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★ ほらね、もう3月でしょ。言ったこっちゃない。すぐ来るよ、忘年会。
ところで最近猛威を振るっているよね、
「メイソウ」
(アルファベットでは「MINISO」って書いてある)
ユニクロとダイソーのいいとこ取りしたようなコピー店だ。
それがさ、ブランドロゴに
「The Fast Fashion Designer Brand of Japan」
とハッキリ日本ブランドだとうたって世界展開してるからすげーよ。
そのショッピングモールにはすぐ近くにユニクロがあるんだけど、圧倒的にメイソウの方が客が入っていた。
オイラも洗面ポーチ買っちゃったしね。
★ まさやんの知り合いがスリペタリンでオープンした名古屋まぜそば「はなび」。
今日はベロニカとジョンでランチを食べようと初めて連れて行った。
厨房には日本の店からやってきた職人が指導しながら店の味を伝授している。
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まず名古屋まぜそばは、こういう状態で出てくる。
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それを、ベロニカは美味しそー!と言いながら混ぜる。
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混ぜ終わるとこういう状態になるわけだ。
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さらにそばを食べ終わるとご飯を少量投入してくれる。
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これを残った具材やタレと絡めていく。
これが不味いわけがない。
それがわかっているから、「これ以上炭水化物は・・」と一瞬躊躇してもご飯投入誘惑には抗うことができないのだ。
3人とも大変満足した。
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ランチの後は「たまにはオフィス外で会議でもやるか」とそれぞれ準備してきていたので、斜向かいにあるカフェに。
奥のテーブルで懸案事項をいろいろ話し合った。
取り組むべき仕事は山のようにあるんだけど、人が足りないじゃん!とタイでもマレーシアでもまだまだ同じような悩みを抱えてタコ社長は走るのである。
★ Ritam [大変ご無沙汰のリタムです。マレーシアから帰任し名古屋近郊で暮らしてはや8年。なのに、名古屋まぜそば!?知らんかったで..]
★ 今日はJalanJalanソフトボール第5回戦。菅原御大率いるチームSを相手に24対0の完封勝利!
JalanJalanは昨晩、河村、島田というクリーンナップ主砲2人の送別会を開催した。
サラリーマンで構成するKLソフトボール大会は人事異動の時期、3月になるといろんなチームで選手の帰任となる。
シーズン中に河村、島田をラインアップから欠くのは大きな痛手だが、残ったメンバーでなんとか総合優勝3連覇を目指したい。
見てよ、このバッティング、今日は二人ともホームランを打ったよ。
★ 先日日系クライアントのマレーシア人マネージャーが
「この間日本に出張して驚いたんだけど、商店の外に商品を陳列してあって店員は店内にいるんですよ。あんな状態、マレーシアだったらあっという間に外にある商品みんな盗まれちゃう。マレーシアどころじゃなくて、ああいうことができるのは世界中で日本だけだと思いますね。日本人はお互いにそこまで信用しているんですかね。どうしてああいうことが通用するんでしょう?」
と感心していた。
その他にも日本人だけ特殊だなと思われることに宗教がある。
「あなたの信仰する宗教はなに?」
と聞かれて答えられない日本人が大勢いて(オイラもその一人)、海外の人から怪訝な目で見られる。
だけど、前述のような話を考えると、日本人は改めて
「何々教を信仰する」
ということではなく、小さい頃からの親と子供の会話や地域の人々との触れ合いなど、日々の暮らしの中に宗教の言う「教え」がごく自然に伝承されてきたということではなかろうか。
そして、苦しい時、辛い時は神様の前に跪くのではなく、家族や友人の支えを得て、自分の力で乗り越えてきたのではなかろうか。
本当はそれが理想の形ではないかと思うのだ。
★ バンコクのナミとKLのベロニカへのクライアント仕事がかなりヘヴィになっていてなかなか自分たちのプロジェクトが進められないので、新たに日本人プロジェクトマネージャーを採用することにした。
日系クライアントの日本人社長や現地タイ人スタッフ、ウチの会社のタイ人スタッフたちと一緒にデジタルマーケティングのプロジェクトを作り上げていく仕事。
誰かやる気のある人がいたら紹介して。
今週はいくつかの人材紹介会社と面談し、欲しい人材の詳細を伝えた。
それにしても人材紹介会社の紹介料ってどうしてあんなに高いのだろう?
