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★ バムルン病院の整形外科医に膝を診察してもらうと、半月板や軟骨といった関節そのものではなく、周辺筋肉の炎症が原因とのことだった。
のみ薬とぬり薬をもらい、10日間の激しい運動の禁止指示。
6日(練習)、13日(練習)、20日(試合)とソフトボールなので、20日の試合までは全力で走ったりしないようにする。
この「今日のひと言」は、20年ほど前(ここに残っているのは2001年8月からの分だけだけど)、まだ世の中にブログという言葉がない時代から書いているんだけど、こないだ昔のひと言をちら読みしてみたら、なんか軽やかなんだよね。
起業したてで精神的にも経済的も相当キツかった頃なのに、なんか軽やかなんだよね。
♪若さゆえ〜
なんだろうね。
2002年3月のひと言にこんなのがあった。
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熱が出た。腹もこわした。昨日の夕方からなんだか具合が悪くなった。エアコン直撃の場所に座ったりするとのどをやられる。6時ごろ外回りから帰り、アパートの部屋に戻って休むことにした。むしょうにのどが渇き、冷蔵庫を物色していると冷凍庫の奥にハーゲンダッツのバニラ&チョコクッキーを発見。地獄に仏とはこのことだ。すけさんが買っておいてくれたんだ、いい奴すけさん・・・と心で拝みながらシールをはがしてパクつく。ところがどうも感触が変。まるでメレンゲのようにスプーンに抵抗がない。それでも食べ進んでいると、そのメレンゲの下は茶色い水だった。僕はげぇげぇ今食べたものを吐き出そうとしながら、カップを見た。仏はすけさんの顔とダブりながら悪魔に豹変していた。
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具合の悪くなり方が軽やか。
最近は、冠動脈石灰化とか膝の炎症だとか、オメーよ(笑)。
★ 起きてからも覚えている非常にクッキリした夢を見た。
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気がついたら劇場の舞台袖にオイラはいた。
そこはR-1の予選会場で、自分は出番の順番待ちをしているらしかった。
そんな状況あるはずないのに、「これは夢じゃないか?」とは全く疑っていない。
当然ながら頭の中にネタのネの字もない。空っぽ。
こんな舞台でオイラは何もできない。
だけど、順番は迫ってくる。
張り裂けそうな胸の痛み。焦り。緊張。
周りにはたくさん他の芸人がウロウロしている。
それが誰かを特定はできないが、2人と話した。
スピードワゴンの井戸田潤とフジモン。
「緊張しとるやないけ。大丈夫かお前」
オイラのことを知っているらしい。
自分の順番になったら何を話せばいいか。何をすればいいか。
それを必死で考えるけど何も浮かばなかった。
そして順番が来て、ハンバーグ師匠の衣装を着た井戸田潤から背中を押されて舞台に出た。
足を投げ出した審査員たちが、10人ほど。
それが巨人のように見えて恐ろしかった。
結局何も話すことが浮かばなかったので、なんで自分がここにいるのか全く覚えがないこと、を一生懸命訴えた。
笑いが起こった。
え? ウケた?
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と思ったところで目が覚めた。
★ 昨日は小学校1年生からの付き合い、綱川くんと久しぶりに再会しバンコクで飲んだ。
このページのどこかにある「隠しリンク小説」でお馴染みの綱川くんは、この人だ。
小学校の時に綱川くんと席が隣同士になった時に
「隣の席の友達のいいところを書く」
という授業があって、綱川くんが書いた山森くんのいいところは、
「ことわらない」
だったことを今でもよく覚えていて、そんな話を綱川くんにしたら笑いながら謝られた。
このオイラの「ことわらない」性格のお陰でその後綱川くんといろいろなことに巻き込まれて行くことを当時はまだ知らない。
それはこのページのどこかにある隠しリンク小説で明らかになる。
途中で我々が飲んでいたバーにバンコクの友人連中が二次会でなだれ込んできた。
日本から来ていたさっちゃんとブッチーにも久しぶりに再会できてとても楽しい場になった。
結局、綱川くんとは6時から6時間近く話続けて、涙が出るほど笑った。
★ 元会社の一つ上の先輩から「来月、定年退職です」とメッセージが来た。
同い年の綱川くんも来年5月には定年で
「いろいろ考えて、給料下がってもしばらく会社に残ることに決めた」
と言っていたように、我々世代はこの区切りにこの先どうするかを考え、決めないといけない。
前出の元会社先輩は
「僕は完全引退します。これから家を建てる計画を進めていて、またキャンピングカーを購入して全国各地を回りたいです」
と伝えてきた。
今までの60年間に比べると残りの30年間は「どう過ごすか」をある程度自分の意思で方向付けできる。
