★ いよいよ2020年の最終コーナーを回って直線コースに入った。

「秋頃にはさすがに」

とみんなが予想していたコロナ収束もいまだに見えないという状況。

こんなよくわからない1年は誰も経験したことがないだろう。

10月10日に開催予定のあった中学校の大同窓会が6月に中止が決まった時も、あくまで「念の為」という理由だったが、今から10日後に還暦過ぎのジジババが３密で大集合だったとすれば、それは無理な話だった。

同じように「念の為」とオンライン飲み会に切り替えたJalanJalan25周年にみんなおいでよ企画も、来年の2月26日になってみれば

「とてもマレーシアに集まれる状況じゃなかったね」

となる公算は大きい。

まだまだ世界は第２波、第３波のうねりが来ていて東京五輪もちょっとわかんないね。

もはや自宅勤務は当たり前になり、「ニューノーマル」は定着しつつある。

「コロナが終わるまで辛抱」

って言ってた会社も

「いやいや待ってたら潰れるわ」

と慌て出している。遅いってば。

「今日のひと言」を読んでいる人たちはきっと上手に転換を果たし、時代に対応していることでしょう。

さて、あと３ヶ月。2020年も大晦日までしっかり世の中の流れを見ながら生き抜いて行こう！

★ トランプ大統領も新型コロナに感染した。

アメリカの状況を考えると最早誰が感染しても驚きはないんだけど。

ただこれは次回の討論会や選挙への影響も避けられないとアメリカメディアは伝えているので、世界的な注目事項だろう。

でも、トランプは強そうなので、さらに大統領専任医療チームや設備は優秀そうなので平気な顔で戻ってきて

「ほらな、コロナなんか風邪と一緒だとオレはずっと言ってきただろう。メディアに騙されるな」

とドヤ顔をしそうな気がしてならないね。

★ 週末は珍しくタイの屋台飯を食べにカミさんとバイクで出かけた。

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1軒目は割に家の近くにある

「ラートナー」

という料理。揚げ麺の上にあんかけというか、あんかけの中に揚げ麺がある。

50バーツ(160円くらい)だけど、上に卵をトッピングしたのでこれは60バーツ。

日本で言うかた焼きそばのような皿うどんのようなだけど、パリパリ麺があんかけに馴染んで柔らかくなっていく感じがなんともたまらなく美味かった。

中の豚肉も柔らかくて絶妙。

揚げ麺大好きなオイラとしてはこれは通うなと確信した。

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2軒目は少し足を伸ばしてチャオプラヤ川沿いまで。カミさんがロティチャナイが好きなので、今回は「Roti Mataba」というロティ専門店へ。

本来であれば観光客がたくさん散歩しているであろう旧市街も静か。

だけどこのお店だけはローカルにも人気なので注文の列ができているほど。

ロティとチキンカリー、サモサを注文。ここはロティに砂糖やチョコレートなどを乗せたデザートの種類も豊富。

ちなみにお値段は1人前50バーツくらい。

オイラは配信アプリでグルメライブ配信をしていたので慌ててカミさんが撮った料理はすでに食いかけでごめん(笑)。

タイはマレーシアに比べるとローカル飯に今ひとつ美味しさを感じないので(個人の意見です)、ローカルダイニング的なレポートがほとんどないんだけど、たまにはやってみようと思います。

★ さっき山下さんからマレーシアはコロナ第２波がやって来たと連絡があった。

タイとの国境に近いケダ州の裁判所でも集団発生したらしい。

マレーシア政府はロックダウンは避けたいようだが、これでまたいろいろなことが振り出しに戻る。

テレワーク環境へのシフトを踏ん切れなかった会社はどんどん衰退しているらしい。

東南アジアの成長率はどの国も軒並み下方修正。

日経の調査によると感染の再拡大、長期化で内需が減退しているのが要因だ。

2021年以降も回復の見通しは立っていない。

路面店のレストランなども店のシャッターが閉まったままというところがかなりあるし、ショッピングセンターに行っても店舗が撤退して空きスペースになっているところが目立つ。

来年、再来年になれば少しずつ客足は戻るのだろうが、ここに再び投資意欲を持って新たな店舗や事業が立ち上がるとなるとそのタイミングでは無理だからコロナ前のような状況になるにはさらに２〜３年はかかるだろう。

