|
★ 昨日の朝、一人の男性タイ人スタッフがオイラの部屋にやってきて、泣きそうな顔でこう切り出した。
「嫁が出産を控えていて、『最低1ヶ月仕事休んでサポートして』と言っているんです」
「はぁ?」
「そんなことできるわけないだろ、と言ったんです。タイの私企業で認められている育児休暇は通常3〜4日。1ヶ月も休めないよ、って」
「そしたら?」
「そしたら、めちゃくちゃ怒って別れるって」
「え”ーー」
「とにかく1ヶ月休ませて下さい」
.
先日の「両親が旅行に行くので店番のために2ヶ月自宅勤務させて」の男性マネージャーといい、タイでは「就労」というものに対してのリスペクトがないのか....。
マレーシアでも大事なクライアントとの大事なディナー商談中に奥さんから「早く帰ってこい」という電話を受けて帰宅した男性営業マネージャーがいたが、男の仕事=道楽だと思われている節がある。
男がだらしないのか、女がわがままなのか、とにかくこちらでの経営者には「家庭の状況も把握する」というリスク管理が求められるのだ。