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2015年05月01日(Fri) 奈須くん退社

3年前からオイラの会社で働いていた奈須くんが昨日で退社。

引き続きしばらくは契約スタッフとはなるんだけど、基本的には昨日が最終出社日で、今日から独立起業生活に入る予定である。

予定と書いたのは、本人退社をするその日にも実はまだ何をやるか本気では決めていないから。

何をやるか決める前に会社を辞めてしまうというのはオイラにはちょっと信じられないが、それも奈須くんが自分で選んだこと。

精一杯頑張って欲しい。

ということで、昨晩は奈須くんとユキと3人で送別会。

結局11時近くからまさやんとはらまき夫妻も合流して深夜1時近くまで。


2015年05月04日(Mon) イタリア製高級ロードバイク

一昨日はバンコク郊外にあるインパクト展示場で大規模な自転車ショーが開催されていたのでユキとロードバイクで行ってきた。

自転車本体やパーツ、アクセサリー、ウェアなどのブースが広い会場に並んでいて心が躍る。

 

写真右側は自転車が恭しくガラスケースに展示されていて来場者がみんなで写真を撮っていたので、スタッフにこれ、いくら?と尋ねると、

「3ミリオンバーツ(約1,100万円)」

ということだった。

高級ドイツ車より高い。

タイだと高級不動産が買える。

「なんでそんなにするの?」

と訊いてみると、自転車の前の部分に7.5カラットのダイヤを散りばめてあると教えてくれた。

いる?それ〜(笑)

いやー、世の中いろんな商品や価値観があるもんですなぁ。

んで、フジスーパーの前にこんな看板広告があった。

 

「吉田じゃないんかい!」

と突っ込んで家に帰った。


2015年05月07日(Thu) 懐かしのアイドル健在

昨日はBack Street Boysのコンサートがインパクトアリーナであったんだけど、その主催会社の社長とコンサートの舞台裏で顔合わせ。

途中でコンサート会場を覗くともうすっかりおじさんになったBoysがまだまだ飛んだり跳ねたり元気に往年のヒット曲を成熟したハーモニーで聴かせていた。

そんな中でも写真撮り合いっこ大好きなタイ人たちは、彼らのパフォーマンスをバックに撮影しまくる。

そもそも会場内での撮影がOKだとしても、せめてステージの彼らを撮ってやれよ(笑)。

もはやアーティストたちもタイでは無理だと判断したのか、それを逆手に取って観客のスマホにライトを点灯させ、会場演出に利用した。

こんな光景は初めて見た。


2015年05月08日(Fri) 監督と社長

あ、JJスポーツ発行された。

4月19日第7回戦優勝決定号(対SUMITOMO戦)

JalanJalanの初優勝の様子をまあちょっと見てやってよ。

みんなすげーカッコいいよー。

OBからはね、

「優勝して下さり、ありがとうございます!長年引っかかっていたものが、ひとつ取れた気分です。」

とか

「基本、寄せ集めチームにもかかわらず、常勝チームに作り上げる監督の手腕は、本当に素晴らしいとしか言いようがありません!」

とか

感激のメッセージが寄せられているんだけど、オイラは何にもやってないのね。

幹部メンバーのJalanJalan愛がすごくてね、みんなでチームをここまで引っ張ってきてくれたんだよ。

ほんとにありがたい。

一方でタコ社長は相変わらず選手も球拾いもこなさないといけないんだ。

それもまた楽しいんだけどね。


2015年05月09日(Sat) 持久戦。

今日は、ウォーキング、水泳、自転車、筋トレ、とプチトライアスロンでしっかり体を動かした。

それでもビール飲んだりバカ食いしたりすると元の木阿弥なので、野菜とタンパク質、ソーダウォーターだけで整える。

間食しないからお腹が空いて食事が楽しみなんだけど、お腹一杯は食べないのでご馳走さまの時点でもうお腹が空いている。

つらいーー!