それにしてもトランプ大統領は4日で出て来たな。

親指立てて「うぇ〜い」って顔しながら(笑)。

★ 先日JalanJalanをクラウドサーバーに移転するときにプログラムが化石すぎて新しい仕様のサーバー上で動かすことに相当苦労した。

アジアンスクエアなどの掲示板もスパム投稿拒否プログラム(山下さんの手作り)、も動作しなくなったので毎日ロシア語のスパム掃除に追われている。

そこで、山下さんやウチの会社のエンジニアたちとも相談し、JalanJalanもいっそ作り変えちゃうか、ということになった。

とりあえず、世界的に主流であるWordpressというCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)プラットフォームを搭載し、使い勝手やセキュリティを現代に合わせる(笑)。

JalanJalanが開設された1996年にGoogleが創業されたから、まだ「ググる」なんて言葉もないし、FBやインスタなどのSNSもないから何かしらマレーシアの情報を検索するならJalanJalanの掲示板やチャットルームだったし、その頃はフットーワークよく自らローカル飯やイベントを取材して記事をアップしてたからマレーシアの最新ローカル情報もゲットできた。

今は巨大プラットフォームから様々な情報を得られるけれど、ちょっと一新してみようかなと思ってる。

★ 来週の火曜日が祝日なので月曜日を休んで４連休にした。

たまたまホテルプロモーションがあったので週末はまたバンコク市内のホテルで休養するつもり。

そうするとまたちょっと多めに飲み食いしてしまうし、一段階減量してからなかなか体重が落ちないこともあり、鶏胸肉とゆで卵ランチは継続中。

再来週も祝日あるし、11月はまたソンクランの振替とかで平日を休みにするみたいだし、12月はもともと休みばかりで仕事にならないし、気合いを入れないと知らないうちに大晦日になっちゃう。

