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★ 昨日、日本からの出張者がウチの会社にやってきて打合せをした。
彼は長く東京でIT関連の営業をしていたが、3〜4年ほど前に大阪に移った。
オイラが彼の言葉で驚いたのは、
「東京のIT事情から大阪は3年ほど遅れている」
という彼の実感覚だ。
スマホやSNSの利用状況、セキュリティなどのIT関連ツールの利用状況、全てにおいて東京の3年前だと言う。
こんなことあるのだろうか。
都市部と限界集落というのならまだしも、東京と大阪ですぜ。
でもまあ、言われてみればオイラの会社に海外進出視察でやってくるベンチャー会社も関西から来ましたって話はないもんな。
同じ日本国内でもそんなにマーケット状況が違うんだから、東南アジアの国々が全然違うのは当たり前だね。
そこまでの思いが至らなかった三木谷さん。
楽天の東南アジア撤退は大変残念なニュースです。
★ 先ほどタマンデサの家に到着。で来週の金曜日までKL。
ほんの2時間の空路なんだけど、バンコクの自宅からタマンデサの社宅まで7時間かかってる。
この行ったり来たりが地味に辛いんだよね、オイラにはもう。
明日は朝からソフトボールの試合なので冷蔵庫にあった純米酒の冷やをほんの少しだけ飲んで早めに寝てしまうよ。
みんな、よい週末を!
★ 負けた!
天下分け目の決戦、REDS戦で10-21とコテンパンのコールド負け。
もしかしたら初めてかも知れない「試合中タイム」を取ってマウンドでオイラ金崎投手を励ました。(写真左) あまりの大敗に試合終了後、対戦相手のREDSから「フレーフレーJalanJalanー」のエール送られちゃったからね。(写真右)
7月のREDSとのプレイオフで雪辱を果たす!
ということで、今日は言葉少なに部屋に戻って仕事します。。
★ 明日があるコンペの提案書提出期限ということで、担当チームが夜遅くまでフル稼働。
コンペって言うのは、お金や労力を消費して一時的に会社がとても疲弊する仕組み。
「仕事が欲しいのはそちらなんだから全て自腹で競争せよ」
という市場理論がなんだかとても弱者の足下につけ込んでいるようで恨めしい。
企画募集主体が日本国政府となると、どんな継続的なプロジェクトでも半年に1回全てを振り出しに戻したコンペをし続けないといけない。
これがどんなに辛いことか国民の皆さんわかりますか(笑)?
腐敗防止の矛先が尖れば尖るほど、その矛先は担当大臣でも行政官庁でもなく、日本を下から支える中小企業に刺さるんですよ。
★ バンコクの新人海老くんが初めてのKL出張。
ベロニカやジョンとローカル飯を食い、「辛い!」なんて言いながら目新しいマレーシアの文化や習慣に驚く姿が新鮮(笑)。
とがりやはらまきやtomoもこんな風に初々しかった時代があったなぁ。。(遠い遠い目)
彼はカンボジアやハノイで一人暮らしをしてきたはずだが、その几帳面な性格からなのか深夜に自分のベッドルームの床を雑巾がけをしていた。
オフィスではベロニカたちと3日間に亘る真剣なミーティング。
勢い余ってこんな格好で議論が続く。
タイではナミやユキから発破をかけられ、マレーシアではベロニカから
「会社の将来はあなたにかかっているわよ!」
と激励される。
男一匹、海老崎誠、頑張れ。
★ 「Junさん、晩ご飯食べに行きましょう」
珍しくベロニカとジョンに誘われてオフィスから車で出かけた。
そこはクチャイラマにある四川料理の人気レストランで彼らのお気に入り。昨日もお客で満杯だった。
この店の何が有名かと言うと、
「辛さ」。
スープに入ったものとドライの2種類があるが、そのスープは赤くトロリとしていて見ただけで汗が噴き出してくる。
ジョンがスープはJunさんには無理だからとドライを注文することに。
ジョンによると辛さのレベルがミニマム5から最高15まであり、好きなレベルで注文できるらしい。
ミニマム5でもヤバいかも知れないという話だったが、平均レベルの10を注文してみることになった。
まずはジャガイモ千切りのビネガーソース。
これはシャキシャキとしたジャガイモにビネガーの爽やかさがとても美味しい一品だ。
オイラ、お酢とか酸っぱいものは苦手なのだが、これは本当に美味かった。
そしてやってきたのがメインの激辛ドライ鍋レベル10。
鍋には玉ねぎやレンコンなどの野菜や鶏肉、ジャガイモなどが入っている。ところどころに唐辛子が光っていて目にピリピリくる。
食べてみるとこれが美味い!さすが四川!
