護、子育てなどのストレスが常態化している日本でこのマッサージ文化が発祥したならわかるけど、どうしてストレスのない、うつ病もないこのマイペンライ王国タイで「癒し文化」が興隆したのだろうか。
さて、今週来週は、提案書作りが2件。
これはけっこう大変なんだけど、自分でアイディアを考えて
「これでどうだ!」
とぶつける提案書作りは楽しくてオイラにはあまりストレスにならない。
こういうのがみんなAIでできるようになっちゃったらストレスだなー。
★ 海外療養費支給制度ってのがあって、海外で受けた医療費を全額ではないけれど日本の自治体で返してくれる。
一般医療費は民間の保険で賄えるけれど、歯科は適用外なのでこの国の制度が役に立つ。
先週スクムビットの歯科医で治療をして
「申請用の治療説明書と領収書金額などきちんと合うように書いてね」
って頼んだら、
「帰国前にインターネットで申請書類を送って不備があるかどうか役所に確認したほうがいいですよ。こちらの日本人、皆さんそうしてますから」
と言われ、オイラの自治体杉並区でもそんなことできたっけかなー、と半信半疑だった。
でも、窓口に行ってから書類の記載内容に不備があってもどうにもならないから、それも当然のサービスだよなー、と思いながら杉並区のウェブサイトをチェック。
しかし、申請書類のダウンロードはできるけど、
「申請は帰国後窓口で」
としか書いていない。
念のため、国際電話で杉並区役所に訊いてみたけど、やっぱり窓口以外での対応はしていないとのことだ。
周りの日本人たちからも
「今どきはネットでできますよー」
と言われていたのに、ずいぶん遅れているじゃないかよ、杉並区。
そこで、もう30年近くも海外にいるくせに、急に江戸っ子訛りで
「こちとらは、親子代々、杉並区民なんでぃ。それがなんでぇ、情けねぇじゃねぇかい! モチっと頑張ってくれヨォ」
と電話口の職員に言ってやる。
「はい、そうですよね、頑張るように所内でも話しておきます」
ほんとかよ、と思ったけど。
「おぅ、頼んだゼィ!」
と言って電話を切った。
★ 今朝朝ドラが終わってあさイチに画面が切り替わり、
「3月15日」
と表示されたところで、
「ん?」
と思った。どこかで見覚えがある日付。
「あ、そうだ!結婚記念日だ!」
そしてそのままカミさんと早朝ウォーキングに出たところで
「結婚記念日おめでとう」
と言うとカミさんは
「あ!」
と声を出して
「すっかり忘れてた!」
と焦っていたので、
「ダメじゃん、オレは覚えていたのに」
と追い討ちをかける。
歩きながらしばらく考え込んでいたカミさんが
「3月15日って日付がなんかピンと来ないんだよ!」
と文句を言った。
30年以上も経って今さら結婚のタイミングに文句を言われても困るだろ。
★ しーちゃんの体調不良の原因の一つに睡眠不足があった。
朝起きてしばらくふらふらして、出勤するのもおぼつかない状態になる。
「夜中に起きちゃうの?」
と尋ねると、
「そうなんです。なんか夜中までおじさんの声のようなものが聞こえるんです」
それは、何かの音なのか。それとも人の声なのか。
「私のアパートには私以外一人も日本人が住んでいないのですが、この間その声が『もしもし、もしもし』って言ってたんです」
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怖いじゃないか。。。
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「あんまり怖いので近くのホテルに泊まったくらいです」
寝不足がそんなことのためなら、我慢していることはないのだからすぐに不動産屋に言って原因を究明してもらうなり、引っ越すなりしなさい、と話し、行動を起こすことにした。
一つずつ障害を乗り越えて頑張るんだ!
★ 今日はバンコクソフトボール部の会合。
練習場も見つからないし、日本人会のソフトボールリーグにも入れない。
日本人会以外のリーグは去年まであったが、現在は幹事に連絡が取れない。
さあ、どうする?
1回もボールを投げないまま、バットを振らないまま、チームは解散するか?
