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★ 昨日から某日系ITベンチャーの社長がオイラの会社との業務提携の話で来タイしている。
昨夕ホテルに迎えに行き、ソイ11のリモンツェロでピザやパスタを食べながら日本やアジアのITトレンドについていろいろと話した。
同じアプリやSNSをとっても日本人の使い方とタイ人の使い方は同じではない。
日本では当たり前のLINEも、タイではウケたがマレーシアではうまくいかない。
それぞれの国民性や地域性を考慮しながら柔軟に進めていくのが成功の秘訣だ。
彼の会社はもう200人くらい社員を抱え、日本では成功ベンチャーのひとつに数えられる。
社長の物腰は柔らかく思考は柔軟だが、ものすごく熱い。
これから丸2日間、彼と膝を詰めて話し合う。
すごく楽しみ。
★ 今朝9:00からマレーシアの某日系クライアントへプレゼンせよ、と急遽招集されたので昨晩は日本から来ていた出張者たちをナミに任せてオイラは最終便でBKKからKLへ。
タマンデサに到着したのが深夜1時半頃。
充分に睡眠や準備のできないままクライアントの社長と対峙するのはツラかった。
それでもなんとかアドレナリンを最大放出して乗り切った。
日本のITベンチャーとの業務提携話はうまく進み、大筋合意。
これから詳細条件などを年内で詰めていく感じ。
さて、今日はおふくろの誕生日。何歳だ(笑)?
さすがにいろいろ具合の悪いところが出てくるけど、まだまだ長生きしてください。おめでとう。
★ 営業のベロニカとプランナーのジョンの3人でランチにペナンカリーミーを食べに行ったのだが、食事が終わっても2人は時間を忘れて某クライアントからのリクエストへの解決方法について激論を交わしていた。
タコ社長は感心して写真なんか撮っちゃったもんね。
やっぱりマレーシアンチャイニーズはすげーよ。
こんな光景15年タイで見たことないもん。
さて今日は午前中にクライアント打合せが1件だけだったので、午後はオフィスで会社の中期事業戦略を作っていた。
kaobalさんは昔
「社長は暇でなきゃあかん」
って言ってたし、ナミは
「社長が自分で案件やってちゃダメですよ」
と言うんだけど、わかっちゃいるけどやめられない、あそれ。
しかしそれでもネットのお陰でリサーチが効率的にできるし、LINEやFBで複数の相手と同時にコミュニケーションが取れて生産性は上がっているはずなんだけど、時間の隙間はちっとも膨らまない。
だからこの辺できちんと戦略分析を行なっておかなければならない。
いろいろな会社からいろいろな期待を寄せられている今、オイラの会社の立ち位置や将来に向けた方向性をもう一度確認する。
★ 昨晩はかみさんとFatty Crabにチリクラブを食いに行った。
この店はいつも混むので少し早めに夕方5時半頃に着いたのにすでに満杯、店の前には順番を待つ人々が。
我々も店の誘導のおばちゃんに2名であることを告げて待っていると、お客のほとんどが大人数ということもあり、2人用テーブルにあまり待たずに案内してもらうことができた。
久しぶりに食べるとこの甘辛いチリグレイビィが蟹肉に絡んで美味しかった。
店内は常に満杯で外には入店待ちの人々。
オイラがマレーシアに来た25年前にはこのお店はすでにこういう状態だったからその集客力は尋常でない。
客単価、蟹に特化した仕入れ効率、充分な席数などを考えると、この30年でFatty Crabは大変な商売をしてきたんだろうと推測がつく。
30年間毎日行列が絶えないお店って他にどこがあるだろう?とかみさんと思い巡らせた。
南千住の鰻屋「おばな」?
ここはオイラが新入社員の時に元会社の社長とTBSの取締役営業局長との会食の席取りをさせられたことがあったが(予約を取らないので)、先日かみさんが息子と食べに行ったら相変わらずの行列だったと言う。
あとはバンコクのスダレストラン?
