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★ 今日から1泊でシンガポール出張。
マレーシアからは50分のフライトなので、雲上に抜けてシートベルサインが消えたかと思うと、すぐにまた着陸に向けたシートベルトサインが点灯する。
午後に営業パートナー会社の担当者とスタバで打ち合わせをしてから、昼飯を食っていないことを思い出し、近くの中華レストランに入った。
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あ、そうだ、シンガポールで「インニョン」を食べてみよう。
インニョンは「ミックスする」という意味で、マレーシアでは定番の広東風クイッテアオとミーフンのミックス。
オイラの超大好物だ。
「インニョンある?」
「あるよ、よく知ってるね」
と日本人がこんな注文するのを珍しがって笑った。
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そして出てきたのが、これだった。
おかみさんに、これがインニョンか?と確認すると、これがインニョンだ!と力強く頷いた。
なんで、ホットコーヒーがインニョンなんだ。
オイラはシンガポールでは通じなかったとガッカリしてそのコーヒーを飲んだ。
「コーヒーと中国茶のミックス」
だった。
マレーシアでミーのミックスをインニョンと言い、シンガポールではコーヒーと中国茶のミックスをインニョンというのだ。
そりゃ、よく日本人がこんな飲み物知ってるな、と思うよ。
お味は、面白い。
最初は明らかにコーヒーなのだが、後味が中国茶。
そんな不思議な飲み物で、ちょっとハマりそうだ。
インニョンは香港でyin yeung(yang)で通じます。語源は中国の太極図にある陰と陽(Yin & Yang)で「2つのものを合わせてできるもの」の意味から普段は一緒にしないコーヒー+お茶とか、2種類の麺を合わせたものをインニャンと名づけたんだとか。これチャイニーズも皆知らないので教えると何気に尊敬されます。
マレーシアでも、コーヒーと紅茶のミックスをインニョンって言わない?
>駐在君<br>なるほど、陰と陽なんだね。あの丸の中に黒と白の勾玉は、まさにクイテアオとミーフンだよね。<br><br>>まさ<br>でもコーヒーショップでインニョンで飲み物が出てきたことないなー。
マレーシアでもcoffee+teaをインニョンって言う人も居ますよ。でもどちらかと言うと福建語源のチャム(kopi cham)が一般的です。
>駐在君<br>コピチャムも知らなかったわー。詳しいなぁ、駐在君。