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★ オイラのタイの会社は設立して13年。
そしてこの度初めて10年勤続社員というのが出現した。
10年勤続なんて日本じゃ当たり前だけど、通常1、2年で転職するのが慣例になっているこのタイで、ひとつの会社に10年勤め続けることがどれほどの一大事か、これはもうこちらで働いたことのある人でなければわからない。
起業して10年事業を続けるより、タイ人スタッフを10年勤続させることの方が遥かに難しく、経営者としてそれは何よりも大きい喜びだし誇りでもある。
彼の名前はLek(レック)。プログラマだ。
始業時間に出社できないとか、自分のお金の管理ができないとか、それはもういろいろ公私に亘って問題はあるのだけれど、10年一筋オイラの会社のために開発案件をこなしてきたことは賞賛に値する。
そこで全スタッフの前で表彰をした。
バンコクのトロフィー屋をバイクで探して回り、ようやく見つけた店でオリジナルの盾を特注。副賞として賞金20,000バーツを贈呈した。
思いがけない表彰に彼もスタッフもとても喜んでいた。
実は9年勤続というスタッフがあと2人いる。
来年も10年勤続表彰ができるといいなぁ。
すごいですね!おめでとう御座います!<br>でも、最近の日本(もしくは日系企業)だって、望んでも長く勤め続けるのは難しいですよー。<br>ちょっと経営が苦しくなると、そうなった責任が一番あると思われる在籍年数が長ーい経営陣からではなく、現場で汗流してがんばっている勤続年数少ない社員からリストラしますからねー。(苦笑)
>在馬長子<br>そうかー、リストラかぁ。もはや終身雇用の時代じゃないしね。オイラの元会社も若手社員がどんどん辞めるって聞いたし。日本の労働現場はどうなるんでしょ。