その時、メンバーの一人から、別のリーグで試合をやっていた知り合いがいるので彼に連絡が取れれば何か糸口がつかめるかも知れない、と希望の言葉が投げかけられた。
全員、せっかく集まったんだから、もう少し粘ってみよう、という意見だったので、その光明に望みを託してみることになった。
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帰り道でお坊さんが高僧の金色像と一緒にトラックの荷台に乗っていた。
また光明だ。
これはきっといい兆候だと思った。
★ 「これまで蓄積していた知見や分析が届かないところにあって傍観せざるを得ない状況です」
これはNHKの日曜討論で
「今、アメリカの北朝鮮専門家は北朝鮮をどう分析しているんでしょう?」
というMCからの質問に対する評論家の答えなんだけど、
「全然わからないのでぽかーんとしてます」
って言えよ。
と、日曜日の朝から文句たれたところで、明日から来週一杯KLです。
あ〜、空港行きたくね〜
どこでもドアほし〜
★ 先週からとがり、tomoが日本からKL旅行中で、久しぶりにJalanJalanの三女王が揃ったので、一緒に晩飯を食い、食後にマスジットジャメ界隈を散策した。
マレーシアで最も古く、また「クアラルンプール」という言葉の発祥地としても有名なマレーシア観光の一丁目一番地である。
オイラが赴任した頃はただ古いだけで周りはゴチャゴチャとして汚く、あまり観光資源として力が入っているとは言い難い一帯だった。
それが久しぶりに来てみると、工事中だったモスク周辺はすっかり美しく生まれ変わっていた。
マスジットジャメから独立記念広場に向かう道は石畳やウッドデッキとガラス張りの橋が架かって優雅に歩ける。
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クアラルンプールの名前の由来となったクラン川とゴンバック川の合流地点は、ライトアップされ、噴水も設置された。川越しにKLタワーやツインタワーも見える。
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マスジットジャメを正面から見渡せる橋の上から、川の合流地点とそこで15分おきに繰り広げられる噴水ショーが楽しめる。こんなことをマレーシアがやるようになったのか、とマレーシアと付き合いの長い三女王たちも感慨深げだった。
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その噴水ショーを盛り上げるために川岸からミストが噴出し始める。
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川をミストが覆い始め、そのミストが蒼く映し出されて幻想的な世界を創り出す。
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だけど、止めどきがわからず、噴出量をコントロールできないまま辺りはミストで覆われ、肝心の噴水が全く見えなくなった。頑張ったけど、やっぱりマレーシアだった。
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三女王はどんな気持ちだろうと振り返ってみると、驚きのあまりシェ〜をしていた。周りにいたマレー人たちも真似をして記念写真を撮っていたので、これからマレーシアではブームになるかも知れない。
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噴水ショーが見られないまま帰るわけにもいかないので、次のショータイムまで待ってすぐ横から見てきた。マレー音楽や、スターウォーズのテーマなど様々な曲に合わせて踊る噴水だったが、少しずつリズムがずれていてちょっと気持ち悪かった。
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マスジットジャメ界隈がこんなことになっているとは知らなかったが、翌日ウチのマレーシア人スタッフたちに訊いてみたけれど、誰も知らなかった。
もったいない。
こういうところがいかにもやっぱりマレーシアなんだなと思った。
★ 昨日一緒に晩飯を食った日本人駐在員(39才)が、毎日帰宅後にコンドのプールで泳いでいると言った。