いや、あそこはそこまでの名店じゃないな。
★ 今朝出勤して駐車場のある4階から12階のオフィスに向かおうとエレベーターに乗った。
スマホいじくりながらだったけど、一向に着かないので階数表示板を見てみると消えていた。
あれ?っと思って12階のボタンや開扉ボタンを押してみるが何の反応もない。
なにこれ、閉じ込められてるやん。ウケる。
しばらくバタバタしていたが何も起こらないので緊急通話ボタンを押す。
「へロー?」
眠たげなインド人なまりの英語。
うわ、最悪だ。
世の中に眠たげなインド人ほど緊急問題解決に適していない存在はない。
「ちょっと閉じ込められちゃってるんだけど」
「アー?アクセスカード持ってるか?」
うちのビルのエレベーターはアクセスカードをピッ!とかざさないと目的階ボタンが押せないタイプ。
「持ってるよ」
「そのアクセスカードでボタン押すんだよ。ハハハ」
「わかってるよー!それで動かないの!」
「オーケー」
なんだろう、このオーケーは?事態を理解したのだろうか?
とにかく救助なり何かしらの対策を待とう。
それからしばらく経っても状況は全く変わらない。
エレベーターの外もシーンとしている。
「おい!どうなってるんだ?」
と緊急通話でもう一度呼び出す。
「へロー?」
「いや、閉じ込められたままなんだけどー!」
「アクセスカード持ってるか?」
やばい、これは本格的に眠たげで頭の悪いインド人に当たってしまった。
「だからアクセスカードを使っても動かないし、ドアも開かないの!」
「ちょっと待って」
もう10分以上もこんなことをしている。
オイラの命をこの眠たげで頭の悪いインド人が握っているのかと思うと呼吸が苦しくなってきた気がする。
しばらくするとドアの外で
「へロー!」
と声がした。ようやく来たか眠たげ。
「ハロー!早くドアを開けてよ!」
「・・・・・・」
え、返事がない。
「おい、どうなってるの?」
「・・・・・・」
これ、確実に外に誰もいない。どうなってんだ。
それからさらに10分、何も起こらない。
緊急通話で呼んでも返事がない。非常ベルを鳴らしても何も起こらない。
これはいったいどういうことだ。
オイラはダメもとでエレベーターのドアを両手でこじ開けようと力を入れた。
重いドアがほんの少し開いた。
隙間から階数表示を見ると4階。
オイラはまだエレベーターに乗った階から動いてなかったんだ。
さらに力を込めてドアを開ける。歯を食いしばって。
ああ、やっぱりオイラは生まれながらのブルースウィリスだったんだな。
少しずつ開いていくドアの隙間からホールを見ながらそんなことを思った。
人1人がすり抜けられる幅を何とか確保するとドアを両腕で押さえながら外に脱出した。
やったな、ブルース。
オイラはトムクルーズの軽やかさで1階まで階段で降り、エントランス横のセキュリティ室に座っていた眠たげなインド人に声をかけた。
「今、オレ、エレベーターの中に閉じ込められてたんだけど、お前ここで何してんの?」
ヤツは、うわっ、やべっ的に顔を引きつらせながら椅子から立ち上がり
「いやー、ボスー、出られて良かったっすねー」
「いや、なんでエレベーターの外まで来て助けないの?んで、オレお前のボスじゃないし」
「ボース!オレはこれはマズいなと思って、でもオレでは何もできないなと思ってエレベーター会社に連絡しようとしてたんですよー」
「えー、そんなレベルかよー!」
「エレベーター会社の電話番号ここにあるんすよー」
「知らねーよ!おま、ちゃんとエレベーターメンテの会社すぐ呼んで全機ちゃんとチェックさせろよー」
「わかってますって、ボスー」
オイラはジョージクルーニーの眼光でヤツを睨みつけながら再びエレベーターに乗って12階へ上がった。
★ 今日の「まれ」でフランスにはスポンジと生クリームを組み合わせたケーキはないと聞いて驚いた。
オイラはあのふわふわのスポンジに生クリームがたっぷり乗っているショートケーキがケーキの王様だと思っている。
