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★ 最近、取引先の30歳前後の若手営業マンと一緒に仕事をする。
彼はすごく一生懸命で熱心で、それでいてちょっと天然で愛されキャラ。
あなたの周りにもいませんか?
熱心に物怖じせず相手の懐にどんどん入っていくので、年配の意思決定者に
「かわいい奴だ」
と気に入られてけっこう仕事を取ってくるみたいな人。
実はオイラも30代半ばくらいまでは、元会社時代マレーシアの日系企業の50代の社長さんたちからかわいがられ、ずいぶん仕事をいただき、電通や博報堂から大型クライアントを奪って会社から表彰されたりした。
ところがこのかわいがられキャラは30代後半から壁にぶち当たる。
いい加減、
「かわいい奴だ」
が通じない歳でもあり、周りに自分より歳下のスタッフもぼちぼち出てきて
「なにこのおっさん、イタイ」
なんてことになってくる。
そして、いわゆる「キャラ」ではなくて、本当の実力で勝負しなければ生き残れなくなってくる。
ところが30代後半あたりはまだまだ40代、50代の百戦錬磨を力でねじ伏せる力もなければ、信頼を勝ち得る器も備わっていない。
オイラは自分で35歳から45歳の10年間を「試練の10年」と名付けている。
45代後半くらいになるとようやく仕事がわかってくる。
相手がわかってくる。
だがその前の10年間は本当にもがき苦しむ。
自分には才能がないんじゃないか、価値がないんじゃないかと悩む。
これは世代的にある程度は避けられないことなんだけど、
今にして思えば、20代から30代半ばまでの10年間、実力を蓄えるための勉強や経験をもっとたくさんしておくべきだったなと。
精神力ないからね、こういうことをいつも振り返って思うんだよね。
たぶん、70代80代になった頃に
「あー、50代でもっと勉強してカラダも鍛えておくべきだったな」
と思うに違いない。
今からでも遅くはない、頑張って勉強しよう。
わかる気がします。四度目の年男になってようやく「見えてきた」ものがあるような。。。。でも、今更気が付いても、サラリーマン的には「手遅れ」かな(笑)
>どいどいを<br>いやいや、全然手遅れやないよ。これからこれから。