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★ やっぱりマレーシアに来ているとカラダとココロに余裕がないのか、「ひと言」がすぐに飛んでしまうなー。
今日はカンパニーセクレタリーのオフィスで総務、人事、経理系の打合せ。
タイにはこのカンパニーセクレタリーっていうシステムはないんだけど、マレーシアは会社を存続させるために最も大事なパートナーでもある。
うちのカンパニーセクレタリーの中華系おばば社長とは起業する前からの長い付き合いなんだけど、ほんとに面倒見がいい。
たまにうざくなるほど面倒見がいい。
各種政府申請や銀行手続きはもちろんのこと、オフィス手配、スタッフ探し、住まい探し、車購入からメイド探しまで
「あたしがやったるで」
と引き受けてくれる。
さらには、
「昔はマレーシアの蘭を日本に輸出してたじゃろ。あれ、も1回やらんかい!」
と会社の仕事にまで世話焼いてくるんだ。
まあ、デジタルマーケティングだけでは到底食えなかった2000年前後。
思えば、なんでもやってたんだなー(笑)。
★ マレーシア。
いろいろ事情があってオフィスを移転することになって一昨日探し始めた。
そして内覧一件目ですぐにここだ!ってなって、その場で内金支払い。
タマンデサの社宅から車で3分ほどのScott Gardenという量販店、店舗、オフィスビルなどが入る新しい複合商業エリア。
クライアントのいるスバンジャヤとKL市内の中間地点というロケーションも決め手。
昨日はそのクライアントで主力商品を担当するマーケティングチームとのプロジェクトキックオフ会議。
彼らの、このプロジェクトに対する期待の大きさをヒシヒシと感じる。
期待というのは取りも直さず
「あなたたちに任せたら売上のV字回復やシェアの奪回が実現するんですよね!」
という生々しくギラついた思い。
しかし我々はここで怯んではならないのだ。
必ず成功させるという信念と努力の積み重ねで突き進まねばならない。
思えば今までオイラがいた広告業界がヌルかったのだ。
何億もの予算を使ってテレビCMを作って放映し、イベントの協賛をする。当たるかどうかはわからない。
クライアントのお金でギャンブルをするようなものだ。
景気や業績が悪くなると一番最初に削るのが広告費と言われるのも当然だ。
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商品。市場。顧客。
大きな勝負をオイラの会社にかけてくれたクライアントの社長。
体全体を包み込むようなプレッシャーに身震いする。
★ 今日は朝からスタッフらと移転先オフィス用の家具などを買いにIKEAに出かけたんだけどもうすっかりクリスマスなんだね。
JACTIMは忘年会の出し物練習で毎晩大変だって言うし、もう今年は終わりって気分の人たちもずいぶんいるんだろう。
そういえば、先週ナミがクライアントの担当者に御社は年末年始はいつ終わっていつスタートですか?って訊いたら
「はぁ? どういうこと? 1日は休みですけど」
と返され、ナミも意味がわからなくて
「なになに、どういうこと?」みたいな応酬があったんだけど、結局31日まで普通に働いて、1月2日から普通に出勤だよと明確になり、
「このプロジェクトのさなかに年末年始休暇とか言わないよね」
と念を押されてがっくりきていた。
年末に向けて浮き足立つのはタイでもマレーシアでも日本人だけなんだよねー。
★ emu [日本の年末年始は何となく気忙しいよ。海外にいた頃の方が良いわ。例え休みがなくてもね^^]
★ 在馬長子 [でも、今年は曜日の並びがよくて、マレーシアでもお正月に4連休になるところ多いですよ。例年は元旦しか休日になりませんが..]
★ はらま [2015年1月1日(木) New Year Day (お正月) 2015年1月3日(土) マホメット誕生日 この..]
★ 在馬長子 [はらまさん、そうなんです! 嬉しい事に、私の勤め先日系企業は、土曜祝日の前倒し振り替えでハッピーフライデーになります..]
★ Jun [>emu 日本の年末年始は各家いろいろやることがあるからね。それが懐かしいんだけど。 >在馬長子、はらま まあ、普..]
