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★ ウチの会社のウェブサイトの内容を見て問い合わせてくれた新規クライアント(医療関連商品を製造販売している会社)から仕事を受注することになった。
来週の月曜日にキックオフミーティングを開く。
今までなら当たり前に
「では御社オフィスに10時にお伺い致します」
なのだが、先方から
「事務所がバンコク郊外だし、オンラインでもいいですよ」
と連絡があり、
「じゃあ、そうします」
と回答した。
渋滞はだいぶ減ったとは言え、またタイのコロナは落ち着いたとは言え、打ち合わせのために往復2時間を車で移動するのは時間とコストに見合わないという合意がクライアントとベンダー間で成立したことになる。
このお客さんとはまだ実際に会って名刺交換すらしたことがないわけで、また極めて特殊な事情があったわけでもないので、ビジネスのニューノーマルとしてこのスタイルは定着していくのだろう。
この移動時間を再活用できる効果は特にタイやマレーシアで大きい。
一般的に午後2時の客先ミーティングが午後3時半に終了した場合、スタッフは帰社しても終業時間になってしまうので会社に戻って来ない。直帰してしまう。
午後は1時間半の打ち合わせ1本で業務が終わってしまうことになる。
クライアントとの打ち合わせ内容をその日のうちに社内で共有したり協議したりすることもできない。
しかし、今は午後2時と午後4時の2本打ち合わせができるようになったので2週間かかっていた提案作業や修正作業が1週間でできるようになった。
ウチにとっては大きな恩恵となっている。