だからこの1点だけでフランスはすごい国と信じ込んでいた。
だがウィキペディアで紐解いてみると、なんとこの「スポンジ+生クリーム」ケーキを発明したのは日本ではないか。
やっぱ日本人すごいわ〜。
フランス人詰め甘いわ〜。
もうこれだけで日本はケーキでフランスに学ぶことないわ〜。
「ショートケーキ」自体はアメリカの方が先だが、アメリカはスポンジじゃなくてクッキーを使っていた。
いかにも大ざっぱなアメリカだわ〜。
アメリカには食べ物関係で学ぶことは何もないわ〜。
★ 今週始めにプランナーのジョンがなかなか出社しないのでベロニカが彼のケータイに電話を入れてみると、事件に遭っていた。
ガソリンスタンドで給油中、車の中に置いてあったバッグを盗まれてしまったのだ。
今KLの治安は非常に悪い。
セルフでガソリンを入れている最中もドアにはロックをかけておかないと、近くで狙っている泥棒がサッとドアを開けて荷物を盗みバイクで逃走、そんなことが頻発しているのだ。
ジョンのバッグの中にはラップトップPCが入っていたが、幸い財布やスマホは身に付けていて助かった。
災難に遭ったジョンだが、GPS発信器をPCに入れていた。
ポリスがこの発信源を辿って泥棒のアジトを突き止め、その一味数人を一網打尽にしたと昨日ジョンに連絡があった。
これは大変なお手柄ではないか。
マレーシアボレ!である。
これを聞いたベロニカがこのGPS発信器に大変興味を持ち、
「ねぇ、ジョン、これ入れとくとどこにあるかわかっちゃうんでしょ?」
「そうだよ」
しばらく考えていたベロニカが、
「これを入れたPCを彼氏にプレゼントしたらいつでもどこにいるかわかっちゃうんだよね!」
オイラとジョンは声を揃えて
「こえーーよ!」
★ 今日は午前中から泳ごうと思ってオフィスに行ったけどヘイズがすごくて断念したよ。誰も泳いでなかったしね。
左は平常時にオフィスの窓から見たKL。右は今日のKL。ちょっとひどいよね。窓は閉め切っているはずなのにそれでも目ショボになるんだよ。
お昼前に帰宅し、mikoさんお勧めのカジャンのクレイポットうどん屋さんに連れて行ってもらう。
生姜の利いたコクのあるスープにたっぷり入った太麺。
これはもう麺というより面だよ。
コシがあってこれは美味しかったなー。
それから唐辛子がピリリと利いたクレイポットポーク。
これをご飯に乗せて食べると何杯でも行けちゃいそう。めちゃウマ!
ということで今回はこれをKLの〆にして、これからバンコクに戻ります!
★ KLから戻り早速昨日からまた筋トレを再開。
一昨日KLのオフィスビルにあるアスレチック施設でかみさんが懸垂をやったら1回もできなかった。
50歳を過ぎて思ってる以上に筋力が落ちていることにショックを受けた模様。
さらにオイラが追い討ちをかけ
「オレは2回できたからいざと言う時に柵を乗り越えて生き延びられるがお前は死ぬ」
と宣告したので、危機感を募らせたのだ。
オイラはオイラで松本人志なみの肉体を維持したいわけではないが、もうちょっと何とかならんのかという周囲の声に少しはお応えしないとあかんだろうと思っている。
歳をとるに連れて健康な肉体を維持するのがどんどん難しくなっていくな。
★ 昨日「ジャッジ 裁かれる判事」という映画を観た。
久々に深みがあって感動的な素晴らしい映画だった。
映画の途中に「これ、面白い」と声を出してしまったよ。
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さて、マレーシアのオフィスで手がけているプロジェクト用のエンジニアがなかなか採用できずに焦っていたが、昨日とうとうタイで1人採用に成功した。
やはりエンジニアというとあまり外交的ではなく、静かにデスクでキーボード叩いているのが好きなイメージがあるが、それはタイ人でも同様で無口なヤツが多い。
ウチのスタッフでもエンジニアたちはおとなしく、
「マレーシア出張行ける人!」
と聞いてもシーンとしてオイラと目を合わさない。