「とにかく体を動かすことで最高のストレス解消になります、気持ちいいですよー。だけど頭が冴えすぎてしまって、その後夜中まで仕事してしまって寝不足になっちゃうのが注意点で・・」
めちゃくちゃかっこえーやないかい。
男やないかい。
ということで、オイラも帰宅後にコンドのプールが何時まで泳げるのかプールサイドまで確認に行ってみる。
7:00am 〜 10pm
となっているではないか。
現在まだ8:30pm。
すぐに部屋に戻って着替えると夜のプールに飛び込んだ。
ウチのコンドのプールは大きくて、約25mと約50mがL字になっている。
50m縦を泳いだら25m横、25m横を泳いだら50m縦。
プールの中の光を頼りに泳いでいると確かに最高に気持ちがいい。
プールから上がって、頭が冴えて仕事したくなるかな?と思ったけどジジイの頭は全然冴えず、すぐに眠くなった。
今朝起きて、朝の水泳はどうだろう?と思い浮かび、プールに飛び込んでみる。
入水の時に少し冷たかったけど、すぐに体が温まってきた。
朝日の中で泳ぐのも最高に気持ちよかった。
これは体脂肪、内臓脂肪撃退に少しは効果があるかも知れないぞ。
★ まとめサイトやランキングサイトっていうのは日本独自のものらしい。
例えば「秘境」というワードでググるだけで、
「日本の秘境20選!私たちは本当の日本を知らない」
「日本の秘境!日本の絶景が見れるおすすめの秘境14ケ所リスト」
「日本の秘境100選」
「意外と身近にある!?日本全国の秘境スポット20選」
と、バババババ!と出てくる。
「ランキング」と加えれば、すぐにランキングがバババババ!と列挙される。
こういうサイトがなぜ一杯あるのか。
誰がご親切に日本中の秘境を調べてわざわざ20選してくれているのか。
そんなに暇なのか。
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実はこれらのサイトにはバナー広告が設置されていて、アフィリエイトという仕組みでそのバナーがクリックされた数だけ広告主からこの「ご親切にわざわざ20選してくれた人」にお金が支払われることになっている。
儲かるからだ。
裏を返せば、商売になるほど多くの人に見られているということになり、それは、
日本人は何にでも順位をつけるのが大好きな国民で、モノゴトのランキングを見ることをこよなく愛する国民だということになる。
「好きな芸能人ランキング」
くらいならまだわかるけど、そんなものでは終わらない。
「不倫をしたい芸能人ランキング」
「抱かれたい芸能人ランキング」
「消えて欲しい芸能人ランキング」
「2018年消えそうな芸能人ランキング」
「嫌われている芸能人ランキング」
「うざい芸能人ランキング」
と、もう最後の方はただの悪口でしょ。
我々には当たり前のランキングだが、こんなにランキングが好きな国民は世界広しと言えども日本だけなのである。
もう一度「世界に一つだけの花」を歌ってみようかね。
★ 今朝はフライトの時間があるので朝水泳をせずにKLのアパートの部屋を後にして空港に向かった。
グラブで車を呼んだら、到着まで8分と表示された。
まあ、時間はあるしいいか、と待っていたが、その8分がなかなか減らない。
スマホのディスプレイ上ではその車が遠いところであっち行ったりこっち行ったり動いているが、全然こちらに近づいてこない。
しばらく待ったら8分が9分に増えた。
ハァ〜とため息をついて近所のファミマに入りブラブラした。
5分ほど経ってアプリを見ると、まだ8分と出てる。
道を間違えて戻ろうとして、また間違えてウロウロしているのがわかる。
目の前を別のタクシーが通りかかったので、手を挙げて乗車した。
アプリ上で電話したが出ないのでメッセージを入れた。
「キャンセルしてください。すぐにここに到着できるとは思えないので」
バンコクやKLでは配車アプリを使うようになったが、問題なのはドライバーが道を知らないという困った事実だ。
日本のタクシー運転手だと、目的地を伝えると
「どのルートで行きますか?」
とお客に道順の選択肢さえ提示する。
これも自動運転車になったら世界の差がなくなるんだろうけどな。
★ 標準よりはまだだいぶ小さいけれど、何とか来月1才になる玄貴が一昨日から高熱を出して辛そうだ。
昨日は日曜日だったが娘が病院に連れて行った。
血液検査をする一方で、
「体温が40度近いので今、水風呂に入れてる」
と報告があった。
