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2014年10月13日(Mon) タイ人よ、いらっしゃ〜い

近年東南アジアから日本への旅行者が急増して、日本の観光施設や交通機関、外食店などでタイ語やマレー語表記に乗り出すところが増えてきた。

オイラの会社でも某箱根まで行く電鉄会社の「表示タイ語化」などをしたりしてる。

しかしこういった作業はけっこう細かく難しい。

例えば「箱根の森美術館」はどこまでタイ語に訳すべきなのか。

全部が固有名詞で「Hakoneno-mori Bijutsukan」なのか「美術館」はタイ語にするのか、「箱根の森」はそのままなのか「森」はタイ語にすべきなのか・・・など施設名、駅名などの表示は判断が難しいのだ。

ところが最近は日本でも安易に「タイ語化」ビジネスを売りにする会社がどんどん増えてきて、タイ人が目を覆いたくなるようなヘンなタイ語がたくさんあるらしい。

よく日本人が海外で「ヘンな日本語」を笑うが、自分たちも同じことをしているわけだ。

今日JNTOタイの知り合いとそんな話をしたが、ひどいのになると

「会社のウェブサイトをタイ語化したので」

と見せられたページが全部ラオス語フォントで記述されていたらしい。

さすがに見かねて

「これは日本人向けページを韓国語のフォントで表示してあるのと同じですよ」

と説明したらしいが、日本の翻訳事業者は本当にひどいのもいるので気をつけないといけない。

とにかく恥ずかしいタイ語が日本には氾濫している。