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★ 夕食会ということで、マレーシアからの出張者(日本人とマレーシア人)と、ウチのスタッフ(日本人2人とタイ人2人)の6人で日本食屋に行った。
こういう構成で行くとテーブル上がカオスになるのがアジアあるあるである。
日本人は酒肴としてシェアをしやすい
枝豆、だし巻き玉子、ポテトフライ、串焼きなどを注文するが、タイ人、マレーシア人らは
「みんなでシェアしながら食べましょう」
と言いながら
カツ丼、ざる蕎麦、鳥照り焼き丼などを注文する。
それでほんとにカツ丼をみんなでつついたり、ざる蕎麦のツユ椀を回しながらズルズルズルーっとやるのである。
この辺の食文化はまだなかなか理解が進まないが、味覚に関しては大きく融合してきた。
オイラがマレーシアに赴任したての頃は、日本のカレールーで作ったカレーライスをマレーシア人たちは誰も食べられなかった。
「うゎ、甘っ!Jun、ごめん、これはカレーじゃない」
と顔をしかめた。
それが今やタイでもマレーシアでも日本のカレー大ブームだ。
インド系マレーシア人まで食いに来る。
オイラの会社のマレーシア人ジョンやライも近所の和食屋にランチに行くとほぼカレーライスを食べる。
オイラが食べても正しいニッポンのカレーの味だ。
ひと世代で完全に味覚も食文化も変わるのだ。
このオムカレーはオイラも大好きなランチメニューで、彼らの鉄板ランチ。
だけど、大柄なフライドチキン5個乗せはオイラにはとても食べられない。