だから今日は営業チームを集めてカツを入れたし、明日は全スタッフを集めてオイラがSEO(ウェブサイトを検索結果の上位に表示させる方法)についてレクチャーをする。

これから緩んでくるからここで締め直す！

★ 今回宿泊したのは自宅の一駅隣にあるコンラッドホテル。

そういえばここは昔電通シンガポールに駐在していた森田君がバンコクに来るときの定宿にしてたなとロビーに入っていった。

コロナプロモだけどロビーはガランとしてた。

チェックインの手続きをしていると担当のスタッフがモニターの画面を見て

「Welcome back Mr. Yamamori」

と言う。

（あれ？泊まったことあったっけな？）

カミさんは

「いつ、来たの？」

と詰め寄ってくるので焦る。

記憶にない。

ほんとに(笑)。

「Welcome back」

とか言っちゃいけないよね。

★ エグゼクティブクラブラウンジが使えるプロモーションパッケージって、結局朝食ビュッフェ、アフタヌーンティー、カクテルタイムと３食付いているのと同じなんだよね。

ちゃんと毎日ビュッフェ内容一新するし。

３食＆飲み放題の5つ星ホテルで一泊3,000バーツならお得過ぎる。

カミさんと晩飯行って飲み食いして3,000バーツなんてあるからね。

観光客が来タイできるようになればもうこんな破格はないだろうけど、バンコク在住者せめてもの恩恵だ。

今日は自分的４連休の最終日で朝から自宅でゴロゴロしているけど、休みじゃないマレーシアのクライアントから仕事の電話が入った。

プロジェクトの進捗確認と社内人間関係の愚痴。

そこまでオイラに言っていいんかいと思うが、きっと他に聞いてくれる人がいないんだろうね。

ちゃんと慰めてあげたよ。

さて、明日から今週が始まる。

1週間3日は楽だわ。

★ 今日は出社日だったけど、昨日から身体中に蚊に刺された感じの大きな蕁麻疹と発熱。

ということでちょっと早めに休みます。

明日は朝一8時からマレーシアのお客さんとのオンライン会議。

なんだ！負けるもんか！

★ 朝起きて、熱を計ると７度５分だった。

オイラ、平熱が５度２分くらいだからこれでもちょっとぼーっとする。

なんとか回らない頭で８時からのオンライン会議を完遂した。

午後には客先で打ち合わせがあったけど、事情を説明してオンライン会議に切り替えてもらった。

顔以外の体全体に出ていた蕁麻疹は、だいぶ引いてきたけど、班と班が結合して一つが５cmくらいのアメーバ状になってきた。

こんなの見たことない。

怖い。

カミさんは

「内臓疾患が原因だといけないから病院に行ってきたら？　仮にこのまま引いたら原因がわからないでしょ」

と言うが、それも怖い。

本来なら6月に日本で人間ドックなんだけど、今年はできてないからちょっと心配ではある。

でも怖い。

★ 熱もだいぶ下がり、身体中の不気味な斑紋もキレイに消えました。

でも微熱と頭痛があるので今日は出社せずに自宅勤務にした。

マレーシアがまた移動禁止宣言を出したことでさすがにもう持ちこたえられない会社が急増しそう。

昨日は某日系のクライアントからメールがあった。

この会社は今年の5月にある集客ビジネスを開始する予定でマーケティングに関するコンペを実施。

オイラの会社が勝って一手に引き受けることになっていたのだが、コロナで5月オープンが不可能に。

第１波の収束を待って11月オープンで準備を進めてきたが、再び第２波によるロックダウン。

サービスはスタートしなくても人件費や家賃などの維持管理費は毎月出ていくわけだから、準備資金も底をつく。

ウチのクライアントでもコロナで予算の増えるビジネスもあれば、こうして無くなってしまうビジネスもある。

誰も彼もコロナで生活に影響が出るんだけど、全く影響を受けていない友人がいた。

北海道の漁師町の漁師。

毎朝３時半に船を出して鮭やイカを獲り、丘に上がれば漁師仲間と酒を飲む。

「こっちは一つも影響ないよー！毎日楽しいよー！おいでよー！」

と明るい。

コロナが収まったらカミさんと行って獲れたての魚介類をたらふくゴチになろうと心に決めている。

★ 長くタイに在住してこんなに雨季の長雨を経験したことがない。

もうずっと毎日降っている。

ソフトボールももう3週間も延期＆延期だ。

この週末もジメジメシトシト降り続いていたし、さらにタイの反政府デモで庶民の足BTSの各駅が閉鎖になるし、家のすぐそばにあるアソーク交差点で大規模集会が行われるし、と部屋でネトフリを見続けているしかなかった。

まあ、ちょうど病み上がりだったのでよかったんだけどね。

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ハリウッド映画の間に挟んだ「男はつらいよ」で、寅さんが旅先で出会った女子大生、原田由紀(三田寛子)をそのキャンパスに訪ねるシーンがあるんだけど、こんなのはこの時代は違和感なかったんだなぁと時の流れを感じた。

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寅さんは、早稲田のキャンパスに入ると(まずあの風貌で今キャンパスに入れるのか？)、キャンパス内を友人とジョギングしていた茂(尾美としのり)に

「おい、にいちゃん、由紀ちゃんはどこにいるんだい？」

と声をかける。

声をかけられた茂と友人は戸惑いながらも寅さんと一緒に学生課に行き、何万人にも及ぶ学生名簿から「原田由紀」を探す。

由紀ちゃんの受講表を手に入れ、次の時間にどの授業があるかを調べて寅さんをその教室に連れて行く。

まだ誰もいない教室で由紀ちゃんを待っているうちに眠ってしまい、授業が始まってしまう。

目覚めた寅さんはしばらく静かにしているが、授業が難しくてわかんねぇよと教授に文句を言う。

教授は寅さん1人に丁寧に産業革命の説明をして行く。

セキュリティ、個人情報、ストーカー、変質者・・・

今ならそんなキーワードが誰の頭にも浮かんで、あっという間に両脇抱えられて警察連れていかれる話なのだが、ほんの少し前までは許されていたんだなと。

今年デジタル技術で蘇った寅さんだったが、バーチャルでよかった。

「本当の寅さんの存在」はもう許されない時代になってしまったのだから。

★ 東南アジアでもっとも成功している日本食レストランと言えば、バンコクのアソーク(オイラの会社の真ん前)にある「シャカリキ432」だが、このお店が自社のFBにアソークでの反政府集会を揶揄する投稿を上げ、炎上している。

今日は地元メディアにまで取り上げられてしまった。

もちろんその投稿は日本語だったのだが、日本語のわかるタイ人がタイ語に翻訳して拡散。

反政府勢力の格好のマトになってしまったのだ。

海外での出来事を気軽にアップできるSNSだが、その投稿の仕方によっては今まで築いてきた全てを失ってしまうほど拡散の影響力は恐ろしい。

FBやインスタを使っているみんなも気を付けようね。

★ 昨日は新規のお客さんにプレゼン。

一昨日初めて日本から問い合わせがあってその翌日にプレゼン。

提案書のほぼ全てを娘が作成したが1日でこれだけのものが作れるようになったのは成長。

うまくクライアントになってくれるといいな。

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最近テレビでユーチューバーとテレビの芸能人の境目の話をしていた。

