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2018年03月21日(Wed) マスジットジャメを訪れて

先週からとがり、tomoが日本からKL旅行中で、久しぶりにJalanJalanの三女王が揃ったので、一緒に晩飯を食い、食後にマスジットジャメ界隈を散策した。

マレーシアで最も古く、また「クアラルンプール」という言葉の発祥地としても有名なマレーシア観光の一丁目一番地である。

オイラが赴任した頃はただ古いだけで周りはゴチャゴチャとして汚く、あまり観光資源として力が入っているとは言い難い一帯だった。

それが久しぶりに来てみると、工事中だったモスク周辺はすっかり美しく生まれ変わっていた。

マスジットジャメから独立記念広場に向かう道は石畳やウッドデッキとガラス張りの橋が架かって優雅に歩ける。

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クアラルンプールの名前の由来となったクラン川とゴンバック川の合流地点は、ライトアップされ、噴水も設置された。川越しにKLタワーやツインタワーも見える。

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マスジットジャメを正面から見渡せる橋の上から、川の合流地点とそこで15分おきに繰り広げられる噴水ショーが楽しめる。こんなことをマレーシアがやるようになったのか、とマレーシアと付き合いの長い三女王たちも感慨深げだった。

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その噴水ショーを盛り上げるために川岸からミストが噴出し始める。

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川をミストが覆い始め、そのミストが蒼く映し出されて幻想的な世界を創り出す。

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だけど、止めどきがわからず、噴出量をコントロールできないまま辺りはミストで覆われ、肝心の噴水が全く見えなくなった。頑張ったけど、やっぱりマレーシアだった。

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三女王はどんな気持ちだろうと振り返ってみると、驚きのあまりシェ〜をしていた。周りにいたマレー人たちも真似をして記念写真を撮っていたので、これからマレーシアではブームになるかも知れない。

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噴水ショーが見られないまま帰るわけにもいかないので、次のショータイムまで待ってすぐ横から見てきた。マレー音楽や、スターウォーズのテーマなど様々な曲に合わせて踊る噴水だったが、少しずつリズムがずれていてちょっと気持ち悪かった。

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マスジットジャメ界隈がこんなことになっているとは知らなかったが、翌日ウチのマレーシア人スタッフたちに訊いてみたけれど、誰も知らなかった。

もったいない。

こういうところがいかにもやっぱりマレーシアなんだなと思った。