★ 先週末が仕事だったから今週は長かったわ。少し疲れた。

さて、4月末にオーストラリアからタイに移住してきた娘はこちらでの就職先や住まいも決まり来週月曜日が初出勤。

生活用品の買い出しもほぼ終わり、自分のアパートに引っ越して行った。

ほんの1ヶ月また一緒に暮らせてうれしかったけど、また巣立って行ってしまった。同じバンコクだからすぐ会えるんだけどね。

あ〜なんかすっげー脱力感。

この週末は思いっきりぼーーーーっとしよう・・・

★ 昨日はぼーっとしようと思ったのに新生活のための雑貨の残りを仕入れに娘とかみさんとIKEAに。

娘の部屋でセットアップを終えてから3人でレインヒルのワインコネクション。ここはビールや料理がとても美味しいのにとても安いのでお気に入りなのだ。結局お店というのは

「これでこのお値段！？」

と思わせたら勝ちなんだな。

ワインコネクションも白人、タイ人、日本人と様々な客層で広い店内はいつも満杯の状態である。

最近日本から老舗名店がたくさんバンコクに押し寄せていてどこも盛況である。そして確かに美味しい。だが、ちょっと高い。

「これだけ出せばこのくらいの味だよね」

というのはよほど上手なプロモーションを連発しない限りどこかで客足は遠のくだろう。

さて、今日はなんの予定もないのでぼーーっとしようと思ったんだけど、やっぱり仕事をしようとPCに向かってしまう貧乏性タコ社長であった。

★ 今日タイの会社に初出社した娘は早速タイ人たちの「突っ込みどころ満載」行動に衝撃を受けているようだ。

初日から彼女の指導係になったタイ人女性は、業務の話をしていたかと思えば、しばらくLINEに没頭し、いきなり鼻くそをほじり始めて、それをポイッと飛ばした・・と娘はたいそう動揺していた。

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まあ、日本やオーストラリアではオフィシャルな場で話し相手の女性が鼻くそを飛ばしてそれをよけるとかいった行動はあまり見られないかも知れない。