でも、オイラには定年がないし、次を任せて!と言ってくれる人もいないので、まだまだ体力つけて頑張んないといけないんだよね。

行き先を決めずに走り出したロードバイク人生。


2015年05月10日(Sun) 欧米だけど。

日本では違うのかも知れないけどタイやマレーシアのIKEAって商品が重かったり大きかったりでレジまで運べなくて困っている人いてもスタッフが助けてくれないんだよね。

「自分で運んでいただくのがポリシーですから」

って突き放される。

去年KLオフィス用にナミとベロニカとオフィス家具買った時もか弱い3人でえらく苦労した。

たくさん買えば買うほどカスタマーの労苦が増える逆ロイヤリティプログラム(笑)。

こないだソファを見に行った時も

「在庫がないので2週間後くらいしたらまた来店して下さい」

だけ。

入ったら連絡くれたり、キープしてくれたり、届けてくれたりはしない。

「それがポリシーですから」

「欧米か!」と突っ込みたくなる木で鼻をくくったような対応。

そこでタイローカルのINDEXという家具センターに行ってみたんだけど、もうサービスレベルが全然IKEAと違うんだもの。

サービスを削ぎ落してその分製品のコスパを上げましたっていうならわかるんだけどそんなに製品が良いわけじゃない。

それでもいろんなものを見るには便利だし、マレーシアとタイでまあけっこういろんなものをIKEAで買ったけど、使ってしばらくたった家具を今改めて見てみるとけっこう

「安かろう悪かろう」

も多いなーと思う。

「北欧」ブランドに騙されないようにしよ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

もとママ [ 同感です。IKEAの家具は便利だけど、感動はしないもの。]

Jun [>もとママ そうだよね。じっくり愛着が湧くような代物はないよね。]


2015年05月11日(Mon) 同い年の死

先週打合せしたばかりだし、土曜日メールをやり取りしたばかりの取引先友人が今日自室で亡くなっているのを発見された。

自室に倒れているところを通いのメイドが発見したということで、警察管轄となり司法解剖となるらしい。

オイラと同じ55歳。

ちょっとショックで呆然となる。

よし、これから頑張ろう!と夢の膨らむ話をしたばかりなんだよね。

あっけない。

ほんとにあっけない。

謹んでご冥福をお祈り致します。


2015年05月13日(Wed) ホーチミン

昨日からナミとベトナム、ホーチミンに出張で来ている。

協業している日本のデジタルマーケティングの会社と共同で市場視察をしながらこれからのことを話し合う。

様々な材料を元にこれから訪れるデジタルトレンドを話し合い、それぞれの会社が何をどう進めるのか、その可能性を考えている。

 

右の写真。昨日夕食後に中通りを散歩していると、大きな群衆を見つけた。

何だろうと思って近づいてみると、噴水。

ベトナムでは噴水がこんなにも珍しいものだったのか。

水が吹き上がると歓声が上がり、止まると落胆のため息が出る。

娯楽が少ないとは言え、こんな状況なのかー、ホーチミン。


2015年05月14日(Thu) ホーチミン2日目

引き続きホーチミン。

昨日は午前中ミーティングした後昼飯にフォー。

さっぱりしたスープは最後まで飲み干したくなる安定の美味さ。

午後はベトナムで事業を展開している日系ITベンチャー会社を訪問し、いろいろなベトナム事情を教えてもらう。

ベトナムには360の大学があるのだが、そのうち236大学がIT系大学という偏り。

国策としてITエンジニアを養成して国力を上げようとしているのだ。

ベトナムでは貧しい農村でも少し優秀だと思われる子供がいると親戚や近所の人たちがその子の養育費をみんなで出し合い、IT系大学へ進学させる。

その子が日系会社などに就職して日本でエンジニアとして働いて日本からベトナムのみんなへ仕送りするという

「ジャパニーズドリーム」

があるんだと聞いた。

この日系ベンチャー会社でも今年2名が日本本社へ転勤になり感動のドキュメンタリーが繰り広げられたそうだ。

夕方少し散歩をしてからモンドバーへ。

モンドバーは長谷川オーナーが銀座、品川にお店を出す老舗有名バーのホーチミン店。

ベトナムで最も多くの種類の酒を置いてあるバー&レストランとしてもすでに有名で、先日も金持ちのベトナム人が響30年6本を200万円(そのうちオーナーへのチップが20万円だったとか)で買っていったらしい。

 

料理もお酒も美味しいオシャレなお店だった。


2015年05月15日(Fri) バンコク戻り

昨日は出張メンバーたちとベトナム戦争の傷跡を残すクチトンネルからメコンデルタへ。

観光地から観光地への移動中に戦略会議が続く。

観光と仕事の融合形態(笑)。

メコンデルタの夕日は美しかった。

 

