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★ ドラマついでに
「101回目のプロポーズ」
を一気見してしまった。
それこそ放映当時にYahooのドラマ感想欄があったらツッコミどころ満載なんだけど泣ける。
要するにドラマなんだから細部はどうだっていいのだ。
今だったら
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ボーナス全額を馬券に突っ込んで、浜松の実家まで追いかけ、朝まで自宅マンションの前で新聞紙を被って待ち伏せし、車道を走るトラックの前にいきなり飛び出し、深夜に大雨の神社でお百度を踏む中年の男
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は、社会では「キモいストーカー」と認定する。
深夜のお百度に至ってはもはやオカルトの世界だろう。
しかし、30年前はこの物語を
「純愛」
と呼んだのだ。
最終回で武田鉄矢演じる星野達郎が弟の江口洋介に
「最近の男はだらしない。本来男は女を追っかけるものだ」
というシーンがあるのだが、時代は次第に男が女を追っかけることに否定的になり、男は自分の純愛を表現する方法を制約され始めたんじゃないだろうか。
動きが取れなくなった男たちはそのうち
「草食系」
と呼ばれるようになる。
これがオイラの説だがどうだろうか。