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★ ちょっと「ひと言」が開いてしまったな。
実は、今回のKL滞在では昨日の午後にとても重要なプレゼンが設定されていて、前週から週末にかけて部屋にこもってカップラーメンを啜りながらPCにかじりついて集中した。
久しぶりに全身全霊を注ぎ込んで資料を作り、クライアント会議室で魂のプレゼンをした。
「やらなきゃいけないことはわかっているんですよね。しかし、誰が決断するのか、その覚悟がねぇ・・・」
とクライアントの幹部日本人たちは顔を手で覆った。
日本の大企業は、
「誰が責任を取るのか」
が明確にならない限り、大きな決断をしない。
その部屋でもっともポジションの高い人が
「我々の覚悟が試されているんだよ。我々が覚悟しないとダメだということですよ」
と話をまとめた。
前例がない、という岩盤思考が根を生やした大岩が少しぐわんと動いた感じ。
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プレゼン終わりに「とりあえず乾杯」をするパワーも残っていなかった。
そのくらい疲れた。
明日の午後、バンコクに戻る。
「とるべき責任を取らなかった」という責任を取らされることはまずないからですよね。あの人は慎重な人だというのは得てして褒め言葉だし。<br><br>するべきことをしなかった罪悪の方が、しなくていいことをして失敗するより大きいと思うんですけどね(ノ_-。)。
過去の体験(成功体験も含めて)にしがみついて決断しなくても何とかなった時代はもうとっくに終わっています。<br>情報をつかんだ瞬間に決断する、世界はこんな時代にとっくの昔に突入しています。それで間違っても「間違った」ことを勉強すれば次はもうちょっと賢くなれます。<br>日本だけ取り残されます。
>YUKIKO<br>そうね、今回ここでこの決断をしなかったとしてもそれがあとで振り返られることはないしな。消費者や社会の志向はどう変わってきているのか、競合社はどれだけ先を行っているのか、もうあの手この手で「いつやるの?今でしょ!」を繰り返すんだけど、マジ重いわ〜、日本人。。<br><br>>kaobal<br>日本の会社はあと3年や5年でその会社からおさらばする人たちが決定権を持っているので「私のいる間は平穏に」となります。せめて20代後半〜30代が何人か取締役会に入ってないととても世界とは戦えないですね。