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★ 今年は60歳、還暦、年男となるオイラが、去年の暮れから周りで起こったいくつかの出来事で、改めてつくづく考えたのは、
「人間、自己中心的になってはいけないなぁ」
ということ。
昨今は、本屋でもネット上でも「自分のことだけ考えろ」「他人を気にするな」「嫌なことはやるな、気持ちいいことだけやれ」といった「自己中奨励コンテンツ」が溢れているが、これを頭の悪い若者たちが誤解して
「自己中心で生きればいいんだ」
とやりたい放題、言いたい放題をするようになった。
還暦のじじいの戯言と言われるかも知れないが、オイラにとってはそんな人の姿はとても醜い。
総じてそのような人は、周りから受けた親切には無頓着で感謝もしないし、当然自分から周りを思いやることもしない。
「無駄だ、邪魔だ、損だ」
と思っている。
オフィスのない会社も出てきたし、将来は「会社」という単位自体も消滅すると言われている。
ネット上にいるお互いに顔も知らない個人個人が集まったり解散したりしながらプロジェクトや仕事が動いていく。
こんなに人間同士の関係が希薄になっていく上に、お互いが自己中をぶつけ合って「世の中」が成り立つわけがない。
そろそろゆとり世代、悟り世代の価値観揺り戻しを希望する。