一昨日いらした担当者も
「最近は競合会社も増えてきまして、候補者獲得のコストも増えており、値上げさせていただきます」
って言われた。
競合が増えてきて市場の競争が厳しくなってきたから「値下げ」するって言うのかと思った(笑)。
月給の13ヶ月分の25%。
仮に月給が25万円だったら、手数料は82万円ですよ。
タイの大手日系人材紹介会社の社長が以前
「はっきり言って儲かってしょうがない」
って言ってたけど、IT業界の案件で82万円の粗利を稼ぐにはどのくらいクライアントと社内タイ人の間でもみくちゃにならないといけないか。
もっと良心的な手数料で人材紹介できる仕組みを誰か作ってくれんかね。
★ 最近、取引先の30歳前後の若手営業マンと一緒に仕事をする。
彼はすごく一生懸命で熱心で、それでいてちょっと天然で愛されキャラ。
あなたの周りにもいませんか?
熱心に物怖じせず相手の懐にどんどん入っていくので、年配の意思決定者に
「かわいい奴だ」
と気に入られてけっこう仕事を取ってくるみたいな人。
実はオイラも30代半ばくらいまでは、元会社時代マレーシアの日系企業の50代の社長さんたちからかわいがられ、ずいぶん仕事をいただき、電通や博報堂から大型クライアントを奪って会社から表彰されたりした。
ところがこのかわいがられキャラは30代後半から壁にぶち当たる。
いい加減、
「かわいい奴だ」
が通じない歳でもあり、周りに自分より歳下のスタッフもぼちぼち出てきて
「なにこのおっさん、イタイ」
なんてことになってくる。
そして、いわゆる「キャラ」ではなくて、本当の実力で勝負しなければ生き残れなくなってくる。
ところが30代後半あたりはまだまだ40代、50代の百戦錬磨を力でねじ伏せる力もなければ、信頼を勝ち得る器も備わっていない。
オイラは自分で35歳から45歳の10年間を「試練の10年」と名付けている。
45代後半くらいになるとようやく仕事がわかってくる。
相手がわかってくる。
だがその前の10年間は本当にもがき苦しむ。
自分には才能がないんじゃないか、価値がないんじゃないかと悩む。
これは世代的にある程度は避けられないことなんだけど、
今にして思えば、20代から30代半ばまでの10年間、実力を蓄えるための勉強や経験をもっとたくさんしておくべきだったなと。
精神力ないからね、こういうことをいつも振り返って思うんだよね。
たぶん、70代80代になった頃に
「あー、50代でもっと勉強してカラダも鍛えておくべきだったな」
と思うに違いない。
今からでも遅くはない、頑張って勉強しよう。
★ タイでは卒業後のこの時期にセレモニーがあって家族や友人たちと写真を撮る風景をいろいろな場所で見られる。
オイラのオフィスでも新卒入社のBuaとKwanの2人が記念写真。
夕方には日本人スタッフ候補の面接。
20代の男性で、履歴書を見たら
「特技:恋愛」
となっていた。
恋愛マスターというにはちょっと体型がふくよかだなと思ったら
「皆さんにはデブのイメージがありますよね? ちょっと不潔でオタクで流行にも疎い、と。私の場合は、実はその逆なので女性がそのギャップに引き込まれるのです。モテる秘訣は『ギャップ』、これです!」
と自信満々に笑った。
ほんとにウチの面接おもろいわー。
★ 昨日はナミのブラスバンドのコンサートに。
タイ国王崩御後最初のコンサートということで全ての楽曲はプミポン国王に捧げるレクイエムだった。
バンコク日本人会合唱部とのコラボで厳かにしめやかに奏でられた40分間。
曲間はもちろん、すべての楽曲が終わっても指揮者が小さく一礼するだけで拍手は無し。
だから
「アンコール!あ、それアンコール!」
も無し。
そんな静かなコンサートだったから観客のけっこうな人数が寝てた(笑)。
オイラは元会社時代に5年間ほど毎年正月に日本各地で開催される
「ジョンウィリアムス指揮、ボストンポップスオーケストラ」
を担当していた。
スターウォーズ、ET、ニューヨークニューヨーク、ジョーズ、スーパーマン・・・
役得で聴いたあのポップスコンサートの素晴らしさが未だに忘れられない。
クラシックコンサートもいいんだけど、ポップスコンサートも楽しいよ。
さて、今日は朝から1週間ぶりのKL。
最近は隔週でバンコクとKLを行ったり来たりの生活が続いている。
しんどいけどそれぞれ場所で仕事があるのはありがたいことだからね、頑張るよ。
★ 今日は某日系家電メーカーの社長プレゼン。
年初に現場のスタッフに初めてプレゼンをしてから約2ヶ月、少しずつ上司へ上司へとプレゼンを重ねていって今日ようやくラスボスにたどり着いた。
