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2014年10月02日(Thu) タイでは経営者が仏になる理由

昨日は某日系大手システム会社の日本人責任者がオイラのところにご挨拶にみえた。この会社とは昨年一緒にセミナーを開催するなど協業関係にある。

「人材がなかなか採用できない」

こんな世界的なブランド企業でもタイでは採用に苦しんでいると聞いて、ウチみたいな零細ベンチャーが苦しむのも当たり前かと嘆息した。

「でも今、タイははっきり不景気です」

彼はこうも言った。

そう、タイの景気はけして良くない。

なのにどうして営業もデザイナーもエンジニアも楽々とジョブホッピングをして給料をアップさせていけるのだろう。

昨日、日経の記事にサイバーエージェントの藤田さんのインタビューが載っていた。

藤田さんとは10年ほど前マレーシアで一緒に合弁しようと日マを通い合ったがITバブルがはじけて成就しなかった。

それでもオイラの「今日のひと言」は読んでくれているみたいで時々ツッコミ入れてくれたりするよ。

さて、その記事にはある若い社員が会社を辞めて有休消化に入ったと聞いた藤田社長が激怒した理由が書かれてあった。

「それは、その若い社員に新事業の立ち上げという責任あるポジションを任せていたにもかかわらず、突然アルバイトを辞めるかのように放り出されてしまったからです。転職の話が舞い込み、そのオファーが「自分にとって最後のチャンスだと思った」という理由でしたが、とても自己中心的な考えです。「チャンスをつかむ」という個人的な理由を優先し、今の仕事や関係している社員、取引先に対しての責任を途中で放り出すことを、私は簡単に許すわけにはいきませんでした。」

日本の名だたる経営者でもタイで経営したら確実に脳溢血で逝くね。

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在馬長子 (2014年10月02日(Thu) 12:20)

確かに!!<br>ここで、そんな考えの経営者がいたら、命がいくつあっても足りませんね(笑)。<br>どんな他社にも負けない魅力的な会社になることが最善の解決策かな?

Jun (2014年10月03日(Fri) 16:52)

>在馬長子<br>作りたいよね、そんな会社<どんな他社にも負けない魅力的な会社<br>ただねー、オイラ、会社のサイズを大きくすることには興味が無くて、「小さいのにすげー」って会社が夢なんだよね。会社はサイズと思っている人には向かないかも。