みな、知らない国や初めての人と仕事をすることに怖じ気づいてしまうのだ。
今回採用したエンジニアには面接時にマレーシア出張に行けるかどうか訊いた。
「最長2ヶ月までなら」
という回答だったのでちょっと安心。
あとは来週初日にちゃんと出社するかどうかである。
タイではこのハードルが大変高い。
★ 昨日は池袋で大学時代のサークル同期会が開かれた。
開催と同時にLINEグループが開設されて、オイラもその場で招待され、お互いの懐かしい写真や今の写真をアップしてくれた。
「山森、久しぶりー」
「おー、元気かー」
「オレはまだ結婚歴無し。寂しー」
なんて何十年かぶりのやり取りがあったりしてなんだかその場で一緒に飲んでいるようだ。
それからLINE上でみんなで山森のいるバンコクに行こうぜ!って話になっていろんな計画をLINE上でやりとりしている。
彼らはみんな同じ場所の同じテーブルにいるのに全員がスマホを持って会話しているのかと思うととんでもなく異様な光景だな、とおかしくなった。
飲み会が終わってもそれぞれ帰りに電車の中から会話続くし、帰宅後も
「今日は楽しかったなー」
「次はクリスマス会ねー」
なんて続くし(笑)。
オイラが
「もう35年も前のことなのかー。いつでも戻ってバカやれる気がするけど」
と打つと、グループの1人から今日最後の返信が入った。
「死ぬまでバカやれますよ」
★ 昨日は柳家三之助師匠の落語会「三之助をみたかい?」に行ってきた。
三之助師匠が半年に一度バンコクで行なう公演会だ。
前回落語会の夜に三之助師匠を囲んでタイ料理を食べ、そこでオイラと三之助師匠で
「クアラルンプールでも落語会やろうか?」
って話になり、それを相談したKL在住のはらまきがいろいろと動いてくれて、とうとう本当にKLで開催することになった。
日程は、2016年1月22日(金)。
三之助さんの芸は本当に素晴らしい。
日本の伝統話芸を楽しみたい人は是非今から予定を空けておいてね。
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★ JACTIM(在マレーシア日本人商工会議所)からいよいよ「忘年会のご案内」が届きました。
もう今年はそろそろ上がりにして忘年会、年末年始に向けて突っ走ろうではありませんかというお誘いに聞こえる。
無理無理。
我々零細ベンチャー会社はまだまだ一仕事も二仕事もいやいや十仕事はこなさないと年が越せないのじゃ。
ところで先週、日本の精神科専門の大病院の経営者である知人とランチを食べながら話をした。
ここしばらく日本では若い会社員を中心に主婦、高齢者と鬱病などで悩む人が多い。
それこそ精神科の病院は忙しくて大変だろうと思ったのだが、どうもそういうことではないらしい。
外来診療の患者さんは確かに多いのだが、入院となるとそうでもない。
彼によると、病院経営と言うのはホテルと同じでどれだけベッドが埋まっているかが全てらしい。
入院費が嵩むことを避け、通院や自宅療養で治そうとする患者が圧倒的に多く、完治に時間がかかってしまっているのではないかと話していた。
安保法案絡みでFBなどネット上に投稿される反対派や賛成派のコメントもどんどん先鋭化してきて、本当に正常な精神状態で書いているのだろうかと疑いたくなる罵詈雑言も多い。
五輪エンブレム問題しかり、何か攻撃対象を見つけると徹底的に攻撃し、歯止めが利かなくなる今の日本はどこかでちゃんとガス抜きしないととんでもないことになりそうで不安だ。
★ マレーシアのプロジェクト用にタイで採用したタイ人エンジニア、今日の初日、無事に出社した。
もうタイだとこれだけで万歳したい。
日本はシルバーウィークってことで、FBのタイムラインは旅行先の写真がたくさん並んでいる。
そうそう、みんな少し息抜きした方がいいよ。
昨日オイラはシンガポールからの出張者やユキの日本からの友人と会った。
ユキがシンガポールで働いていた時の友人でシンガポールの後2年ほどインドで働き、現在日本で3社目という87年生まれ。
