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★ バンコクでときどき一緒に自転車に乗ってたりした友人が若い頃、TBS映画社の技術スタッフだったことを昨日知った。
彼は、1985年から89年くらいまで
「8時だよ!全員集合」
「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」
の照明さんをしていたらしい。
で、オイラはというと、広告会社の新入社員として1983年から89年くらいまで
「8時だよ!全員集合」
「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」
の番組制作現場で立会いをしていた。
同じ制作現場にいたことになる。
なんと世界は狭いことか。
オイラの「立会い」という仕事は何かというと、その番組を提供しているスポンサーの代理として
「スポンサーにとって不利益な番組になっていないかどうかをチェックする」
というぼんやりとしたものだった。
それでも予めスポンサーに渡っている台本通りに進行しているかを台本を見ながら確認したり、スポンサーの商品が番組内で目立つように配置されているか、また出演者から粗末に扱われたりしないか、を用心深く監視したりしながら頑張っていた。
その時オイラが代理をしていたのは「ロッテ」というスポンサーで、ドリフ番組の最大スポンサーだった。
その為、よくロッテの商品をセット内に置かせたり、演者に食べさせるという「仕込み」を行うんだが、志村けんは本当に要注意人物で「ロッテ」の商品を投げつけたり、口から吐き出したりして、その度にオイラは番組ディレクターに泣いて「やめてくれ」と頼むんだけど、どうにもならなくて、翌週会社で怒られるという繰り返しだった。
志村けんは、そういう意味でオイラには怖い存在だった(笑)。