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2016年01月31日(Sun) 老後の自分

タイ、マレーシアとずーっとお世話になってきた某日系クライアントの社長がとうとう今年定年退職となるって話は以前「ひと言」で書いたが、考えてみればオイラもほんの4つ違いなわけで。

もし会社辞めずにあのままサラリーマンを続けていたら、2019年には定年退職。

東京オリンピックの2020年はもう死ぬほど時間があるから、全競技見まくることになっていただろう。

オイラの退社のタイミングを決める切っ掛けになったのは

「シンガポール転勤辞令」

だったので、あのまま勤めていれば元会社のことだから長くシンガポールにいたかも知れない。

途中でバンコク転勤、または日本帰任辞令なんてのも出たかも知れないが、まあとにかく、どこかの地で

「はい、オシマイ」

と言われるわけだ。

定年退職される人がみな口を揃えるのは、

「こんなに長く一生懸命会社のために尽くしてきたのに会社は自分の退職を全く惜しまない」

という感覚だ。

「バッサリ」「あっけなく」「理解されず」こんな恨めしい気持ちをなんとか自分の胸に押込めながらその後の20〜30年の時間をどう過ごしていくのか考えるわけだ。

本当にどんなことをするんだろう、と真剣に考えてみたが全然思いつかなかった。