ウチの娘と同い年だ。
シンガポール、インドと1人で思い切った動きをした反動か、今は日本で
「地道が一番」
と、価値観は真逆に振り切り、楽しいことは極力避ける禁欲主義に走っているそうだ。
「明日死ぬかもしれないしね、やりたいことや楽しいことはすぐやった方がいいよ」
とタイに染まったジジイのアドバイスをした。
★ 今日は某日系クライアントと午後の打合せ。
担当の日本人の方はもう長くタイで働いているんだけど、やはりタイ人スタッフと働く難しさが時々話題に上がる。
例えばこの方の場合こんなことがあった。
自分の部下のタイ人に仕事の指示を説明していたのだけど、なかなか飲み込めなかったのでその仕事の経験のある他のタイ人スタッフを呼び、一緒に作業するように指示をした。
このとき以来、自分の部下のタイ人スタッフはこの日本人上司と一切口を聞かなくなってしまったと言う。
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同僚のタイ人と比較され恥をかいた。
その同僚にはライバル意識を持っていたのでプライドが傷ついた。
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といったことが理由だったことがずいぶん経ってから人伝にわかり、謝罪をしたらしい。
「仕事オンの自分とオフの自分を切り分けられない」
こういう人、大変多いんです。
★ 先日日本からバンコクに遊びにきた68歳の大先輩がプロンポンのエムクォーティエにある北海丼というお店でランチを食べた。
やはりお年の方だから、バンコク一人歩きでも和食屋さんが安心なんだね。
ところが安心を求めて入った和食屋で注文した海鮮丼の味がお気に召さなかったようで
「食えたもんじゃなかった」
と吐き捨てる。
何よりも許せなかったのが、みそ汁がぬるかったこと。
「オレはみそ汁が好きだから、あのぬるいみそ汁は許しがたい」
と、その場で店員を呼びつけたらしい。
ところがこの大先輩、「みそ汁は熱くないとダメなんだ」という英語が出て来なくて、何の用かとその場で立ったまま待っている店員に日本語で
「もうこんなみそ汁はね、バイバイ」
と手を振った。
それを見た店員は一瞬戸惑いながら、ニコッと笑ってバイバイと手を振り返した。
というなんだかムズムズするようなお話。
★ 昨晩は日本のビジネスパートナーの若きエンジニアが婚約者を連れてタイ旅行にやってきたのでユキとナミと5人で晩飯。
結納ってどういうものか、どんな結婚式にしようか、新婚旅行はどこがいい、とオイラ以外は未婚の4人、そんな話に花が咲いてどんどん飲んだ。
昔に比べると旅行先の選択肢も増えたからね。
モロッコ、アフリカで動物と、サハラ砂漠、アンダルシア、タヒチ、とみんなでいろいろ空想の世界旅行をした結果、
「やっぱりハワイじゃねー?」
って落ち着く。
今から70年も昔に「憧れのハワイ航路」なんて歌が大ヒットしたが、世紀を越えていまだに人気の地であるハワイってすごいな。
★ 今日は自転車部の部活だった。
朝7時に集合しておなじみのクレット島まで往復70km走ってきた。
目的のひとつにクレット島の地ビールを飲むってのがあったんだけど、早く着き過ぎてしまって12時開店まで3時間半も余っちゃったので少し島内を走ってから帰路につくことにした。
今日はどピーカンで走っていると陽射しの強さに体力がどんどん奪われていくのがわかった。
それでも早めに戻ったのでウォーミングダウンを兼ねてプールで泳ぐ。
火照った体に冷たい水が気持ちいい。
腕や脚の筋肉がほぐれていく感じだ。
心地よい疲労を、オイラの取って置きのハンモックに揺られながら楽しんだ。
一眠りしてからかみさんとブラックスワンにビールを飲みに行った。
★ iPhone6Sの販売も好調らしく相変わらずアップルの快進撃は続いている。
Google、facebook、Amazonなどアメリカではイノベーションを起こして世界を制する企業が続々と生まれてきた。