今まで戦ってきた魔物が勢ぞろいした大会議室でラスボスに勝負を挑んだ。
事前に先方の日本人魔物から
「ウチのボスはかなり強面で手強いですが、頑張ってください」
と不要な耳打ちされていたのでちょっと緊張した金網デスマッチだったが、
繰り出す決め台詞がことごとく相手の顔面をクリーンヒットして、1時間に亘る死闘は
「わかりました。では契約しましょう」
という相手のギブアップ宣言で終了。
オイラは両手を高々と突き上げて喜んだ。(心の中で)
やっぱ楽しいなー、ドラクエ。
★ 今日はオフィスの下のCIMBに個人口座を開きに行った。
顔見知りの接客係が
「You are my friend. あんたはそこで座ってろ、オレが全部代わりに書いてあげるから。もう埋めるところがたくさんあって大変だから」
と全部やってくれた。
先日カミさんが成田でスマホ用のSIMを購入して設定を手伝ってもらおうと頼んだら
「規則でできない」
と何を聞いても「できない」の一点張りだったという話と比べるとずいぶん違うのだ。
SIMカードなんかどこでも店員が設定してくれるのが当たり前だけど、日本はやらないんだね。
だけどそれを作ったのは他でもない日本の消費者自身なんだろう。
企業がモンスターから自分の身を守るために。
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一方、こちらは「全部書いてやる」と言ってくれたのはいいものの、
そばを通る全てのお客に「ハイ!タンスリ!調子はどう!」と声をかけるので、遅々として進まない。
でも、オイラは日本の消費者じゃないから全然平気。
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ようやく埋め終わった2枚の申請書類をしばらく眺めてから
「なんだこれ、古い申請書じゃないか!」
と独り言を言いながらビリビリ破き始めたってまだまだ全然大丈夫。
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新しい申請書を最初から書きながら
「日本はすごいよねぇ。この間友人が日本に旅行に行ったら大きなビル全部がユニクロだったって」
日本旅行で驚くポイントがそこかよ、と思ったけどそんなツッコミは入れない。
「私はこのシャツもこのズボンもユニクロなんだ」
「へー、そうなんだ」
「ほら、あのカウンターの連中見てみ。彼らの着ているのも全部ユニクロなんだよ!」
だからと言ってオイラがありがとうって話じゃないしね。
「昔はHONDA、SUZUKIって言われたけど、今はユニクロなんだなー」
なんていう感慨も湧いちゃこないよね。
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「ねぇ、マイフレンド、保険入ってる? うちの銀行の保険にも入りなよ、毎月RM200口座引き落としだけだから。それでなんでもカバーされるよ」
と途中から手を止めて保険勧誘員に化けてもオイラは日本の消費者じゃないからへっちゃらなのさ。
「へー、医療費とか入院費とかいくらまでカバーするの?」
なんて返してあげちゃう余裕すらあるからね。
「んー、それはよく知らないから、後で教えるから今日サインだけしてくれないか?」
「今?」
「今、サインしてくれると私のところに『何がしか』が入るんだよ、お願いだよ」
日本の銀行員は絶対こんなこと言わないだろうなー、と思いながらも
「わかった、わかった、ちょっと考えさせてよ」
といなす。
ようやく申請書類が揃うのに30分。
ま、まあ良しとしよう。
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それからカウンターに行き、口座開設の手続きを依頼する。
申請書の記載事項をPCに打ち込みながら、担当の女性が
「会社の業務内容はなんですか?」
と聞くのでデジタルマーケティングみたいな、と答えるとそれは選択リストにないので他にはないか、と言う。
「うーん、じゃあITは? ないの? じゃあ広告。それもダメ? ソフトウェアは?」
と、とにかくオイラの会社の業務内容が登録リストにないためにそこから先に進めないらしい。
同僚やら上司やら5、6人が彼女の周りに集まってきて、喧々諤々し始めた。
「えー、そんなもんなんでも近いものでいいやん」
とオイラは言うのだが、そこはどーしても譲れないらしい。
最初っから商社とでも言っておけばよかった(涙)。
結局、リストにない業種を新たに申請するための申請用紙が出てきた。
