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★ 結果待ちだったコンペ、勝った!
「御社のプレゼンテーションは素晴らしかったです。御社と一緒に私たちの夢を実現させたいと思います。おめでとうございます。」
と連絡があった。
「夢の実現」
重い・・・・・(笑)
頑張んなきゃ。
さて、今日はバンコク選挙。
この選挙が行なわれても、妨害されても問題は解決されない。出口の見えない争いだからツラい。
何とか大事にならずに早く平常に復帰して欲しい!
★ 高校時代の友人が転職した。
彼からその経緯を聞いて改めて企業内生き残り合戦は熾烈だと思う。
会社の方針で彼が部長を務めていた部と隣の部が統合されることになった。
社内での重要度は自分の部が上だろうと考えていた友人は、隣の部の部長がどこかに移され、自分が統合される部の部長として残ると信じて疑わなかった。
しかし、その予測は当然隣の部の部長にもできたわけで。
この隣の部の部長は私の友人の部下に接触し、
「君はよく部長に叱責されているけれど、どんなことを言われているの? 力になってあげるよ」
と友人とその部下の会話を引き出し、
「その科白はパワハラに当たるね。申告したらどうだ?」
と巧みに部下を誘導してパワハラ申告をさせた。
ある日、隣の部の部長から私の友人は呼び出され、
「◯◯さん、あなたがパワハラをしているという申告がありますよ。一応あなたにも聞き取りをしますが、あなたは非常にまずい立場にいます」
と告げられた。
なんと、この隣の部の部長はこういったパワハラ、セクハラなどの最終判断を下す法務関係の部長だったのだ。
友人は自分は通常の指導を逸脱したことはなくパワハラには当たらないと反論したが、最終判断はこの部長とその上の担当役員。
当然のことながら担当役員への根回しはすっかり出来上がっていて、友人は統合部の部長どころか、会社を辞めるハメになってしまったのだ。
50を過ぎてからの転職は厳しい。
まるで半沢直樹の銀行で起こった話のようだが、日本の会社ではどこでもいつでもこういうことが起こりうるのだと背筋が寒くなった。
オイラの元会社でも昨年の11月に行なわれた早期退職リストラの余韻が収まらない今、またリストラが始まるらしい。
会社の生き残り競争、そして社内の生き残り競争。
まだまだしばらく冬が続きそうだ。
★ 昨日は夜遅くまでクライアントと飲み会。
先方は日本人責任者と部下の日本人のふたり。
しかしこの時間が結構オイラには針ムシロものだった。
この部下が何か言うたびに上司が
「そういうこと聞くなよー、場が読めないなー」
「どうしてそういうもの注文するの、気が利かないヤツだなー」
と何かするたびに怒られるのだ。
部下は萎縮してしまってほとんど言葉が出てこない。
彼がトイレで席を外すとこの上司が
「ほんとアイツできないんですよ」
と吐き捨てるように言う。オイラも
「いやまだ若いしこれからですよ」
とフォローしても
「これからもないですよ。もう辞めた方がいい」
と手厳しい。
この上司がトイレで席を外すと部下の方が
「いつもこの調子で叱られてばかりなんです」
とボソッとつぶやく。オイラが答えあぐねていると、
「でも、せっかく指導してくれているので何とかついて行かないと....」
とまたボソッと続けた。
これは社内ではもっとしんどい状況だろうなぁ。
彼、負けずに頑張れるかなぁ、頑張って欲しいなぁ。
★ バンコクの自宅では浄水器を使っている。
それでもその水をそのまま飲むことはしない。
冷蔵庫にはミネラルウォーターとソーダウォーターが入っていて、飲む時はそのどちらかを飲む。