と声を上げた矢先、口の中でくす玉が割れて槍が四方八方に飛び出す。
「かっら〜〜!」
大きく口を開けて舌を出し、手のひらで扇ぐ。
ビールを流し込むがあまり効果がない。
それでも美味しいので口でハァハァ呼吸しながら鍋をつつく。
汗が噴き出し、目から涙が出てくる。頭の赤さはビールなのか唐辛子なのか。
ハァハァと呼吸するのが精一杯で彼らとまともに話もできない。
気が付くと、他のテーブルもみんな静かだ。食べるという格闘に集中していてみな無口になるらしい。
この店のレベル15、さらにスープ鍋は食べられるものなのか?
ジョンによると彼の友達の辛さ大好き自慢の連中もここのレベル15にはギブアップしたらしい。
「だれか食べられる人いるかね?」
と彼らに聞くと、中国本土の北方に住む中国人が団体で来てレベル15をぺろりと食べていくらしい。
最後に穏やかなスープで興奮した舌を癒す。ああ、安らぐ美味しさ〜。
ドライ鍋はまだ残っていたが、唐辛子が残ってなんだか真っ赤になっていた。
こんどあなたがマレーシアに訪ねてきたら、ここに連れて行ってあげるよ。
★ 昨日はスポーツデーだった。
ウチのユキと新人海老くんとスクムビットのスポーツクラブへ。
まずはボルダリング。
ロープ(命綱)を使って10m以上の壁を登っていくトップロープに挑戦。
3メートルくらいのところで
「こ、怖いです〜」
と声を震わす海老くん。
「だーいじょぶ、だいじょぶ。もうちょっと頑張れー」
と下でビレーヤー(ロープをコントロールする人)を行うユキ。
クライマーが安心して登れるように命綱をコントロールするこのビレーヤーは通常ジムのインストラクターがやってくれるが、ユキとオイラはテストを受けた。ユキはもうちゃんとできるんだけど、オイラはユキのを見ながらだったので超たどたどしく。
隣で海老くんが
「この人に命を預けて大丈夫なのか?」
と心配そうな目をしている。
インストラクターから
「まあ、55点だけど合格」
とオイラもビレーヤーのテストに合格。サーティフィケートをもらう。
これがあると、インストラクターをお願いせずに自分たちでトップロープのトレーニングができるのだ。
でも、オイラの名前が「Jun A.」になっている。
すっかりユキのお父さんだと思われていて、ユキの苗字「アイハラ」をもらってしまった。
昼飯挟んでトップロープを3時間ほどやり、今度はバドミントンコートへ。
ユキが
「絞ってやりたい」
と誘ったずんこが合流。
バドミントンは運動量がハンパない。
夕方5時までみっちり汗を流した。
★ 今日は30年目の結婚記念日だって。
JalanJalanの20周年も長いと思ったけど、結婚して30年って、ずいぶん長く一緒に過ごしてきたんだなぁ。
踏み外し人生であっち行ったりこっち来たりしているオイラによくここまでついてきてくれました。ありがとう。
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さて、今日はオイラの会社のタイ人スタッフが面談を申し入れてきたので2人きりで彼の話をじっくり聞いたよ。
彼曰く、最近スタッフの気持ちがひとつになっていない。
緊張ばかりで緩和がない。
もっとスタッフ全員が楽しくコミュニケーションが取れる雰囲気を取り戻したい。
そんな内容だった。
「お前はそういう状況をどうしたら改善できると思っている?」
と訊くと、
「もっとアクティビティをやりましょう。毎月とはいかないまでも2〜3か月に一度は昔みたいにみんなでカラオケ行ったり、ボーリング行ったり、飲みに行ったり遊びに行って仕事以外でも心を通わせたいです。」
そう言えば、タイやマレーシアを行ったり来たり、提携や新規事業等オイラ自身が荒波に揉まれてちょっとみんなを見ている時間や心の余裕がなかったな。反省だよ。
タイ人はそういう遊びがないと死んじゃうんだった。
昼飯後に全員に
