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★ KL到着の初日は空港からクライアントオフィスへ直行して
「プロジェクト進行中に発生した問題をどう解決するか」
という比較的重たい交渉に望む。
飛行機の中でノートを開いてポイントを書き出し、ディベートに負けないように作戦を練る。
着陸後の機内アナウンスで乗務員の名前を全員紹介するのだが、
「機長スコット他、エリザベス、マーガレット、ノエル、キャサリン・・・」
って欧米のどこのゴージャスな航空会社かと思って見回すが、鼻が上向いた目の細いマレーシアンチャイニーズの皆様しかアテンドされていないご様子だった。
クライアントでの会議は先方担当者がかなり友好ムードだったのでパンチの応酬と言うこともなく無事「未来志向」で終了した。
タイはもうすっかりソンクランモードできっとオイラのいないオフィスは
「ひゃっほぅ!」
になっているだろうが、マレーシアではナミとベロニカと難問をひとつひとつ解いていく、そんな試験会場の静謐な空気の中にいる。