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★ 最近そろそろFBがつまんなくなってきたという声を聞くようになった。
昔ホリエモンが
「SNSがあるからニュースのコンテンツなんか一般のユーザーが作って出せばいいじゃん、マスコミとかジャーナリストとかもういらなくね?」
と提起したが、やっぱり素人の出すコンテンツはゴミでしかなかったのか?
オイラはFBやTwitterがだんだんつまらなくなってくるのは、コミュニケーションの対象者が広がったからだと思う。
最初はほんとに近しい仲間同士のコミュニティで、この仲間だけで通じるネタやニュアンス、トーンなどで「キレ」のあるコンテンツ発信ができた。
それが次第に会社の同僚や上司、さらに取引先のお客さんなんてのが加わってくる。
さらに、中学時代の友人、高校時代、大学時代とそれぞれ話題の帯域の全く異なる人々が加わる。
1回仕事先で会った、飯会で会った、なんていう関わりの薄弱な人々も増えていく。
さあ、こういう幅広い対象者を意識した場合、どんなコンテンツ発信ができるだろうか?
「今日久しぶりに吉田君に会ったらホク毛がさらに伸びていてワロタ」
吉田君にホク毛が生えているのを知っている友達くらいしかわからないネタをお構いなしに投稿できる心臓があればそれは全く問題ないんだけど、通常のユーザーは躊躇するはずだ。
そうなると、どうしても誰にでもわかるネタを無意識に選ぶようになる。
さらに毒が抜け、キレがなくなる。
幅の広い対象層を相手にした時にプロと素人の技は歴然となる。
それでも芸人が一番面白いのは楽屋だと言うくらい、濃密な仲間との閉ざされた会話の方がやはり面白いのである。
今日アサイチで「つながらないSNS」を特集していた。
これからSNSは分散型に変容して行くかも知れない。
マタハリも内輪受けの話ばっかしてて怒られたことあったけど、結局それが面白かったからなー(笑)
>tomo<br>そうなんだよ、内輪話以上に面白い話はないんだな(笑)。