日本では何も考えずに子供の頃から蛇口の水を飲んできたから、日本以外では蛇口の水が飲めないという事実を全く知らなかった。
オイラが元会社で20代だった頃、E.T.やインディージョーンズなどハリウッドの映画音楽の多くを作ってきたジョン・ウィリアムズが来日した。
「ボストンポップス」という世界一のポップスオーケストラの来日コンサートの指揮をするためだ。
オイラがその特番の担当だったので楽屋などで一緒になるのだが、ジョン・ウィリアムズは必ず
「エヴィアンを持ってきてくれ」
と言う。
なにもいちいちそんな高いフランスのミネラルウォーターを飲まなくても蛇口の水でいいじゃん、えらっそうにと思ったが、彼にしてみればもともとそんな選択肢、頭の中になかったわけだ。
それ以来、コンビニの棚でエヴィアンを見つけると、ジョン・ウィリアムズを思い出す。
★ 金メダルの大本命と世界中が疑わなかった高梨沙羅が4位に終わった。
フィギュア団体では練習で飛べていたトリプルアクセルを浅田真央が失敗。
カーリング女子の初戦は痛恨のミスでいきなり黒星。
それぞれ「メンタルの弱さ」「緊張し過ぎ」「緊張でショットが決まらなかった」と技術ではなく気持ちの問題を理由に挙げた。
一世一代の本番を平常心で集中するのは難しいが、これも何かしらのトレーニング方法というか、本番までの時間の使い方のノウハウといったものがないのかと思う。
元会社時代、グラススキーの世界大会を担当した。
世界中から一流選手が集結し、練習、予選、決勝と1日ずつ盛り上がって行く。
そこでオイラが驚いたのは、世界の選手(特に欧米の選手)たちと日本の選手たちの過ごし方の違いだ。
開催場所が「ホーム」である時点でアドバンテージのあるはずの日本選手たちの顔は1日、1日こわばり、笑顔が消え、悲壮感すら浮かんでくる。
決勝前日は夕方から宿に籠もりコーチや監督を囲んでミーティング、ミーティング。
自室に戻っても気持ちを集中させようと静かに祈るような時間を過ごして本番を待つ。
一方、欧米の選手たちはまるで今が日常であるかのように陽気にワイワイとふざけ合い、決勝の前夜も宿を出てみんなで飲み歩いて騒ぐ。
真剣で鋭い表情に豹変するのは自分が滑る番になってコースを見下ろすときだけ。
ここで今まで解き放っていた心や筋肉を一気に集中させ本番モードに入る。
日本の選手はすでに「緊張するまでの準備」に疲れ果て、ガチガチになって誰一人入賞すらできない。
競技を終わった欧米人選手はまた何事もなかったように騒ぎ、ふざけ合い、結果の出せなかった日本人選手はうなだれ、泣く。
オリンピックでもこんな光景が繰り広げられているのではないかと思えて仕方がない。
★ 「我々が普通にしていることなのでそれを『凄い』と言われてもピンときませんでした」
日本の「製品」だけではなく優秀な「システム」自体を輸出しようという取り組みを紹介する番組の中で日本の鉄道関係者が時間通りに運行するシステムについて語った言葉だ。
最近急増する日本へのタイ人観光客もやはり日本の洗練された「システム」やサービスの質に驚きの声を上げて帰ってくる。
「秋葉原の店員に製品のことを質問すると必ず答えてくれる」
日本人には当たり前のことだが、タイやマレーシアのITモールでは
「Don't know」
とカウンターの向こうで飯を食っている店員にあしらわれるのが当たり前なのだ。
悲しいかな日本人は未だに海外事情に疎いのでそういった自分たちの価値に気付かない。
例えば包装。
袋ものにしても瓶ものにしても開封にストレスのあるパッケージが今の日本にあるだろうか?