(写真は悲しそうな顔で水風呂に入れられる玄貴)
高熱を出しているときに水風呂に入るなんて治療法があるのか。
ちょっと心配になってググってみるとフランスの小児科では急な発熱の対処療法として採用されているらしい。
大丈夫か、フランス。
生まれて早々試練の多き人生だがきっとその分将来が明るいに違いない。
★ 3週間に亘って制作してきたコンペの提案書が完成し、提出締め切りの昨日、担当のしーちゃんがクライアント窓口へ無事提出し、受理された。
ナミが統括管理者となってユキ、しーちゃん他タイ人スタッフとまとめ上げた大作はA4で134ページ。
それ自体が大変高価な「成果物」であるのに、コンペとなると
「企画書の作成、応募等にかかる経費は、応募者の負担とします。」
の一文で全てタダになる。
コンペに勝っても負けてもこのコストは支払われることがない。
常々、これは理不尽だと思ってきた。
我々のようにアイディアやデザインや企画という無形品を商品にしている会社は、その商品をコンペの名の下に全てタダで差し出さねばならない。
じゃあ、コンペに出なければいい。
そう、その通り。
今回は諸事情から参加したが、最近はできるだけコンペには出ないようにしている。
なのに最近はクライアント側がコンペであることを隠して提案を求め、実際にはこっそりいろいろなベンダーから企画を集めていいとこ取りするケースも増えている。
こういうのはコンペをするよりもっと姑息だ。
コンプライアンス、コンプライアンスと声高に叫びながら、会食が割り勘になったくらいで根っこのところはちっとも変わっていないのである。
★ 今日はうちの新卒スタッフBuaちゃんと彼女が責任者をやっているプロジェクトの進捗打ち合わせをした。
「手作り雑貨のオンラインショップ」
材料の仕入れ先から交渉して、今の若者層にウケる手作り雑貨をテーマにしたECプロジェクトだ。
とりあえず、手作りスマホケースから始めるらしくいろいろサンプルを作っている。
還暦目前のタコ社長にはよくわからないけれど、若い彼女がかわい〜!と思うんだったらかわい〜んだろう。
よくわからないけれど。
★ 月曜日に最終提出を終えたコンペ、昨日クライアントから電話連絡があって
勝った!
それに先立って、2月に提出していた別プロジェクトのコンペも月曜日に発表があって
勝った!
なんて週だ!
2018年はここまでコンペ勝率10割、全勝。
コンペなんか参加したくないけど、勝つとうれしい。
そして昨晩はバンコクソフトボール経験者への事情聴取飲み会。
彼によると独立系リーグ(日本人会に所属していないリーグ)の
「わいがやリーグ」
には7チームが参加していて、現在も活動中。
3月と11月に本大会があって、それ以外の月は週2回程度の練習試合が行われているとの話。
早速リーグ8チーム目としての加入を段取りすることになり、暗礁に乗り上げ、チーム解体かと覚悟していたチーム「おぼんこぼん(仮)」が息を吹き返した。
これで練習や試合ができる!
めちゃ気分良くハイテンションで帰宅してすぐに寝た。
今朝は深夜3時半起きで空港へ。
明日午前中の打ち合わせのため、1泊でナミとKL出張。
眠くて体はだるいけど、気分は高揚しているのでこのまま週末までダッシュだ。
★ 1日KLで打ち合わせをして昨晩バンコクに戻ってきた。
こういう移動は疲れるけど、到着が金曜日だとホッとする。
このまま休めるんだ〜って。
それで今日は朝からグダ〜っと横になってウォーキング・デッドを観たり、近所を散歩がてら道端のカフェでビールを飲んだり、なんの価値も生み出さない時間を過ごしている。
海外に長くいると、一緒につるんで遊べる友達も減っちゃうしね。
30代、40代は駐在員も現地採用もたくさんいるんだけど、50代ともなると帰任しちゃったり、定年退職したりで消えていく。
タイやマレーシアに昔から住んでいた先輩たちが、
「うん、まあそろそろ日本帰ろかなーと思って」
と明確な理由もなく帰っていくのを見聞きしてどんな心境の変化なのかと思っていたけど、そんな寂しさもあったのかも知れない。
オイラも来週後半からちょっと一時帰国。
しっかり充電して英気を養って、ちゃんとバンコクに戻ってくる!
★ もとママ [ 銀行どころか、紙幣や硬貨すらも衰退していくと思いますよ。物事の始まりは物々交換であったわけですし。]
★ Jun [>もとママ 中国、深圳では物乞いが紙コップの代わりにバーコードを置いてあるらしいね。]