★ まさ [俺は休むぜ!(ちなみに、ウチは土曜日が祝日だと月曜日が振替休日です)]
★ Jun [>まさやん お、にっぽんの男や。]
★ 今週はクライアントとの打合せ、オフィスの引越、日本、シンガポールからの出張者対応と精力的にこなす。
移転したオフィスは明るくとても居心地のいいSOHOで仕事に集中できそう。(写真左は日本からの出張者武井さん撮影)
オフィスの下には大きなテスコやDIYセンターなどもあって事務用品、生活用品の調達も便利だったが、やはり2人の女性スタッフたちは小物類にこだわりますからね、あっちこっち回った。
小さなオフィスだけどそれでもまだ調達し切れなかったものが来週以降に持ち越され。
あっという間に訪れた週末の朝は久しぶりに空気の澄んだ爽やかな快晴だったので散歩がてら近所のフードコートでワンタンミーの朝食を。
2015年まであと1ヶ月半。
まだまだ1日1日を大切に最後の一滴までしっかりと飲み干そう。
★ 健さんが亡くなったんだね。
特にファンでもないし、思い入れもないんだけど、日本の男を演じられる人が一人いなくなり、一つの時代が終わったという寂しさはあるね。
本名が小田剛一っていうのも地味にショックだね。
しかし、そもそもこういう「自分、不器用っすから」みたいな男って日本に本当にいるのかね。
少なくともオイラの人生で出会った男性の知り合いにはいなかった。
例えば中学校のクラスの片隅にそういうヤツがいたのかも知れないけれど、そしてそういうヤツとは学校帰りの土手でひとり夕日を見ている時に友達になったりするんだろうけど、オイラにはないからね。
教室の机の上ではしゃいで先生から引き摺り下ろされてるような者にやっぱり健さん近寄って来ないもんね。
★ 再びマレーシアとタイを頻繁に行ったり来たりし始める中、今年もあっという間に師走に近づいて行く。
時と場所を猛スピードで駆けているような錯覚を覚え目眩がする。
拠り所を見失いそうになって
「人は何のために生きるのか」
といった哲学的瞑想の壷を覗き込んだりする。
今まで、人は将来の目標や夢に向かって生きるのだろうと思っていたが、けして「将来」のために生きているのではないと思えてきた。
死を迎えようとする人にとっては、小学生時代、運動会で一等賞を取るために頑張って練習した日々も、社会人になって大きなプロジェクトを実現するために奔走した日々も、等しくこれは「過去」なのだ。
そうであるならば、人は「将来のため」「将来への備えのため」に生きるのではなく、「今のために今を精一杯生きる」べきなんじゃないか、と。
そしてそれを貫けば、人は死を迎える一瞬まで満ち足りた「人生」を謳歌できるはずだ。
★ アメリカ大リーグの選手が13年380億円というスポーツ史上最高額の契約を交わしたというニュースを聞いて、55歳のジュエリー作家友人すけさんに
「5年間毎日、決められたアトリエから一歩も出られず、家族にも会えずに指輪を作り続けたら20億円あげましょう、と言われたら受けるか?」
と訊いてみた。
すけさんはしばらく悩んだ末に
「受ける」
と言った。
まあ、そうだろう。60歳に20億を持って残りの人生を悠々自適となれば。
では、
「向こう10年毎日同じ条件で50億円だったら受けるか?」
と訊いてみると、相当真剣に考えた。
今日はもう寝る?っていうくらい長いこと考えた結果、
「受ける」
と言った。
なぜ? 65歳で50億円どうするの? と問うと、
「オレが嫌がっても家族が『行ってこい』って言う。『今まで何の役にも立たなかった借りをここで返せ』ときっと言うから」
これは哲学的瞑想の壷よりも深いかも知れない。
★ 日本から旧い友人たちがやってきたので休みをもらってゆったりとした時間を過ごしてます。
同じく学生時代からの親友であるペパカフェのマスターがバンコクから車で2時間ほどの海辺の町シラチャーに開店した日本食レストラン「おはな食堂」をみんなで訪れ、海を見ながら美味しい料理を堪能してきました。
この味をシラチャーで提供するとあって日本人、ファラン、タイ人で連日お店は大賑わい。
日本食ひしめくバンコクで強行していたら上手くいかなかったかも知れません。
やはり商売はマーケティングなんですねー。
★ 今日は朝からちょっとボワンとしていて風邪の引き始めかなと思われ。
それでも何食わぬ顔で仕事をしていたが、スタッフたちから
「Junさん、体調悪そうですね、大丈夫ですか?」
と見透かされるほど負のオーラが溢れていたようだ。
今週は日本からの出張者もあり、ちょっとハードな上、週末からまたマレーシア出張なので休養が取れないからね。自分自身が気付かない振りをしていないとダメなんよ。
2国に股がって仕事するとどうしても週末に移動するようになるので休養が取りにくい。
虎清水権造氏はオイラよりずいぶん年上だが、毎週アセアン各国を仕事で飛び回っている。
普段酒飲んでるだけだし、あの太鼓腹を見るとろくな運動をしてるとも思えないのだが、あの体力はどこから来るのだろうと大変不思議だ。
オイラの場合病院のベッドの患者を診ながら医師がよく言う
「あとは本人の体力次第ですね」
の状況下で勝てる気がしない(笑)。
★ パブロン2袋飲んで持ちこたえております!
