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★ 昨日は某シンガポール政府系団体のタイ市場でのマーケティング活動に関するコンペがあってこの案件の窓口であるパートナー会社とともに先方のバンコク事務所にプレゼンテーションに出向いた。
会議室でクライアント側に陣取っている8名の内7名はシンガポール政府から出張でやってきたシンガポール人。
こちら側の4人はオイラを除いてタイ人。
プレゼンの主体はパートナー会社なのでオイラは会議テーブルにもつかずに壁際の椅子に座る。
プレゼンは当然ながらタイ人プレゼンターがクライアントであるシンガポール人に今後どういう施策を打って行くとタイ人の心を掴めるのかというプランを説明する形になる。
プレゼンの最中から交わされるシンガポール人とタイ人の質疑応答を見ながらオイラは次第に
「日本人であるオイラの存在の意味?」
という疑問に頭の中を支配され始める。
プレゼンは終わり、質疑応答が始まり終盤を迎える。
「何か爪痕を残さなければ」
とひな壇の最上段に座った芸人の心境になり、
「I'm Japanese! I would like to say something from Japanese point of view!」
と手を挙げた。
いきなり番組の流れを壊すポンコツ芸人(笑)。
そこからしばし好き勝手なことをほざいたが、シンガポールの役人たちは静かに頷きながら聞いてくれた。
このコンペ、取れたらオイラのお陰だと思う。
もしくは、負けたらオイラのせいだ。
(写真はひな壇芸人の場所から見えるクライアント側の景色)