「こちら側のどこからでも開けられます」
と矢印とともに書いてあって指でスルリっと切れる。
そんなパッケージ、タイやマレーシアにはないからね。
いまだにハサミを探したり、歯で食いちぎったりして開けてるからね。
「世界一要求の厳しい日本人消費者」
が育ててきたこういう優れもの日本ブランドをもっと上手に世界に広げていけると日本ももっと元気になれるね。
★ バレンタインデーはクアラルンプール出張。
タイで長くお世話になった某日系クライアントの社長が今月からマレーシアの社長に転勤になった。
そこですぐにご挨拶を兼ねてオフィス訪問。
んで当然のことながら
「マレーシア市場の仕事もうちにやらせてください!」
と直訴(笑)。
社長はニヤニヤしながら
「山森さん、ゴルフやりましょうよ」
うわっ、オイラの超苦手な話題だ。
実際、もう7、8年はやってない。ゴルフセットも
「よくこんなの取ってありましたね」
と言われる程度は古いのでいよいよ破棄してゴルフと永遠の別れを告げようと思っていたところだ。
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「いいですねー!ゴルフ場たくさんあるし、是非次回は!」
あ〜、また心にもないことをベラベラと言っちまったよー。
チャイニーズニューイヤーの飾り付けが残るブキッビンタンのコーヒショップでインニョンを食べながら泣いた。
★ 今日は土曜日だけどマレーシアのパートナーと午前中から打合せの予定だった。
ところが昨日の夜から連絡が取れない。
今日も1日中メッセージを入れたり、電話を掛けたりを続けているのにメッセージは一向に既読にならないし、電話も留守電が応答するのみ。
何か連絡もできない事態になっていると心配だが、彼は風邪を引いて寝てるくらいでも連絡してこないのでどうも判断がつかずにヤキモキするばかりだ。
タイでも連絡を入れずに面接すっぽかすの当たり前だし、相手の状況を慮ることに決定的欠如のある大人が多くてしんどい。
お昼は大好きな伊麺を食べて気持ちを落ち着かせたよ。
★ 昨日はJalanJalanのKLソフトボール第4回戦だったが、このところ強豪を立て続けに撃破して勢いに乗っているミツイの猛攻を止められず4対9で敗れた。もう少しでこちらに流れを持って来れた状況が何回かあったのでとても悔しい。
これで今季3敗目。厳しい。
練習を積んでもっともっと強くなるしかない。
写真左はJalanJalan主砲道下と写真右は主将河村。
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試合後は悔しさを背負いながらはらまきと合流し、クランでバクテー。
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夜はサンハーミーを食べてからデザートにパブロバ。
こうして次第に悔しさを忘れて行く鳥頭だった。
★ 昨日は珍しくオフィスの日本人ヒロ、ユキ、ナミと4人で昼飯を食い、そして晩飯を食った。
特定の案件の話ではなく、ちょっと会社の方向性に関わる話を彼らと話し合いたくて昼飯を誘ったら討議は熱を帯びてきて、晩飯で継続審議となったからだ。
それでもだんだん酒が入り、酔いが回ってくると
「結局、イケメンは許せるのよ!」
とユキとナミが全然主旨とは違う結論で熱く合意したりして、なんだかよくわからない話し合いになってしまった。
10時過ぎにヒロが
「じゃあ明日もあるし、そろそろお開きに」
と言ったのだが、
「おーい、まだ10時だぜぃ。まだ飲み足りねぇぜぃ」
とユキがのったりした口調で言うので、上げかけた腰を降ろしてそこから閉店までさらに飲み続けてしまった。
オイラこういう真剣に熱くなったり、脱力大笑いしたりしながら更けて行く夜が好きなのでけっこう飲んでしまった。
だから今朝は珍しく二日酔いでウォーキングを断念。
バスタブにお湯を貯めて朝湯で復活させた。頑張るぞ、今日1日(笑)。
★ 昨日はバンコク郊外にある大学でアートフェスティバルが開かれるというので行ってきた。
オイラの会社ではタイの大学生など若く才能あふれるクリエーターを在タイ企業とともに支援する活動をやっているので、いろいろな分野のアートを視察する目的も兼ねている。
この大学は総合大学だが、デザインや建築、音楽や演劇などの各芸術学科がキャンパスで開いたフェスなのでそれほど大きな規模ではなかったが、いろいろな作品に出会えて楽しかった。
一番盛り上がったのが、オカマ学生のファッションショー。
服飾デザイン課の学生たちの作品を「彼女たち」が身に付けてお披露目する。
それはまあ、実にレベルの高いモデルさんたちで。
比較的小さい大学でもファッションショーが開けるほどの美しいオカマが存在するという事情にタイの凄さを感じるわけで。
(クリック拡大可)
★ 昨日はオイラの会社がタイとマレーシアで販売代理店をしている日本のIT会社の面々がバンコクにやってきたので午後会議をしてからインド料理屋へ晩飯を食いに行った。
「バンコクはデモの影響は・・・」
と心配していた彼らを連れて、そのデモ隊が占拠するアソーク交差点を歩いて通る。
オフィスの前の通りにデモ隊がいるんだからしょうがないよ。
お目当てのインド料理屋はそのアソーク交差点の脇にあるんだもの。
さすがにあんまり客がいなかったけど、大人数で騒ぐにはちょうどよかった。
場所は今はちょっと面倒なところにあるけれどここのカレーはほんとに美味しいよ。
★ 朝のウォーキングでアソークの交差点を通ると、デモ参加者たちはみんなテントで寝静まり大通りはがらんとしていた。
そこに置いてあった的当てゲーム。
政府のインラック首相やタクシンの局部に穴を開けてそこにモノを投げ入れて遊ぶゲーム。
なんだかレベルが低さがとても哀しい・・・
さて、今日はたばこ工場でまた新しく産まれた7匹の子犬の中から1匹拉致してきてきれいにしてあげるミッション(笑)。
★ 昨日は朝一でタバコ工場の子犬を拉致。
バスルームですっかりきれいにしてあげて、昼はペットOKのカフェでランチを食べた。
帰宅後も映画を観たり、読書をしたりしながらずーっとこいつともふもふしていた。
そうしたらとってもかわいい顔で笑ってくれた。
ランチのビールで気持ちよくなってソファーでうたた寝をしていたら、こいつはその下で足をピンと伸ばして寝ていた。
★ バスルームの鏡に映った自分のおなかを見て
「なんじゃこりゃぁ」
と松田優作になったことはありませんか?