ひぇ〜、またこんな申請書書かんといかんの〜と思ったけど、なんたってオイラは日本の消費者じゃないからハイハイ、ここに名前でここに電話ですね、とにこやかに応対しちゃうのだ。
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再び入力業務に戻った女性銀行員が
「お客様、ウチのクレジットカードは作りませんか? 今なら年会費も無料なんですよ」
と始まった。
「でもタイでカード持ってるから」
「マレーシアではマレーシアのカードじゃないとぉ」
うわ、ダッサ、みたいなリアクションをされたけど、オイラはまだまだ辛抱して(←辛抱って言っちゃってるやん)
「じゃあ、それは一旦考えるよ」
「今日はダメですか?」
こいつも今日加入させると「何がしか」が入るんだな、と思ったけど黙っていた。
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登録完了した証明書を持って今度はATMカード発行カウンターへ行く。
ここのおばちゃんは一体何を勧誘してくるのだろうと身構えていたが何もなかったのでちょっと寂しかった。
ATMマシンでPINナンバーの登録作業などを終えて、みんなに見送られて銀行を出た。
他の客対応での待ち時間はゼロだったのに開設作業に1時間20分かかった。
でも、全然平気。泣いたりするもんか。
★ 今日取引先の日本人と昼飯を食っている時に
「Junさん、マレーシアでカブトムシを採りに行きたいんですけど、どこで採れるか知ってますか?」
と訊かれた。
うーん、もちろんオイラはそういう趣味がないので答えることができないんだけど、こういう普通の人がわからないようなことはたいがいまさやんに訊けばわかる。
趣味の幅が広いので、彼のことだからきっとマレーシアのジャングルで虫採りくらいのことはやってるだろうと思って、まさやんに訊いてみた。
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やっぱりやってた。
★ 昨日はインド駐在からバンコク駐在に復帰したケージとクイーンシリキットの自転車フェアへ。
とりあえず、ケージのヘルメットとグローブを購入し、次回の試し乗りの準備。
ケージは、かるた、サルサ、テニス、ギター、日泰近現代史研究、遺跡回り、ワイン同好会・・・と趣味が多いのでこの上自転車に乗るとなると時間があるのかどうか、ちょっと心許ないが買っちゃったんだからしょうがない。
その後そのままケージと一緒にバンコク美味しい会に初参加。
幹事の雷蔵くんが選んだバンコクの美味しいお店で月に一度参加したい人が参加するという緩い食事会。
なんと今回で98回目の開催ということだった。
もう8年以上も毎月どこかで食べ続きて来たんだな。
昨日はスクムビットソイ18のスウェーデン料理屋。
昔、レンタカーでデンマーク、スウェーデンの古城回りをしたなぁ、と思い出しながら食べた。
美味しかった。「美味しい会」だもんな。
また食べに来てみよう。
★ 結果待ちだったコンペが一件あったんだけど、
さっき朗報が届いたよ。
優秀なウチのスタッフたちに感謝。ありがとう。
さてそうなると、本格的に日本人スタッフ採用のピッチを上げないとあかんよ。
明日は3人、明後日1人、面接が入っているのだけどいい人が来るといいなぁ。
今から10〜15年前にはマレーシアやタイでもそれぞれ3人くらいずつ日本人スタッフがいたんだけど当時のサラリーは、RM3,000とか30,000バーツとかそんな相場だったからねぇ。今はその2〜3倍だからねぇ。
それでいてクライアントに払ってもらえるお金はそんなに値上がりしてないわけだから、どこも大変だよ。
とらやの裏の印刷工場だよ。
★ 中学時代や高校時代に一緒にバカばっかりやってた連中がクラス会開こうなんてことになり、FBなんかでメッセージが来るんだけどさ、呼び方が「Junさん」だったり、ひたすら敬語だったりするんだよね。
気持ち悪いよ〜。
やっぱり学生時代にどんなに親しくてもそれが礼儀なんだろうか?世の中的には。
FBやLINEでそんなジジババがグループ作ったりするんだけど、オイラだけ相手を呼び捨てだし、全部タメ語だし、なんか貴族の中に一人無法者が混ざってる会話履歴で嫌なんだけど(笑)。
あとさ、クラス会の会場ってホテルだったりするんだよね。
学校のそばや地元の居酒屋とかの方がきっと昔の話にざっくばらんに花が咲くと思うんだけどやっぱりそれがフツーなんだろうか?世の中的には。
大人になるってそゆこと?