★ 人事を尽くして天命を待っていた例のコンペ。

今日、オフィスでスタッフ全員との会議中にクライアントから電話があり、

オイラの会社が受注することが決定したと伝えられた。

「We won the pitch!!!」

電話を切ったオイラがスタッフ全員に叫ぶと、久しぶりにミーティングルームが拍手と歓声で溢れ返った。

クライアントは、

「短い準備期間で圧倒的な調査と作業をしていただいた。市場を最も深く理解し、私たちの会社を最も真剣に考えてくれたので御社にお任せすることにしました」

と指名理由を説明してくれた。

日本を代表する大企業たちとのコンペで、うちのような名前もない小さな小さなベンチャー会社を選んでくれたクライアントの公平さを尊敬し、心から感謝します。

そしてスタッフたち、みんなよく頑張ってくれた。

オイラの無理な注文に応えてくれた努力が報われて、本当にうれしい。

でも、これからが本番だ。

これからの試練を会社全員で乗り切ってクライアントを成功のゴールに導く。

それが本当のミッションなんだ。よーし！やるぞー！

★ 今日は早速朝8時半からクライアントと第一回目の打合せ。

先方の社長が出てきて

「御社にお任せすることになりました。これからどうぞよろしくお願いします」

と頭を下げられ、恐縮しながらこれからこの会社の成長の一端をオイラの会社が担うんだと気持ちが引き締まった。

オフィスに戻ってから早速打合せをしていると

「ハッピバースデートゥーユー♪」

と歌いながらタイ人スタッフたちがミーティングルームに入ってきた。

今日はNamiの誕生日だったのだ。

それまでピリピリと張りつめていた険しい表情が緩む。

タイ人と働くってキツいこともあるけれど、幸せを感じることもあるよな。

★ 今週もなかなかに忙しい一週間だった。

朝からプロジェクト別にミーティングが連続し、夕方まで続く。だから事務仕事が残業になる。

普段タコ社長はほとんど頭を使わないので、ちょっと頭を使うと能が糖分を欲し、チョコレートの消費が急増して2kgも太った。

でも毎朝ウォーキングは欠かさない。

今朝はその散歩中、うれしい事件が。

いつも泥だらけでフラフラし、あまりの汚さにかみさんが体を洗ってやったあの「ドロ」が子犬を6匹も産んでいた。

これからまたしばらく、癒される朝が楽しみだよ。

★ 今日は早朝散歩の後、クロントイ市場で食材の買い出し。

入口そばにある飯屋でひとりのおじいさんがずーっと大声で携帯で話していた。

「ワンガーイ！(どうだい調子は！)」

「オッロー！(へー、そうかい！)」

満面の笑みで本当にうれしそう。とても元気なおじいさんだ。

オイラはかみさんが野菜を買いに行っている間、そのおじいさんの隣でアイスコーヒーを飲んだ。

おじいさんはずーっと話している。

きっと仲のいい古い友達かなんかなんだろう。

オイラがコーヒーを飲み終えた頃、おじいさんは携帯をテーブルに置くと朝飯を食い始めた。

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なにげなく、その携帯を見ると、豆腐だった。

★ 初めての挑戦であるセミナーの概要が決まった。

オイラの会社のクライアントでもある東レ、日立、それから日本のパートナー会社であるマーズフラッグと共催。

このセミナーも新人営業Namiが全体の仕切りや講演内容などを中心になって頑張ってる。いい成果が出ますように！

オイラの目がゲソ天を狙っている目だとか、たこ焼きを食べようとしている目だとか、ケーキの所有権を主張している目だとか茶々を入れるヤツがいるが気にしない。

これはセミナーの告知というより映画のポスターだと言うヤツがいるが気にしない。

新橋や新宿の格闘技団体の興行チラシかというヤツがいるが気にしない。

★ 昨日は企画提出締め切りだったので丸一日デスクで唸っていた。

苦しかった。

やることがなくて窓の外の鳩を見ながら鼻くそほじっているのよりはマシだが、それでもやっぱりちょっと疲れた。

動かなくても体力使うんだね、昨晩は9時半にストンと落ちると朝5時半までずっと眠りの底にいた。

そして今日はまたテンションの高い、熱いクライアントが日本からやってきて1日会議。ここはなんとしても精神力で乗り切らねば！

2日先にある週末が久しぶりにオアシスに思える(笑)。

できれば娘が来てくれて、一緒にタバコ工場の子犬と戯れたい・・・

★ 昨日は日本から出張してきていただいたクライアントと1日会議。

お仕事をいただくのだから、本来であればこちらが日本まで出向くのが筋だろうという話だが、プロジェクトチーム全部を動かすわけにもいかないのでこうして来ていただくのである。

とてもありがたいのである。

マレーシアと違うのは、「タイならこっちから行くよ」という方も多く、タイが人気国であるというのもありがたいのである。

会議中にクライアントから

「次回は是非東京でやりましょうよ」

と誘われて、

「はい！次回は伺います！」

と即答した奈須君とNamiをドキッとしながら振り向くタコ社長。

昔、オイラが新入社員だった頃、出張先の新潟で当時の上司とお客さんと寿司屋のカウンターで食べていたときに、オイラが

「イカ」

といってる間はお客さんと熱心に話し込んでいた上司が

「ウニ」

と言った途端に振り向いたあの光景を思い出した。

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全然違うな。

★ 昨日は今月末に本帰国する3人の友人たちの送別会。40人も集まる盛会だった。

海外在住日本人同士のこうしたコミュニティは濃密だ。

20代、30代辺りの同じ異国の地での共有体験は、知らず知らずのうちにお互いの心の絆を強くする。

「離ればなれになってもいつまでの友達だよ。きっとまた会おうね」

が単なる社交辞令でなくその先の人生で具現化する。

そしてそれにはFacebookやLineなどSNSの果たす役割も大きい。

本当に離ればなれになってもまるでまだそこにいるかようにみんなで会話が始められるのだから。

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「私は宮崎に帰る。少し山の方だから、宮崎のきれいな山や森の景色をアップするわ」

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これからは帰国した3人のそれぞれの故郷から送られる日本の風景を楽しみながらまた新たなコミュニケーションを広げて行く。

