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★ 今朝は雨が降っていた。
オイラはまだ肩が痛かったし、ウォーキングに出ようかやめようか躊躇していたが、カミさんは傘を差して行くと言うのでオイラもタバコ工場の入口まで付き合ってそこから一人で引き返してくることにした。
タバコ工場の入口の脇には高級サービスアパートメントがあって、毎朝その前を通る。
カッパを着たガードのおばちゃんが、我々が傘を差して前を通ると
「いいねー、傘を差してでも毎日やるってグッドだねー」
と満面の笑顔で褒めてくれた。
ところがだ、オイラはあと30mくらい行ったところで、まだおばちゃんの視界に入る場所から一人で雨に濡れて引き返すという予定でいる。
今褒められたばかりでそれはどうなのよ。
「あれ?一人で帰るの?」
と絶対声かけられるだろうよ。
おばさん、せっかく褒めたのにがっかりするだろうよ。
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それでもうなんだかわからないけど、オイラはタバコ工場の入口にある屋台の傘の下でカミさんを待つということになった。
カミさんは腹を抱えて笑いながら一人でタバコ工場の公園の中に消えていった。
オイラは屋台の傘の下で蚊や虻を追い払いながらまるで意味のわからない時間を過ごした。
相当痛いんですね。見栄も張れないほど。
>もとママ<br>昔から痛みに弱いと評判のオイラだよ。