人それぞれいろいろな考え方があってとても興味深い。
それはその人の「私にとって人生とはこういうもの」を聞くことに他ならないからだ。
オイラには彼らのような
「60歳の意思決定」
はない。
39歳の時に決めてしまった。
★ 昨日は相当久しぶりにペパマスと飲んだ。
ペパマスは吉祥寺の「ペパーミントカフェのマスター」の略だったが、ペパカフェは弟に引き継がせて彼はタイに移住したので、もはやペパマスではない。
今はバンコクから離れたシラチャーで「オハナ食堂」という日本食レストランを経営しているので、オハマスだな。
オハマスも15年ほど前にタイ人と結婚して女の子が2人生まれ、家族4人で暮らしていたが、一昨年から激烈な離婚騒動が持ち上がり、闘争に闘争を繰り返した結果、先月ようやく正式に離婚が成立。
現在は彼が子供の親権を取り、子供2人を養育しながらお店の切り盛りもしている。
「身も心もボロボロになった」
というその紛争劇は彼がタイ人を、そしてタイそのものを大嫌いになるには十分な過酷さだったようだ。
「そんな中でも心が壊れず、鬱にもならなかったのは、俺は他のヤツと違って絶対なんとかなるヤツ」
という「根拠のない自信」だったと自己分析する。
仕事に失敗して、無一文になって、多額の借金を背負っても
「たぶんオレは大丈夫」
という、普通の人からすると間抜けな自信は、実は一番強い。
これは鍛錬で身につくものだろうか。
それとも生まれながらに持った素養なのだろうか。
精神的な強さ、とは京都や奈良の山奥で年月かけて研ぎ澄ますものではなく、逆に鈍く、欠落したことから生まれるものなんじゃないかと思う。
★ 今日はローソンタイの5周年キャンペーンの記者発表会に顔を出してきた。
ローソンがタイに初めて上陸し、オイラの会社でブランド作りの仕事を始めてからもう5年も経ったんだ。
店舗数は現在102店舗。
決して早いペースではないが、上陸時にセブンイレブン8,000店舗、ファミリーマート600店舗と比べてタイ進出が大きく出遅れたことを考えると健闘していると言えるんじゃないだろうか。
今週、オイラのコンドの近くタイムズスクエアにも新店舗がオープンした。
オイラと話していたローソンの日本人幹部が
「セブンやファミマとは競争する気はないので、ウチ独自の特色を出していきたい」
と言っていた。
さー、どうなることでしょー。
★ マハティール率いる野党連合が勝利し、初の政権交代が実現した。
昨夕、マレーシアからベロニカとジョンがバンコクに出張してきたのでオフィスそばの和食屋で遅めの晩飯を食っていたが、彼らは選挙アプリで選挙速報に夢中だった。
負けたナジブ前首相の汚職疑惑が今回の政権交代をもたらしたわけだが、さりとてマハティール新首相が前回首相をしていた時に汚職疑惑がなかったかと言えばそんなことはない。
目くそ鼻くそと言えるが、いかんせん今回は鼻くそがでかすぎた。
また、マハティールが投票のために選挙区へ戻るフライトを飛ばなくさせたり、投票所を停電にしたりといった与党側の「仕込み」が露骨に幼稚すぎて野党連合の勢いを増した。
それにしても92歳の国家元首の誕生。
驚くべきことだ。
やはり引退した老人が最も恐れるのは社会との絶縁なんじゃないかと思う。
誰も自分を必要としない。
自分の知らないところで勝手に世界は動いている。
自分は社会の役に立っていない。
こういった疎外感、孤独感が一番恐ろしいのだ。
政界を引退してパン屋のオヤジになったマハティールもきっとそこから抜け出してきたんじゃないかと思う。
★ 今回は3日間で7つの議題を話し合うバンコク会議。
営業的なことや技術的なことなど参加メンバーを入れ替えながら一つずつこなしている。
特に、12年働いてきたLekが退社することによる引き継ぎ事項は膨大で、2ヶ月で終わらせるのは難しそうだ。
一方でベロニカらは夕食を食べながら
「Lekはどのくらいで戻ってくるか」
を予想し合っている。
ベロニカ「3ヶ月」
ジョン「3ヶ月以内」
ナミ「6ヶ月」
そうね、タイ人は将来を見据えるというより、その場その場の思いつきで動くことが多いからね。
まあ、たとえそうであったとしても、情報や技術を会社として共有しておけるシステムを作っておくことは無駄にはならないだろう。
★ 昨日はバンコクソフトボールチームおぼんこぼんのメンバー4人と練習試合に参加。
ラビッツというチームの補欠要員としてベンチ入りする。
午前中で連続3試合をこなすというハードさなので、補欠要員くらいの方が体は楽なのだが、それでも我々4人、試合後にビールを飲みながら
「やっぱり自分たちのチームで参加したい!戦いたい!」
と中ジョッキを高く掲げて叫ばずにはいられなかった。
そして、6月10日の試合はおぼんこぼん単体チームとして初めて参加しようという決意を持って飲み干した。
オイラが起業独立したときもこれに近いノリだった気がする。
6月10日に9人で参戦し、3試合のうちとにかく1勝、おぼんこぼんとしての初勝利を収める、これを目下の目標にした!