「これからレギュラーでカンパニーアクティビティを開催する。幹事はタイ人2人と日本人1人で毎回持ち回り。好きな企画でいろんなことをやろう。最初の幹事はパン、タオ、それからナミ!」
みんなの顔が明るくなって笑顔がこぼれた。
チームワークを形成して全員が高いモチベーションでハッピーに働けるようにする。
オイラの一番大事な仕事なんだ。
★ 昨日は少しだけ残業してから帰宅。
今ひとりなので何か作ろうかなと思ったけど時間も時間だし疲れていたので手間はかけたくない。
フライパンに溶き卵を敷いて、少し固まりかけたところで温かいご飯を投入。炒飯の下地ができたところに冷蔵庫にあったミートソースの残りを適量まぜ入れてミートソース炒飯。
同時に野菜と鶏肉を刻んでスープを煮立てればあっという間にできあがり。
簡単だけど満足の出来映え。美味しかったー。また作ろう。
さて、今日は新人海老くんの入社初プレゼンです。
プレゼンの仕方をたくさんトレーニングしたのでその成果を期待。
★ オフィスのオイラの部屋を出た。
スタッフが会社や仕事のことやちょっとした悩み相談など、あまり他の人たちに聞かれたくない本音の話をできるように部屋の中にいた。
実際そういうことはけっこうあるので。
でも、ガラスとは言え、やはりみんなと壁を隔てて座っているよりもやつらの鼓動や会話や表情や空気に直に触れていようという気持ちになった。
だから、出た。
んで、今、オイラが見ている風景は、
目の前にナミと海老がいる(笑)。
んで、オイラのいた部屋は、
日当りのいい、明るいプチミーティングルームに。
今まで部屋の中にいたのでちょっとした業務連絡は同じオフィス内にいてもオンラインチャットでやり取りしていたけれど、こうやって外に出るとちょっと声を張れば全員と話せるので、これはこれでいい感じだなーと思っているんだ。
★ 昨日はオイラとナミだけが残業だったので、途中でオフィスの向いにあるSUSHI432で晩飯を食ってからまたオフィスに戻った。
しかし、掃除のおばちゃんがオイラたちが帰宅したと思い、オフィスのエントランスに施錠。
夜9時過ぎに閉め出されてしまった。
このまま帰ろうかと思ったが、ナミが
「私は化粧品が中にあるんです!」
と必死。
「家にだって化粧品あるでしょ」
と言うと、
「いえ、メインはこっちだから。このまま帰ったら明日会社来れない」
と譲らない。
女性ってほんと大変なのね(笑)。
そこで自転車通勤をしているユキに電話を入れてSOS。
もう就寝準備に入っていたユキだったが、すぐに自転車にまたがってスッピンでキーを届けてくれた。
ほんと、ユキ、ありがとう。
★ このバンコクにずいぶんいるんだけど友達がひとりもいないんだなオイラ、と気が付いた。
日本ならどんなに嫌がられても
「ね?ね?」
って強引に遊びに連れ出せる友達がいるんだけどここにはいないんだな。
港で外国船見ながら栗まんじゅうを齧り、
「これじゃもうそろそろお迎えの近いご隠居さんの図だな」
と思ったぜ。
オイラはいつまでこうしてここにいるんだろう。
★ 今日は元会社の後輩の女性と20年ぶりくらいに再会ランチ。
元会社での勤続30年のご褒美で休暇と旅行費30万円が出たらしい。
だけど、この旅行をただの遊びに使わないところがすげーんだよ。
最近ボスがイギリス人に代わって部署内の基本言語が英語に。
長く上海に駐在していた彼女は中国語は堪能だけど英語のスキルアップをしたいと
「海外ベルリッツ留学」
に申し込んだんだと。
このベルリッツ留学では海外のどのベルリッツでも短期間留学ができ、半日みっちり勉強して半日遊べるというパッケージらしい。
いろいろな国のベルリッツ留学を調べ、シンガポールにしようかなと心が傾きかけた矢先に見たタイの価格がシンガポールの半額。
滞在中に使えるお金も増えるしコスパでタイに決定したと言っていた。
オイラより2つか3つ年下だけど、まだまだ会社で活躍しようとひたむきなところに動かされた。
オイラも頑張ろう!