ちょっと喉が痛いけど。風邪が流行ってんのかな。
昨日は10年以上のお付き合いになる日本人クライアントと夕食。
彼はこの10年の間に1回転職したけれど、両方の会社でオイラのところにお仕事をくれる恩人でもある。
彼はちょっと持病を抱えていて体調を気遣いながら日々の仕事をこなしているのだが、そんなこともあって最近は
健康管理アプリ
にハマっているらしい。
確かに「健康」「アプリ」でググると体重管理や食事管理、睡眠管理など様々な機能を持ったアプリが、ずらーっと出てくる。
これからはさらに高齢化が進むし、こういったアプリの需要はまだまだ高まりそうだ。
んで、その中でも今彼が特にハマっているのが
万歩計アプリ。
スマホにアプリを入れておくだけで1日どれだけ歩いたかや消費カロリーなどが計測される。
不思議なもので昨日7000歩歩いたら、今日はそれより1歩でも多く歩きたいという気持ちになるそうで、今までオフィス内で済ませていたランチを外でとるようになり、さらにショッピングモールの中を歩き回るようになり、と運動量が自然に増えると。
それで体力もついて、健康維持ができるならそれはまさに健康アプリと言えるわけだ。
オイラも何かちょっとダウンロードしてみよう。
★ 今日は日本から出張してきたクライアントと1日会議。
オイラが日本に出張した時にパートナー会社の人たちから紹介されて意気投合し、お仕事をさせてもらうようになってから、日本とタイの遠距離交際で2年ちょっとになる。
来年はオイラの会社にどんなことをして欲しいかというブリーフィングの中で
「本社の我々も現地会社も山森さんの会社とファミリーだと思って仕事をしているし、これからもそうして行きたい」
と言われ、なんだか知らなけれどバカみたいに涙がポロポロこぼれて来ちゃって
「どうしたんですか、山森さん」
とドギマギされて、もう激しく恥ずかしかったわー。
なんかオイラ、弱ってんのかなー。
死期が近い(笑)?
★ 昨日は午前中からルンピニ公園を自転車で走る。
1周2.6kmくらいで景色も移り変わるのでとても気持ちよく楽しんで走ることができる。
途中スタッフのユキと合流し、さらにここを7、8周走ってからバイク屋でアクセサリーを買ったり自転車メンテナンスをしたり。
楽しいなぁ、自転車。早く何かのイベントに参加したい。
そして昨晩は半年ぶりくらいに「バンコク酒豪の会」が開かれた。
6人参加でワイン3本、日本酒3本、ビール10本が空きつつも、途中で優ちゃん手作り薔薇のアップルパイ、カップケーキなどの甘味もしっかり酒のアテにする会の特殊性がよく反映された酒豪の会となった。
これだけ飲んでもソンポンさんとケージは翌朝6時から、しまぶーは7時半からテニスというから翌日に及ぶ酒飲みとは一線を画すツワモノだ。
オイラも今日は朝6時前からしっかりウォーキング。
午後からはまたKL出張に行ってきます!
★ 在馬長子 [あるある! 入社前に本性がわかってよかったじゃないですか!もし、入社してたら大変だったかもしれませんよ。アポをドタキ..]
★ Jun [>在馬長子 ほんとだねぇ。。。それにしても絶望的な売り手市場(笑)。]