★ 土曜日の夜に食べたニンニクがいけなかったのか、以来ずっと腹を壊していて、それもちょっとなんかおかしいなと思うので、これから病院に行ってくる。
日本人営業のしーちゃんがちょっと体調を崩して、一旦今月末に戦列を離れることになった。
また、永年勤続のレックも今月末で退社。
今朝は全スタッフを集めて「緊急事態宣言」を発令した。
こういう大変な時にいつもよりちょっときめ細やかに連絡を取り合い、自分の仕事の範囲以外の協力をし合う。
そんなお願いをした。
なんども乗り切ってきた洋上嵐じゃないか。
タコ船長は今度も頑張るけど、ちょっとその前に病院行ってくる。
★ 人の体は摂取する食べ物から形成されるので、食生活が健康と密接な関係にあるというは大変よくわかるのだが、
「ほんとうなのか?」
と訝ったりする。
テレビに映る100歳越えの元気な爺さん婆さんはたいてい
「はい、なんでもしっかり食べとります」
「ご飯はちゃんと毎食いただいてますよ」
「唐揚げが大好きで毎晩の一皿が楽しみです」
など、何かを「制限」している気配がない。
ウチの親父も88歳になるが、朝昼晩飯と一緒にコカコーラを飲む。
水でもお茶でもなく、コカコーラだ。
たぶんもう75年は毎日コカコーラを飲み続けているし、ケーキやアンコも大好きで制限したことはないが、いまだに健康診断でも特に異常はない。
ずるくね?
最近、ラーメンもパスタもほとんど食べないし、炭水化物から自然に離れるようにしているんだけど、自分の体が不憫で不憫で。
★ もとママ [ マツコ・デラックスもどこも悪くないそうです。担当医が「理不尽だ。」とおっしゃってるそうです。同感です。]
★ YUKIKO [特に何かを制限してるわけじゃなくても、生活習慣全体のバランスがいいのかもしれませんね。それか自分の体のニーズを上手に..]
★ Jun [>もとママ いや、マツコデラックス健康なのw それは秘密にせんとあかんわ〜。バカバカしくなるわ..]
★ まさ [マクドのハンバーガーだけで食べて、ずっと健康な人がいるっていう記事を読んだけど、Junさんも、揚げ物とスィーツだけで..]
★ Jun [>まさ 健康を維持できる自信はあるんだけどなー。体重や体脂肪が増えてもそれは病気じゃないもんね。]
★ 「ロォラァァハァ・・」
男なら人生で一度は最後に声をかすれさせてこう真似ようとしてみたことがあるはずだ。
あ、無理ってすぐ諦めるんだけど。
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音楽評論家の岩田由紀夫氏がツイッターで呟いていた。
「彼が18歳の時、TBSテレビ楽屋。20歳以上年上のマネージャーをお前呼ばわりし煙草を買ってこいと命令する姿にスターの奢りを感じた。2度めは彼が40歳過ぎてからのインタビュー。歌一筋の人生が人間を変えたかの様に良い大人になり風格があった。」
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この頃の売れっ子アイドルのやりたい放題はすごかったんだろう。
すぐに郷ひろみや野口五郎のコメントをメディアが取りに行くが、メディアが外から作った「御三家」だし実際は仲が良かったわけでもないだろうから、彼らから深いエピソード何も出てこないもんね。
今年の紅白では1曲くらい追悼企画あるんだろうか。
そんなことを思いながらこれからマレーシアに行ってきます。
★ 昨日KLIAからオフィスに向かうために乗車したタクシーが臭くて気絶した。
この運転手は大丈夫なのだろうか?