★ 今日はまだ日本は休みの三連休なんだね。
休みと言えばタイの正月ソンクランは4月13日〜15日、来月の半ばです。
で、さっきコンビニに立ち寄ったら
もう売場のいいポジションに水鉄砲が売られ始めてた。
あの水を掛け合いまくるお祭りも1日くらいなら
「あー、ソンクランだなー」
と風物詩として微笑ましいのだが、
前日のソンクランイブから始まってほぼ4日間水を浴びるとなるともう鬱陶しいでしかない。
今年はどうしようかな、と考えていたけれど、
結局インドにいる我が友を訪れようということにした。
★ 海老くんは誠実である。
営業としてはとても大切なことなんだけど、初めて会うお客さんを説得して全く新しいものを買ってもらうにはパワー不足であることがわかった。
そこで今週は毎日終業時間後2時間ほど、ユキとオイラで海老くんの
「プレゼン特訓」
をやっている。
入社2ヶ月、海老くんの言葉に「どこかよそよそしい」「熱がない」「メリハリが無く面白くない」などユキやナミからも厳しいダメ出しがされていた。
海老くんはオタクである。
特にガンダムオタク歴は20年である。
では、海老くんが愛して止まないガンダムの素晴らしさを、全く興味のない我々に訴えて、少しでも
「アニメ見てみようかな」とか「ガンプラ作ってみようかな」
と思えたら。
これはプレゼン成功と言えるのではなかろうか。
という話になった。
月曜日のプレゼンで彼はガンダムの生い立ちやドラマ性など様々な背景を説明してくれた。
が、ユキ姉からは
「ウィキペディアそのまま読まれたみたいだわ」
「なにが面白いのか全然伝わらんかった。はぁ、それで?って感じ」
と一蹴され、がっくりと膝を折った海老くん。
昨日はメカ好きのユキのハートを射抜こうとガンプラを持ってきた。
これは確かに奏功し、メカ好きのユキはニヤニヤしながらガンプラを触りまくる。
今回は成功か?と思いきや、
「なんかアニメガンダムの良さがわからなきゃ、これはただのプラモデルや」
「伝聞や一般論で説明されても海老がガンダムの何を愛しているのかまったくわからん」
「じゃあ、ガンダムじゃなくてもスターウォーズでもいいじゃん」
それでも
「まあ、でもそれはもう好みですからそう言われちゃうと」
と海老くん反撃試みるも
「そこに逃げちゃったらもう話終わりやん」
と一撃撃沈。
「くーーーー、だめかぁー」
と天を仰ぐ海老くんに
「はい、また明日頑張って」
と失格が告げられたのであった。
★ ここしばらくの連続深夜残業の末、昨晩政府系クライアントへの業務報告書の第1稿を提出した。
これが全部で150ページに及ぶ。
第1稿と書いたのはこれから全ての文章のてにをはに至るまで何度も直しが入り、1か月はやり取りすることになるからだ。
そしてこれだけの労力と時間を費やす作業が「無償であること」なのだから辛いのだ。
ただとりあえず今ボールは向こうにある。
たっぷりと赤の入った原稿が戻されるまで、つかの間の休息。
第1稿を添付したメールの送信ボタンを押した19:05。
オイラとナミは早々に荷物を片付け、掃除のおばちゃんがやってくる前に帰宅することができた。
でも一旦帰宅してしまうともう食べに出る気力もない。
小分けに冷凍してあったご飯も切れてしまったので、冷凍シューマイと納豆だけの夕食。
早めにベッドに入るとストンと眠りに落ち、朝ドラの時間までぐっすりと眠ることができた。
★ 人材紹介会社やオンライン求人サイトで募集活動をしているが、タイもマレーシアもこれといった人材が全然採用できない。
