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★ マレーシア。
いろいろ事情があってオフィスを移転することになって一昨日探し始めた。
そして内覧一件目ですぐにここだ!ってなって、その場で内金支払い。
タマンデサの社宅から車で3分ほどのScott Gardenという量販店、店舗、オフィスビルなどが入る新しい複合商業エリア。
クライアントのいるスバンジャヤとKL市内の中間地点というロケーションも決め手。
昨日はそのクライアントで主力商品を担当するマーケティングチームとのプロジェクトキックオフ会議。
彼らの、このプロジェクトに対する期待の大きさをヒシヒシと感じる。
期待というのは取りも直さず
「あなたたちに任せたら売上のV字回復やシェアの奪回が実現するんですよね!」
という生々しくギラついた思い。
しかし我々はここで怯んではならないのだ。
必ず成功させるという信念と努力の積み重ねで突き進まねばならない。
思えば今までオイラがいた広告業界がヌルかったのだ。
何億もの予算を使ってテレビCMを作って放映し、イベントの協賛をする。当たるかどうかはわからない。
クライアントのお金でギャンブルをするようなものだ。
景気や業績が悪くなると一番最初に削るのが広告費と言われるのも当然だ。
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商品。市場。顧客。
大きな勝負をオイラの会社にかけてくれたクライアントの社長。
体全体を包み込むようなプレッシャーに身震いする。