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★ 月曜日、火曜日とKLで仕事をして火曜日の夜にバンコクに戻った。
年末から来年に向けての仕事がタイとマレーシア双方で立て込んできて、気持ちがついていけてない。
残業しすぎているわけでもないし、週末休めていないわけでもないのになんか力がみなぎってこない。
もうすぐ師走だ。
気持ちをアゲるために作業BGMを今朝からクリスマスソングに切り替えた。
最後の直線に入り、あとは残っている力を出し切って走るだけだ。
昨晩は仕事のパートナーでもある日本のIT社長がNHKのクロ現で紹介されるというのでテレビの前で待っていた。
彼の会社は固定電話をオフィスから撤去するという先進的な試みを実施し、それをNHKが取材。番組のテーマは「電話のない先進経営」みたいなことになるのだろうと誰もが考えていた。
ところが番組が始まってみると
「見直される電話によるコミュニケーション」
という趣旨。
彼の会社は電話を撤去したせいで多くの顧客を失ったというまるで逆の演出に使われた。
丸2日密着され、斬新経営を語りまくったこの社長は結局一言も出演せず、オフィスをパンするカメラにちらっと映っただけ。
全てカットされていた。
ドキュメンタリーは作る前からすでに番組側が言いたいことが決まっていて、「取材」と称してその言いたいことの演出材料を探す。
彼や彼の会社は先進経営どころか時代を読めない間抜けな会社として世界に印象を残してしまった。
私が使うシンガポールの金融サービスはカスタマサービスのチャット(多くはボット)ですべて問題が解決します。オペレータより対応が速くていいです。バカな顧客に電話対応するくらい世の中で無駄で非合理的な時間はありません。NHKは自身が日本最大の既得権益団体ですから基本、世の中の進化や合理化に反対するんです。
>駐在君<br>海外はさらに固定電話率は激減するね。このベンチャー社長が踏み切ったのもオイラの会社には固定電話が1台しかなくて、スタッフがほとんど使ってなかったから。