そこで、タイの有名公立大学タマサートのジョブフェアにブースを出して新卒学生の採用に踏み切ってみた。
他にもネスレー、ユニクロ、みずほ銀行、ペプシ、サムスン、三菱電機、グリコ、DHLなどなど有名大企業が軒を並べている。
そんな中に挟まれて佇むオイラの会社のブースに果たして学生は来てくれるんだろうか、と最初からむちゃくちゃ不安な朝。
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しかし、オイラの不安は11時を過ぎる頃に杞憂となる。
学生たちが
「デジタルマーケティングに興味あります!」
とどんどん詰めかけてきた。
(左下写真、右側のきれいな女性は実は男子学生。さすがタイ。)
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結局夕方の4時近くまで合計で64名のタマサート大学生たちの面接をした。
デジタルマーケティング営業、デジタルデザイナー、プログラマー。
どの学生も明るく前向きで才能がほとばしる感じ。
早速来週から何人かの学生たちがオイラの会社にさらに詳細な面接をするためにやってくる。
次世代の才能たちで新しい風を吹き込みたい。
★ 昨日は朝7:30に自転車仲間と落ち合ってスワンナプーム空港のロードバイクトラックまで。
往復80kmをかなり早いペースで走ったので、ちょうどお昼には横井うどんでランチにありつくことができた。
自転車始めた頃、アユタヤ往復で片道80kmを走った後のランチはバテ過ぎて食事が喉を通らなかったけど、昨日は美味しく食べられたので少しは強くなっているんだなと実感した。
午後体を休めてからまた同じメンバーで晩飯会。
ソイ33に新しく開店した鶏料理専門店「チキンマスターズカフェ」で。
名物は鶏ハーフの唐揚げ。サックサクでジューシーで美味しかった!
★ 昨日はパートナー会社のシンガポール支社の須内社長がやってきて打合せ。
彼は40代半ばの技術者出身社長だが、オタク気質に溢れているので試しに
「須内さんはガンダム好きですか?」
と振ってみた。
ちょうど先週1週間海老くんからガンダム愛のプレゼンを受けたので「オタクはガンダムを愛す」という法則が彼にも当てはまるのかどうか確認してみたかったのだ。
「ガンダムですか、まあガンダムはそれなりに初期の頃から#@$#&*!@$^%&$**%^&$#@$^*&」
と始まり、それに呼応した海老くんが
「私の切っ掛けはガンダムSEEDでそこからさかのぼり#@$#&*!@$^%&$**%^&$#@$^*&」
「#@$#&*!@$^%&$**%^&$#@$^*&#@$#&*!@$^%&$**%^&$#@$^*&#@$#&*!@$^%&$**%^&$#@$^*&#@$#&*!@$^%&$**%^&$#@$^*&#@$#&*!@$^%&$**%^&$#@$^*&」
と、私はガンダム話を振ったことを後悔することになった。
ガンダムとガンプラ(ガンダムのプラモデル)は切り離せないらしく、次第に話題はガンプラの愛おしさに移っていく。
オイラは彼らがプラモデルの箱を開ける興奮に心臓を爆発させようとしてしていた年頃に何をしていたんだろう?とひとりで空想の世界に旅立っていた。
小学時代はとにかく家にいなかった。学校のそばの原っぱで野球をしたり、児童公園で缶蹴りをしたり、みんなで自転車に乗って冒険に出かけたり、とにかく日が沈むまで外で遊びまくっていた。
中学時代の放課後はソフトボールやバレーボール、水泳部などの部活動で目一杯だった。