夜も夕食とりながら、バーで飲みながら続く。

だんだん本音のぶつかり合う激論になっていくのを特製モヒートで包み込む感じが心地いい。

そして大きな流れが定まった。

あとは日本、タイ、マレーシア、インドネシアの4つの会社がどう動き、どういう役割を創っていくか。

メコン川の流れよりもっと早く。

さて、明日は先日亡くなった同い年の友人の葬儀。日曜日はユキの引越パーティー。

少しだけ体を休めて来週はまたクアラルンプールへ。


2015年05月16日(Sat) お別れ

今日はクロントイの寺院で同い年の友人の葬儀に参列してきた。

突然の訃報に急遽来タイした奥様と息子さん、それにお母様、棺の横で泣き崩れていて本当にツラい時間だった。

タイが好きでね、もともとタイで働いていたんだけどシンガポールに転勤になって、それでもどうしてもタイに戻りたくて、それでこの4月にシンガポールで働いていた会社を退社、転職するという一大決心をしてタイにやって来たばかり。

一人暮らしのアパートで心筋梗塞に倒れたのだが、まさにこれから夢膨らむ人生を前にして残念だ。

棺を火葬する直前に号泣する奥様を自分も泣きながらも抱きかかえて慰める息子さんの姿が焼き付いて離れない。

「命がけで」「死ぬ気で」

って言うけれど、人はこんなに若く死んじゃいけないんだ。


2015年05月19日(Tue) 祈る気持ち

明日からまたKL。

今回はバンコクのオフィスを3週間ほど留守にするのでタコ社長は大変心配である。

会社が会社であるために、それぞれの役割をどうしっかり果たしてもらうかがとても重要である。

午前中一杯かけて営業チームと、やるべきことやスケジュールを詰める。

みんなふわっとした表情をしていてタコ社長さらに胃がきゅっとなる。

わかった?と目を合わせようとすると視線はそれを避けて宙をさまようのでタコ社長はいよいよ胸が苦しくなる。

だがこの試練を是が非でも乗り越えないと。

みんな頑張ってくれ!


2015年05月21日(Thu) 最後の1週間

昨日BKKからKLに移動。

空港のBag Dropのカウンターでインド人団体の後ろに並んでしまったのにアッサリと自分の順番が回ってきたので今日1日の運を使い果たしたな、と思いながらKLIA2へ。

空港からタクシーに乗って直接クライアントのオフィスに向かう。

昨年の2月くらいから進めてきたプロジェクトの第1フェーズが完成となり、明日ソフトローンチ。

27日にはプレス発表会が開催される大詰めの大事な1週間。

何事もなく27日夜の打ち上げを迎えられるように最後の最後まで気を抜かずに進めたい。

インド人団体で運を使い切った昨日もなんとか乗り切ったし、もうひと頑張りだ。


2015年05月23日(Sat) パニックフライデー

昨日はプロジェクトのソフトローンチと新規クライアントへのプレゼンとナミの幼馴染みが日本から到着する便がよりによって同じ夕方4時に重なって、軽いパニックを起こしていた。

ローンチは重大ではないにせよ、案の定細かいバグが見つかってクライアントからは電話が鳴り続けるし、新規クライアントは時間通りにKLオフィスにお見えになるし、ファービー(ナミ幼馴染みの愛称)からは「どこに行けばいい?」と電話があるし。

これまたよりによって大戦力のベロニカが入社以来初めての休暇を取ってリゾートにバカンスに行っていて、全てをオイラとナミで分担しながら、結局ファービーにはオフィスに来てもらって仕事終わりを待っててもらうというかわいそうなウェルカムだった。

 

それでもなんとかバグ対応をバンコクスタッフに割り当てし、クライアントプレゼンも成功したところで、

「エビそばが食べたい」

というファービーのリクエストに答えてGreen View Restaurantへ。

とろけるエビそばに舌鼓を打ちながら無事週末を迎えられることの喜び。


2015年05月24日(Sun) 新店オープン!

タマンデサの社宅から歩いて3分の場所に今度は炉端風和食屋が開店した。

鉄腕アトムだったり段ボールアートだったり、内装がちょっと現代アートで攻めているし、盛り付けやプレゼンテーションもしっかりしていてちょっとこだわりのある日本人オーナーだということがわかる。

 

 

料理は美味しかった。きっとまた行く。

昨日はこの夕食食った後、アイリッシュパブにでかけてまたビールとフレンチフライを食ってしまったので、今日はプールとジムでちゃんとカロリー消費します!


