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★ ここにもよく登場していたマレーシアの起業先輩の会社が、日本の大手家電メーカーに買収され、子会社化された。
まだオイラがマレーシアの元会社で働いていた頃に起業して、会社のロゴもウチで作らせてもらった。
そして今オイラの会社でユキが、誰もが知っている「P」で始まる新しい会社の看板や会社書類などのデザインを作り直している。
感慨深くてちょっと寂しい。
起業した会社は、こうして大きな会社に買収されるか、自力で上場するか、上場せずにひたすら頑張って生き延びるか、倒産するか、しかない。
先輩は自分の会社を売ることにした。
それも一つのゴールであり、成功の形だ。
それは「買いたい」と言ってくれる相手があり、それだけの価値を世の中に創出した証だからだ。
起業したベンチャーが10年を超えて存続できる確率はたった3%だと言われている。20年となれば1%を下回るらしい。
100社に1社生き残れるかどうかという熾烈な競争なのだ。
オイラの会社は今創業18年。あと2年で20周年だ。
存続し続ける、ということがどれほど大変なことなのか身を以て体験してきたが、まだまだこれからだと思っている。