高校時代は水泳部のトレーニングがない時は友達グループと酒を飲んだり麻雀したり、バンド活動をしたり、そろそろ女子とデートをしたり、と勉強する暇もなかった。
オイラにはとても自分の部屋でプラモデルを作っている時間もアニメを観て涙を流している余裕もなかったではないか。
でも、クラスの中にはみんなと一緒に遊ばず静かに帰宅して学校の教室でしか顔を合わせない友達もけっこういた。
そうか、きっと彼らが部屋でガンプラに心を躍らせていたんだ。
そう考えると、教室でしか顔を合わせなかった部族の須内さんや海老くんと今こうして仕事をしたり酒を飲んだりしているのだな、と不思議な気持ちになる。
ともあれ、
「まあ、乾杯しましょう!」
とオイラはグラスを上げた。
★ かみさんが先週一時帰国している時に電車のつり革に掴まっていると、隣に同じ年格好の女性が立っていた。
その前に旦那と思しき男性が座っていた。
奥さん「ねぇ、さっきの駅のホームあれなかったね」
旦那 「なにが?」
奥さん「ほら、あのホームの壁」
旦那 「ホームの壁?ホームの壁あっただろう」
奥さん「いやほらあの、ホームの壁みたいの、なかったよ」
旦那 「あったよ、あっただろ」
奥さん「なかったよ、あの壁みたいの」
旦那 「あっただろ?なんだよないって。あっただろ」
奥さん「違うよ、なかったよ、ほら壁みたいの」
旦那 「あったって言ってんだよ」
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かみさんは隣で聞いていてもうおかしくて笑いがこらえられない。
ホームと電車の間に設置されている仕切りのことだと聞いてりゃわかりそうなものなのになんでこんなにこの旦那は固くなにわからないのか。
奥さんも奥さんでなんでそんなに説明が下手なのか。
なんなんだ、この夫婦は。。と思って聞いていたら可笑しくてつい吹き出してしまったらしい。
隣の奥さんはかみさんが吹き出して笑っていることに気が付いて
奥さん「も、もう、いいよ。あとで」
旦那 「なにが後でなんだ。壁はあっただろう!」
奥さん(かみさんをチラリと見ながら)「だから、もういいって。あとで」
旦那 「だからなんで後でなんだ」
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ここで驚くべきことにウチのかみさん、会話に割って入り、
かみさん「あれですよね、あのホームにある、あれでしょ?」
(これじゃ割って入った意味がないと思うんだが。。)
ここで旦那はいきなりヘンな女が加勢し来てきたことに驚いて
旦那 「もういい!この話はもうしたくない!この話はこれで終わり!」
と怒鳴ったらしい。
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車内に広がる気まずい沈黙。
なんじゃ、この話。
★ YUKIKO [そのように厳選したはずの、しかもやり直しコンペで決まったのに「聖火台設計するの忘れてました(・ω<) テヘペロ」とい..]
★ Jun [>YUKIKO コンペっていうのは、募集する方にこそ責任があるということをわかって欲しい。「出させて比べりゃいい」み..]
★ YUKIKO [そうそう、聖火台を要件に入れるのは募集側の常識であって、コンペに参加したベンダー側の責任じゃないもんね。]
★ Jun [>YUKIKO なのに、「ウチは素人。あなたたちがプロなんだからそこまで考えて提案せよ」と開き直る人のなんと多いこと..]