2015年05月26日(Tue) 本番前夜は早々に

明日はいよいよプロジェクトのオフィシャルローンチ。

サンウェイピラミッドのコンベンションホールで、午前がプレス発表会、午後は世界中からプロのフォトグラファーを集めたイベント。

本来なら今日はもう目が回る忙しさで、きっと徹夜、くらいの覚悟はしていたんだけど予想に反して静かな1日。

うちのスタッフもクライアントに緊急呼び出しくらうこともなく、電話とメールでやり取りするくらいでほとんど定時に上がっていった。

「嵐の前の静けさですかね。。」

と帰り際にナミがつぶやいた。

そうかも知れない。

世間に公開された途端にバグが噴き出す修羅場が待っているのかも。

それでも明日の夜はクライアントの社長を入れたプロジェクトチームの「区切りの会」。

長いプロジェクトのようやく第1フェーズが納品になっただけで、翌日から第2フェーズの作業が始まる。

だから「打ち上げ」と言うわけにもいかず、「区切りの会」となった。

クライアントにはここまでの不満や反省を全部吐き出してもらい、うちもクライアントに対して言いたいことはいい(言える範囲でね)、いろんな反省点を踏まえて次のフェーズはもっとうまくやっていこう、という主旨。

でも、ローンチ当日にクライアントチームと会食ができるっていうのは、オイラの経験から言ってもうそれだけでもの凄くうまくいったということだよ。


2015年05月28日(Thu) マスターピース

記者発表会は大盛況のうちに無事終了。

 

実は記者発表前、レセプションエリアでぶらぶらしていたら見知らぬチャイニーズに握手を求められた。

「あなたにお会いできて感激です。あなたのマスターピースを拝見しましたよ。本当に素晴らしいです。感銘を受けました」

と捲し立てる。

名刺を交換すると写真雑誌の編集の人らしい。

「え、あ、いや、そうですか。それはどうも。。。」

と何のことか分からずにお得意の超適当相づちを打ってから別れたのだが、いったいあれは何だったんだろうと記者発表の途中まで悶々としていた。

そしてUSAでハリウッドスターやトップモデルなどの撮影で活躍するマレーシアアンチャイニーズのトップカメラマンが登壇して

「あ、こいつと間違えたんだ」

と思った。

夜はクライアント社長とプロジェクト責任者、そしてうちのプロジェクトメンバーで区切りの会。

こんなに和やかな笑顔で終えられたけど、今朝はすでに様々な不具合が発生していて皆鬼の形相で走り回ってる。


2015年05月29日(Fri) 身悶えする思い

不具合解決の対応に引き続き追われている。

ウチは富◯通やN◯Cや電◯みたいな巨大企業じゃないからとにかく少数精鋭で乗り切るしかない。

多くの人数を投入し、その分多くの金額を請求するなら、ウチみたいなベンチャーがプロジェクトを獲得して成長することなんてできないもの。

こうしている今もまだバンコクのエンジニアLekとチャットしながら解決策を話し合っている。

ほんとこいつもタイ人には珍しい職人だよ。

こんなに遅くまで頑張ってくれてありがとうな。


2015年05月31日(Sun) エアポートリムジンの旅

一時帰国で成田からエアポートリムジンで吉祥寺行きに乗った。

朝早かったからか、オイラの他に客はなく、

タラップを上がって一番前の席に座った。

出発前に客がオイラだけと見るやバスの運転手さん(54歳千葉在住)が

「お客さん、今日は新しくできたトンネル通ってみます?」

と訊いてきた。

定期路線バスでどのみち通りたいか訊かれたのは生まれて初めて。

「はあ、じゃあ、是非それで(笑)」

とオイラが答えると、運転手さんはバスを出した。

まあ、オイラも一番前に座ってしまったこともあり、それから吉祥寺までの1時間半、運転手さんは喋りっぱなし。

運転手さんに子供が3人いて、ようやく就職したんだけど続かなくてこまっているってな家庭内事情の全てから、最近参入してきた格安エアポートリムジンは1,000円で運行するから

「片道満席で42,000円、往復84,000円。満席なんてあり得ないから、これで商売が成り立つのか不思議でしょうがない」

ってな競合他社の経営の心配、

「集団的自衛権に関する法案が通るともう歯止めが利かないんじゃないか」とたいそう心配な社会情勢、

高校を中退してからこの歳までバスの運転手一本で人生を全うしてきた運転手生活引退後の老後の夢など、

もうありとあらゆることを話してくれた。

夜行フライトで余り眠れなかったので、途中ちょっとキツかったけど、お勧めのトンネルを抜けるともうそこは幡ヶ谷で、あっという間に高井戸を降りて終点吉祥寺となった。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

もとママ [ なるほど。エアポートリムジンて採算がとれてるのだろうかと要らぬ心配をしていましたが、あの値段で回っているのですね。..]

Jun [>もとママ なかなか厳しい商売だと運転手さん言ってた。少なくともこの成田ー吉祥寺はオイラの払った3,100円だけが収..]