ある人気ユーチューバーが不倫をしてユーチューブ上で謝罪をしたけど芸能人じゃないのに謝罪が必要なのかどうかという議論が沸騰なのだそうだ。

もうね、それはそもそも視点が間違っているんだよ。

ユーチューブを見ている視聴者は謝らなくていいとか、テレビの視聴者には謝るべきとか視聴者目線で考えても無理なんだよ。

ユーチューバーだろうが、テレビに出ている芸能人だろうが、どう対応するのが今後の自分にとっていいのか、仕事を続けていけるのか、と自分の視点で考えているんだよ。

ユーチューバーだってここで謝った方がフォロワーが減らない、と判断すれば謝るし。自分の生活を支える仕事なんだから。

だから「影響ねーよ」と考えるビートたけしは謝らなくたっていいんだよ。

★ 今朝はウォーキングを後回しにしてバイクでカミさんとクロントイ市場に行った。

食材はだいたい週一でここで仕入れる。

オイラはカミさんが食材を買っている間、市場の外の路地で待っている。

しばらく待っているとおじさんが近寄ってきて

「お腹空いているか？　美味しいスープがあるから」

と言う。

ちょっと横を見ると炊き出しをやっている。

コロナ禍以来街角では食うにも困るようになった人たちのために有志が食料や水を配給しているのだ。

オイラは

「いえいえ、私は大丈夫です」

と断ったのだが

「いいから。遠慮しくていいよ。美味しいよ、NO.1だ！」

と親指を立てた。

オイラはそれでも断ったのだが、おじさんはオイラにお粥スープを持ってきた。

仕方なくオイラはそれを受け取って礼を言った。

起き抜けに出てきたTシャツ、短パン、ビーサン姿が、さぞかし見すぼらしく、侘しい佇まいだったのだろう。

施しを受けてしまった。

味は少し濃いめで具沢山のお粥スープは、人の情けの味がして美味しかった。

★ KL在住山下さんによるとマレーシア中のスルタンが王宮に集められ、コロナの対応に関する王家会議が開かれた。

そして昨日、「非常事態宣言」発出が回避されたとのことだ。

昨日のバンコクソフトボールではマレーシアからタイに入国した柴田さんと、同時期に日本から入国した外山さんの入国手続き事情をみんなで聞いた。

とにかく2人が

「2週間のホテル隔離生活は地獄」

と口を揃えていてちょっとブルブルした。

米国ドルで10万ドル以上のコロナ保険にも入っている必要がありとにかくタイ入国はハードルが高い。

そんなギリギリのマレーシアコロナ事情を解説する貴重な動画を山下さんが作成した。

「マレーシアで新型コロナウイルスのD614G変異は？　２回めのC-MCOを甘く見るな！！」

ぜひぜひ、ご覧あれ。

★ 一昨日バンコクでやっているソフトボールリーグの監督会議があった。

参加８チームの監督の中で最長老は昭和32年生まれの63歳。

一番若い人で30歳で30代〜60代まで散らばっている。

最長老が

「僕は32年生まれの63歳」

って話題を出したので話の流れでそれぞれの年齢が開示されていった。

「山森さんは？」

と聞かれて

「僕は34年の・・」

と言ったところでみんながえーーー！と引っくり返った。

オイラが34歳と申告したと勘違いしたのだ。

若い1人が

「僕と同い年か！と思いました」

と笑った。

そんなわけねーだろ。これで34歳だったら自分がかわいそうすぎるわ。

それでも最近流行りの写真アプリ「SODA」で漫画のフィルタースタイルで自撮りすると

61歳が34歳に撮れる(笑)。

★ NHKの「ファミリーヒストリー」に爆笑問題の田中裕二が出ていた。

彼はオイラやカミさんと同じ都立井草高校の5年ほど後輩だ。

もしかしたら井草高校出ないかなーと思って見ていたらちゃんと紹介されていた。

しかもオイラもカミさんもお世話になった金城先生が田中の担任だった。

田中よりも金城先生が懐かしい。

あの頃は先生の中でも一番若い方で、濃いめのイケメンで明るくエネルギッシュなところが生徒たちにも人気だった。

「だいぶおじいさんになったねぇ・・・」

カミさんが呟いたが、思わぬところで自分たちも歳をとったことを思い知るのだった。