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2011年01月09日(Sun) 受け継がれる悪習慣
★ 今日買い物の帰りに乗ったタクシーの運転手はテンションの高い若いお兄さんだった。
途中で前を走るタクシーにプップップー、プップップーとクラクションを鳴らす。なんで？という質問を発する前に
「お、お父さんです、お父さん！」
と彼が後部座席のオイラに振り向く。
親子ドライバーがこの広いバンコクで並ぶとはまた奇遇な話だ。
彼はうれしくなってとにかく親父のタクシーに並ぼうとする。
信号や交差点もあるのでなんだかたいそう危ないのである。
横に並んだ途端に親父の方がニヤッと笑って手のひらをパーに開いて前後に振る。
ああ、危ないから無理するなよって息子を諌めているんだな、と思ったら息子ドライバーの方が、「おー！」と言いながら同じように手のひらをパーにして顔の前に掲げる。
なに、この親子のコミュニケーション？と訝っていると、
「500バーツだって言うんですよ！ スワンナプーム空港から乗せたお客なんですけどね。すごいなー、親父！ 500かぁ。(親父のタクシーの後部座席
を見て)ああ、お客はファラン(欧米人)だもんなー。メーターを使わないでね、言い値で乗ってくれたらそれはそれでいいんですよ。500かぁ、うまくやったなー！」
とハイテンションでしゃべりまくる。
通常空港からタクシーでスクムビットまでならメーターで200バーツくらい。だからこれは相当吹っ掛けているわけだけど、タクシードライバーたちの間ではこれが手柄話になるわけだ。
そして親父は
「息子よ、どうだ。お前も早くこのくらいの手柄を上げろ」
誇らしげな笑顔を向けながら手のひらで「5」を作るのだ。
(写真は隣に並んだ親父のタクシー。後部座席はファラン二人連れ）
お前もチップはずめよっていうプレッシャーだったんじゃないの（笑）
５年ほど前にタイの空港で幸運にも市中へのバスを見つけ乗ったら、外国人は私１人で運転手はなんとなく不機嫌、告げておいた場所を危うく知らん顔で通り過ぎられそうになりました。<br>外国旅行できる人間（貧乏旅行でも）はある程度の木戸銭を払えということでしょうか。
２００が普通なんですね。覚えておこう。でもいつも渋滞でいくら払ったか・・・？日本人の企業で運転手をしてた、運転手のタクシーに乗ったことがあります。タイ語で英語を話されてる感じで話がよく分からなかったのを思い出しました。
何処もかわりませんね。<br>私も以前KLIAで白タクにやられてしまいました。<br>事前に十分注意していてもやられるのだから…<br>ためいき！
＞tomo<br>ナイス、ツッコミ。<br>その場合はすぐに寝た振りをする。<br><br>＞ムーミン<br>いや、それはただ単にバスの運転手がボケていただけでしょう(笑)。<br><br>＞ようこ<br>うん、メーターはね。高速乗ればプラス高速代かな。タイの運転手も色とりどりだからね。<br><br>＞つきうさぎ<br>まあ、白タクは基本、料金交渉だからね。なかなか難しい。
えー、うちのスタッフ（シンガポール人）、ボス、全員700とかいい値で払ってましたけど。。。あたし一人「メーター倒せ」で運転手いつも不機嫌・・・（笑
＞kahr<br>おお、700はしばらく仲間内で手柄話が続くだろう。オイラはタクシーの列の前で「メーターの人！」って手を挙げさせる(笑)。