一方日本ではSONYもPanasonicも韓国企業との競争に疲弊するばかり。
なぜアメリカではイノベーションが起きるのか。
また、なぜ日本ではイノベーションが起きないのか。
その理由をそれぞれの髪型に見ることができる。
アメリカ人の思い切った発想や経営手法はスキンヘッドの決断だ。
どうだ、いかにもイノベーションを起こしそうな髪型ではないか。
先日ワインレストランで待ち合わせしたユキが
「店に入ったらJunさんに似たようなのばかりでどの席か迷った」
というほどバンコクでも白人のスキンヘッドは多い。
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一方日本人は、いつまでも過去の成功体験にしがみつき、古いものを捨て切ることができずに悪あがきをし、事態は悪化の一途を辿る。
終身雇用制が残り、リストラができず、不採算事業をいつまでもこねくりまわす。
これが新しい発想を拒み、イノベーションの種を摘んでしまうのだ。
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ま、日本人の髪型もある意味イノベーションと言えなくもないが。
★ 巷に巻き起こる福山ショックの嵐を横目で見ながらかみさんは、
「福山っていったいどこがいいんだろ、全く理解できないわ。唇薄くてむしろキモチ悪い」
と言い切ってた。
「ひと言」で書くなよ、と言っていたが書く。
話はがらっと変わってタイあるある。
イタ飯屋はタイ人にも人気でパスタでは特にイカスミが人気。
でもそれは味が好きという以上に、
この写真が撮りたいから。
この日も隣の席でけっこういいお年の女性たちがしばらくイカスミ撮影会をしていたのでオイラもそれを撮らせてもらった。
イタ飯屋のいろんなテーブルで女性たちが口を開けてお互いを撮りっこする光景が見られるので試してみよう。
★ 最近そろそろFBがつまんなくなってきたという声を聞くようになった。
昔ホリエモンが
「SNSがあるからニュースのコンテンツなんか一般のユーザーが作って出せばいいじゃん、マスコミとかジャーナリストとかもういらなくね?」
と提起したが、やっぱり素人の出すコンテンツはゴミでしかなかったのか?
オイラはFBやTwitterがだんだんつまらなくなってくるのは、コミュニケーションの対象者が広がったからだと思う。
最初はほんとに近しい仲間同士のコミュニティで、この仲間だけで通じるネタやニュアンス、トーンなどで「キレ」のあるコンテンツ発信ができた。
それが次第に会社の同僚や上司、さらに取引先のお客さんなんてのが加わってくる。
さらに、中学時代の友人、高校時代、大学時代とそれぞれ話題の帯域の全く異なる人々が加わる。
1回仕事先で会った、飯会で会った、なんていう関わりの薄弱な人々も増えていく。
さあ、こういう幅広い対象者を意識した場合、どんなコンテンツ発信ができるだろうか?
「今日久しぶりに吉田君に会ったらホク毛がさらに伸びていてワロタ」
吉田君にホク毛が生えているのを知っている友達くらいしかわからないネタをお構いなしに投稿できる心臓があればそれは全く問題ないんだけど、通常のユーザーは躊躇するはずだ。
そうなると、どうしても誰にでもわかるネタを無意識に選ぶようになる。
さらに毒が抜け、キレがなくなる。
幅の広い対象層を相手にした時にプロと素人の技は歴然となる。
それでも芸人が一番面白いのは楽屋だと言うくらい、濃密な仲間との閉ざされた会話の方がやはり面白いのである。
今日アサイチで「つながらないSNS」を特集していた。
これからSNSは分散型に変容して行くかも知れない。
★ 駐在君 [マレー人の子がラマダン・スタンプ(腹減って涙ぁ〜みたいなやつ)使ってるの親が見て怒ったとか、いろいろ難しいですね(笑..]
★ Jun [>駐在君 ラマダンスタンプ(笑)。あの手この手でLINEも頑張るけどマレーシアでは受け入れられないね。]