★ ここにもよく登場していたマレーシアの起業先輩の会社が、日本の大手家電メーカーに買収され、子会社化された。
まだオイラがマレーシアの元会社で働いていた頃に起業して、会社のロゴもウチで作らせてもらった。
そして今オイラの会社でユキが、誰もが知っている「P」で始まる新しい会社の看板や会社書類などのデザインを作り直している。
感慨深くてちょっと寂しい。
起業した会社は、こうして大きな会社に買収されるか、自力で上場するか、上場せずにひたすら頑張って生き延びるか、倒産するか、しかない。
先輩は自分の会社を売ることにした。
それも一つのゴールであり、成功の形だ。
それは「買いたい」と言ってくれる相手があり、それだけの価値を世の中に創出した証だからだ。
起業したベンチャーが10年を超えて存続できる確率はたった3%だと言われている。20年となれば1%を下回るらしい。
100社に1社生き残れるかどうかという熾烈な競争なのだ。
オイラの会社は今創業18年。あと2年で20周年だ。
存続し続ける、ということがどれほど大変なことなのか身を以て体験してきたが、まだまだこれからだと思っている。
★ 今朝は深夜2時半起きでKLだよ。
隔週のBKKーKLは体が疲れるだよ。
そもそもスイッチの切り替えうまくないからこういうのは辛いズラよ。
空港の到着ロビーの出口にさ、ものすごい量のUBERの広告。
マレーシアのタクシー業界も大変だろうなーと思いながらオイラはタクシーに乗ったのよ。
そうしたら向こうから
「お客さん、よくタクシーに乗ってくれたねー。ありがとうよ〜」
「UBERの影響は大きいの?」
「もう影響なんてものじゃないよ、廃業だよ、廃業」
「タクシー組合とかは?」
「マレーシアはアメリカみたいにユニオンされてないでね、ダメなんですよ」
と、そのハンドルさばきにも力強さが感じられない。
慢性乗車拒否のタイのタクシーには1ミリリットルも同情の気持ちが湧かないが、こちらはちょっとかわいそうね。時代とは言え。
だけど、そのうち人工知能による自動運転になれば運転手自体がなくなっちゃうんだけどね。
★ 「数学の難しい方程式なんて社会に出たら役に立たないよ」
と、したり顔でほざいていたあの頃のオイラをどつきたい。
今、オイラの会社で始めたプロジェクトの打ち合わせがベロニカ、ジョン、それから山下さんを交えて深夜まで。
「行列」=マトリックス
そう言えば数学で「行列」ってやった記憶が朧にあるよ。
重回帰分析、ベイズ統計、説明変数、目的変数・・・
山下さんは天才エンジニアだから当たり前として、
ジョンも鬼才エンジニアだからよいとして、
ベロニカは大学で数学専攻数学科卒かよ。
3人ともお互いの言葉に頷き、激論しながらどんどん数式やグラフを書いていくよ。
でも、ここで諦めちゃダメだよ。
ここで諦めるとご隠居さんになるよ、と自分を戒めて彼らの議論に質問を入れながら必死に食らいついていくよ。
オイラはわかったよ。
これからの世界を動かしていくのは統計学や数学だよ。
★ 在馬長子 [http://www.yubiso.jp/yubiso--------.html マレーシアでは「YUBISO ユビ..]
★ Jun [>在馬長子 そう言えば、KLのブキッビンタンにはユニクロ、メイソウ、ユビソウの3店が出店しているね。みんなショッピン..]