最近、オイラは毎朝松田優作になります。
鏡を見て渡辺謙?ブルースウィリス?と間違えた日々が懐かしい。
人々から黒豹と呼ばれた日々が恋しい。
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一念発起。
今週からムエタイを始めることにしたっ。
怖いから言っちゃう。
まず言っちゃう。
★ JalanJalanは昨日で満18年となりました。
なんだかいつの間にかこんな年月が経ちました。
今まで懲りずにJalanJalanしてくれたみんな、本当にどうもありがとう!
1996年の今日からの累計アクセス数は、
17,256,593
FacebookやLINEなどのSNSやブログなどがネット上の主要コンテンツになってきて、JalanJalanのような昔ながらの「ウェブサイト」はもうどんどんなくなっちゃった。
何年か前に比べるとアクセス数の伸びも減ったけど、それでも多くのみんなにJalanJalanしてもらえてありがたいことです。
まあ、20周年か、2,000万アクセスくらいまでは頑張りますか。
★ Ritam [マレーシア滞在中からお世話になってます! 18周年おめでとうございます! 20周年、30周年といきましょう!]
★ 在馬長子 [18周年おめでとう御座いまーす!! 私もこれに近い年数をJalanJalan様にお世話になってます(遠い目) これか..]
★ はらまき [遅れてしまいましたが、おめでとうございます!!!]
★ Jun [>Ritam ありがとう! まだ先は長いな〜(笑)。 >在馬長子 ありがとう〜。そんなに長いんだ。まあ、もう少し頑..]
★ まさ [おめでとうございます! ということは、ワシもマレーシアに足を踏み入れて18年か。。。]
★ あこ [旅の足跡に書き込んだらエラーになったけどJUNさんには送れてるかな? とにもかくにもおめでとうございます*\(^o^..]
★ emu [遅ればせながら、おめでとうございます! 日本に帰国してからも、何故か来てしまうココ。私は14年くらいお世話になってる..]
★ Jun [>まさ JalanJalanと同い年か!バングサの中華でオフ会やってた頃だな。 >あこ 律儀やなー(笑)>旅の足跡..]
★ うちの会社のシニアの男性スタッフが今朝オイラの部屋にやってきた。
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「私の両親が5月の半ばから2ヶ月ほどアメリカにいる姉のところに行くことになりました。うちは家業がミニマートなんですが、私が店番をすることになったので、その2ヶ月自宅勤務でよいでしょうか?」
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はぁ? なんでごじゃいましゅか?
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「なんで2ヶ月会社休んでまでそんなことしないといけないの?」
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「だって店を閉めるわけにはいかないでしょう?」
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これはボケなのか?
ツッコンだ方がいいのか?
★ Ritam [おめでとうございます!]
★ YUKIKO [すごーい、おめでとう!今年は良い年になりそうですね。]
★ Jun [>RItam ありがとう! >YUKIKO ありがとう!このまま1年波に乗りたい!]
★ 月光 [ちょっとブログを見るのが空いてしまいました。 遅ればせながら一言⇒凄い、と云うか不断の努力、 勉強・・・本当におめで..]
★ Jun [>月光 ありがとう! だんだん若いスタッフたちにも力がついてきたのを感じてる。]