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★ 今日は珍しく朝から全力疾走した。
と言ってもトレーニングの一環ではない。
ウォーキングの帰りに市場で食材の買い出しをした帰宅途中にスマホをどこかに落としてしまったのだ。
トレーニング用の古い短パンのポケットが破れていつのまにか落下していたらしい。
アパートの前で気が付いたので慌てて市場までの約500mを走る。
ない。
市場のそばのモーターサイのにいちゃんやBTSアソーク駅の事務所にも訊いたが、ない。
今来た道はずっと下を見ながら走ったが、もう一度ゆっくり自宅までの道を確認しながら戻る。
ない。
スマホなくなると面倒くさいなーと絶望的な気分でアパートの前まで来るとかみさんがもの凄いスピードで走って出てきた。
「今電話してみたら拾った人がアソークの駅で待ってるからって!」
と叫んでいる。
オイラは再びかみさんと駅まで全力疾走。
汗が飛び散るが、全身を希望の光が包み込む。
BTSアソーク駅の改札口で初老の小柄な女性がオイラのiPhoneを持って立っていた。
オイラはお礼を言い、ウォーキング途中で手ぶらだったのでお名前と住所を教えて欲しいとお願いしたが、
「いえいえ、そんな心配はしなくていいです。良かったですね」
と菩薩様のようなお言葉。
オイラも今日は何か人のためになることをしなきゃ!と「1日仏様」みたいな心境になった。
携帯電話って、拾っても落とし主に連絡取る方法難しいですからね。<br>昔、ジャパレスで、日本人が忘れた携帯電話に、たまたま事情を知らない奥様から電話がかかってきて、日本語が出来ない店員から、助けを求められ応答したのですが、その日本にいるらしい奥様は、私の説明を信じてもらえず、「マレーシアで単身赴任中の夫の携帯電話に、言い訳がましい説明をする日本人女性が出た!」と動揺され、ガチャ切りされてしまいました(笑)。その後、どうなったんだろ…誤解が取れてればいいなあ…。
スマホって訳の分からん機械だけど、なくすと厄介だよね。<br>新しいのを買ったらお仕舞いとは行かないんだから。<br>先月17日何年も乗ったことがないタクシーにスマホを落としたらしい、って気がついたのがタクシーを降りて3時間位してから。タクシーの番号も、会社も何も分からない。乗った場所だけしか分からない。スマホをなくした後始末、あの膨大な情報をもう一度入力するなんて、、、、、不可能、、、、と絶望しながら、それでもタクシーに乗ったところまでは行ってみようと、99%諦めながらその場所にたどり着いた。<br>なんとそのタクシーが僕の来るのを待っていた。「これだろっ、さあもって帰れっ」運ちゃんもこの場所しか接点がないことを知っていた。<br>マレーシア在住40ウン年、こんな場面を夢見たことはなかった。<br>散々マレーシアのタクシーの悪口を言ってきた。特に「ペナンのタクシーは最低」と罵ってきた。<br>ごめん、私が間違っていた、「マレーシア、素晴らしい」ペナンに住処を決めた自分をほめた。「運ちゃん、ありがとう」
>在馬長子<br>うわー、それはまたすごい経験。しかしよほど旦那は信用がないんだろう(笑)。<br><br>>kaobal<br>それもまたすごい経験だ。もうペナンタクシーのいいところをkaobalさんが全部持っていってしまったからあともう残ってないよ。