まあ、この運転手は主犯か少なくとも共犯であることは間違いないから自白はしないだろうが。
臭源は何かと車内をあちこち探しちゃったからね。
なんなんだ、この邪悪な臭いは?
足臭なのか?
いや、この深み、複雑さはそんなシンプルなものじゃない。
それに絶対うんこが加勢している。
うんこしてんのか?この運転手。
流石に我慢できないので窓を開けようとした矢先にマレーシア名物大スコールが車体を打ち始めた。
ワイパーを全速力にしても前の車のテールランプくらいしか見えない。
締め切った、湿度の高い室内で意識が遠くなっていった。
★ ちょっと「ひと言」が開いてしまったな。
実は、今回のKL滞在では昨日の午後にとても重要なプレゼンが設定されていて、前週から週末にかけて部屋にこもってカップラーメンを啜りながらPCにかじりついて集中した。
久しぶりに全身全霊を注ぎ込んで資料を作り、クライアント会議室で魂のプレゼンをした。
「やらなきゃいけないことはわかっているんですよね。しかし、誰が決断するのか、その覚悟がねぇ・・・」
とクライアントの幹部日本人たちは顔を手で覆った。
日本の大企業は、
「誰が責任を取るのか」
が明確にならない限り、大きな決断をしない。
その部屋でもっともポジションの高い人が
「我々の覚悟が試されているんだよ。我々が覚悟しないとダメだということですよ」
と話をまとめた。
前例がない、という岩盤思考が根を生やした大岩が少しぐわんと動いた感じ。
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プレゼン終わりに「とりあえず乾杯」をするパワーも残っていなかった。
そのくらい疲れた。
明日の午後、バンコクに戻る。
★ 再来週に開催するセミナー、バンコクは2日間ともほぼ埋まったけれど、KLは1日だけなのにまだだいぶ空いてる(笑)。
こういうところを見ても人口の差というか、ビジネスの熱の差というか、バンコクとKLの違いを感じてしまうね。
初めての人でも「データ分析」「CRM」「AI」の話がわかるデジタルマーケティング最前線セミナーです。
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あ、1人だけ毛がない!
★ 朝のフライトでウブドに来た。
来週の火曜日が祝日だったこともあり、この辺りでちょっと癒し旅かなと年初めに予約をしておいたのだ。
ところが、出発ギリギリがプレゼンだったし、再来週はセミナーだ。
とてものんびりと羽を伸ばせるタイミングではなかった。
そして、出発の朝搭乗待ちをしていると
「セミナーの資料、週明けに見せてください」
とナミから無慈悲なメッセージが飛んでくる。
でも思えば自分の仕事でもないのに、セミナーの講演内容を事前に自分がチェックしてより良いコンテンツにしようと考えるその姿勢には頭が下がる。
ウブドのカフェでビールを飲めただけで今回の旅はよしとしよう。
仕事に集中する。
★ いろいろと制約ありながらも3泊4日のウブド滞在を終え、昨晩バンコクの自宅に戻ってきた。
帰りのTGでCAが機内食をサーブするときにオイラにタイ語で説明を始めた。
オイラは
「いや違う違う、タイ人じゃない」
という顔をしたので、CAはすぐに謝って英語で
「チキンorフィッシュ?」
とメニューの説明をし直したのだが、続いてカミさんには再びタイ語で話しかけた。
オイラがタイ人に間違われることはまああるあるなので、問題ないとして、一緒にいる旦那がタイ人じゃない、たぶん日本人とわかった上で、さらにこの女性はタイ人妻に違いないと踏んだわけだから、カミさんのタイ人化は凄まじいものがあると言える。
もし、時間が許すなら、年末くらいにまた行きたいなぁ。
旅行先、という次元を超えて、なんだろう、魂が救われる場所? ウブド。
★ 日本の某病院経営者と話をしたんだけど、
「今期の目標は550床にしたんですよ」
と告げられて、病院の入院患者数が病院の売上に直結するとは言え、ホテルと違って何部屋埋めるかを営業目標にして成立するんだろうか、と思った。
「どうですか、そろそろ3年経つし、入院してみては?」
って電話営業も外回り営業もできないでしょ。
「このくらいに設定しておいて達成できれば。いい時も悪い時もあるから」
病院にとっての「いい時、悪い時」って人間の社会生活の逆なんだなーって。
人間にとってなくてはならない医療がビジネスとしては人間の不幸を利益に替えているって微妙な話だよね。
★ tomo [そりゃもうアラカンですもの。 赤いパンツと靴下巣鴨で買っておくからね、イノシシ柄のやつ!]
★ Jun [>tomo いやだ。絶対いらない!]