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★ 時間調整で入ったある駅前の小さな喫茶店。
全てのテーブルの上に灰皿とライターが置かれている。
居酒屋や喫茶店でフツーにタバコが吸えるんだった、日本は。
オイラは2007年にケージの部屋で血圧を測って以来1本も吸っていないんだけど他人の喫煙は気にならない。
不思議に思うのは世界中のどこでも許されていること(例えば車内のケータイ通話とか)が許せない不寛容な日本国民が、タバコにだけは寛容なんだなぁということ。
昔、元会社でJT日本タバコの仕事で葛飾北斎の貴重な版木を展示した北斎展を担当したことがある。
北斎の版画には多くの「喫煙する人」が描かれている。
それは、JTによる
「喫煙は単なる嗜好ではなく、日本古来の文化なのです」
という主張が込められたイベントだった。
それは今でも文化として残っているのだろうか。
(写真はその駅前の喫茶店で美味しそうに煙をくゆらす年配の女性)