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★ 年内の予定が、年末年始も含めてほぼ埋まった。
これはもうカズレーザー並みの売れっ子状態じゃんね。
まあそれでもう年末に思いを馳せ、1年が瞬く間に過ぎていくなぁという話になる。
この早さでこの先のことを考えると、医者から
「余命○年です」
と宣告されたのと変わらないような心持ちになる。
どうして年を重ねると1年がこんなに早く終わってしまうのだろうか、と調べてみると、
19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネの研究による
「ジャネーの法則」
という心理現象だということがわかった。
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「ジャネーの法則」
主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象。
簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)。
例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。
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要するに長く生きれば生きるほど、自分で感じる1年の長さは短くなる。
ウチの両親のように86歳ともなると、1年はちょっと近所のセブンイレブンに買い物に行ったくらいの時間で終わってしまうのだろうか。
これは堪らん!
元気で飛び回っている人と、寝たきりでずっと天井を見ながら時間をもてあます人、この違いは大きいと思いますぜ。
毎日、同じ生活だと結果として脳が時間を短く見積もります。新しい刺激が無いため脳処理情報が限定されるためです。新しい経験を日々加えると経過時間に対する満足感があり、時が短いと言う負の意識が薄れます。つまりリア充の方が人は得します。
>kaobal<br>そう考えると、人生の終盤できるだけ健康で体を動かせることは人生にとって極めて大事ですなー。<br><br>>駐在君<br>健康でさらに新しい刺激が日々の生活にあることも大事な要因だと。感じる時の長短よりも満足感を持てる人生を送りたいということだね。