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★ 昨日からミャンマーのヤンゴン。
ここに来るのは生まれて初めて。
業務提携の候補会社への訪問なんだけど、チャイナタウンにあるその会社は猥雑な通りに看板もなく存在していたので、周辺をずいぶんウロウロと迷った。
その上、インフラが安定しないミャンマーではちょうど訪問時に一帯停電で、お化けの出そうな古いビルの真っ暗な階段を8階まで上り、すっかり気持ちは折れてしまった。
「ここは、無理。早々に帰ろう」
そう思って叩いた扉から出てきた女性は高校生くらいに見えた。
窓から射し込む陽光を頼りに薄暗いオフィス内を歩いて打ち合わせをする部屋に通された。
部屋は暗いし、エアコンも止まっているのでもう汗だくだ。
会社のプレゼンを始める彼女はその幼い容姿に反してとてもしっかりしていて頭の良い女性だった。
彼女の隣では若い男性が静かに彼女をサポートしている感じ。
聞くと2人は夫婦で、4年前に2人でまだミャンマーでは珍しいデジタルエージェンシーを設立したということだった。
たった4年で社員は20人。すでに大手の会社とも取引をしている。
暗い階段ではすぐに帰ろうと思っていたけれど、打ち合わせの途中で電気も戻ってきたし、この会社がとても気に入ってしまった。
さて、今日は午前中にもう1社候補と会って、最終判断をしようと思う。
初めてのミャンマー、インドと中国の混ざったような混沌。もう異次元の面白さだ。
是非、また来ようと思う。
裸足?!<br>伸びしろを感じます。
>もとママ<br>そうだよ、きっと今の彼らには希望しかないよ。楽しいんだよ、この時期がw