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★ 先日スタッフたちと新しいビジネスのアイディアを出し合っていた時にユキから
「オンラインタンブン」
というのがあがった。
時間が無くてなかなかワットに行けない人たちのためにオンラインでお賽銭をあげてお参りできるアプリ。
ああ、なるほどね、と思ったけどタイ人スタッフたちからは反応が悪い。
というのは、
忙しくてワットまで行けないタイ人は、道ばたの物乞いにお金を恵むとか、コンビニのレジにある募金箱に寄付をするとか、その方法は身近なところにたくさんあるというのだ。
そう、タンブンは自分自身の徳を積むために行うもので、その手段を選ばないのだ。
日本人だとどうしても
お参りは「御利益」のため、
と考えてしまい、
初詣は鶴岡八幡宮、とか縁結びは出雲大社、とか
お賽銭=投資、御利益=見返りと考えてしまう。
だからそのあとでオイラが出した
「じゃあ、『オンラインタンブン』で集まったお賽銭を使って『1等、100万バーツ!』っていう宝くじ機能を入れたら?」
ってアイディアはタイ人から総ブーイングを食らった。