★ 娘が働き始めた会社はタイ人が社長のタイの会社だ。

自動車業界ということもあり、日系自動車メーカーへの営業として採用された。業界では大手らしく社員は４万人、営業部門や開発部門などに日本人社員が60人もいるという。

タイ人が管理するタイ人の会社っていうのは実際どうなっているのだろうかと興味がわく。

オイラの会社は日本人経営で日本人管理者がいてもタイ人スタッフに高い生産性とモチベーションを持って働いてもらうことに四苦八苦しているわけで。

娘によるとオフィスは基本全て大部屋レイアウトらしい。

タイ人管理職でも個室を与えると何をしているかわからないし、管理者が個室に入ると一般社員が遊んでしまうので何百人もが一遍に見渡せる大部屋で管理職も一緒に仕事をするようにというのが社長の方針、と日本人の上司が教えてくれたらしい。

タイ人だからタイ人がわかるということか。

現に、娘の部署では日本人の部署長が営業などで外出した途端、みんな仕事を中断して写真を取り合ったりいきなり遊び始め、娘も相当動揺したという。日本人管理職が戻ってくるとみなサッと席に着いて仕事を始めるらしい。自習時間の小学校だね(笑)。

娘の会社の状況を聞いていると、オイラの会社のタイ人は相当ヤルナ！という気がしてきてちょっと安心したタコ社長だった。おいおい。

★ 昨日は午前中少し泳いでから1日中ずっと本を読んだりウトウトしたりして過ごした。

息子からLineで父の日のメッセージが入り、長文で彼の今の様子が綴られていた。いろいろ大変そうだけど頑張っているようだ。若いのだから失敗を恐れず面倒がらず何でも前向きに挑戦して欲しい。

夕方になると父の日にと娘がプリンを持ってやってきた。

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幸せ。

★ うーん、仕事が終わらない。

オフィスで少し残業してから帰宅して晩飯を食い、自宅で仕事の続きをするんだけど疲れちゃって寝ちまう。

んで、朝早く起きて仕事を続けるという受験生さながらの毎日。

そんな状況なのに明日からクアラルンプール。

イミグレや税務署といろんな手続き仕事の他、現地パートナーたちとの打合せ。

そしてまあこれがオイラ的には最重要目的なんだけど、

ソフトボールリーグ最終戦！

ところが、主力メンバーたちが最後の最後で日程調整できずに現在不戦敗のピンチ！

当日はたぶん女子マネージャーまでメンバー入りだぞ。

これで最終戦負けて、

「JalanJalan、優勝がすでに決まってるもんだから手を抜いたな」

と他のチームから陰口を叩かれるんだ。

ツラいなー、最終戦もちゃんと勝って全勝優勝したい！

★ 逃避してきたマレーシアも朝8時から仕事が始まる極忙だす。

次のミーティングまで時間が空いたのでスタバでメールチェックだす。

さて、そろそろ出てパートナーのオフィスに向かうだす。

★ 昨日は打合せが終わったのが夜11時。さすがにちょっとヘコタレたけど、部屋に朝日が差し込んできてまた元気が湧いてきた。

朝は何度でもやってくる。

だから人間は生きて行けるんだ。

仕事が大変で苦しいとか、人間関係でツラいとか、先が見えなくて不安だとか、いろいろな悩みに押しつぶされそうになることもあるけれど、命までは奪われないのさ。

生きていれば必ず朝は来るからね。

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人間は誰もみな弱いけれど、本当はすごく強いんだよ。

朝が来るたびに強くなるんだよ。

★ 11年ぶり、とうとうJalanJalanは全勝でリーグ優勝を果たしました！

今日も豪腕吉利が危なげないピッチングで相手打線を抑え、11対4で勝利！

7回最終回表、2アウトを吉利が取り、いよいよ最後のバッターとなったところで、チーム全員がオイラに投げてくれと言ってきました。

ここまでみんなが戦って勝ち取ろうとしているリーグ全勝優勝なんだから、最後にオイラが投げるわけにはいかん！と固辞したのだが、相手チームも含めてグラウンドの空気がなんか「最後にいよいよあのタコジジイが出てくるのか！」という感じになってしまったので、仕方なくマウンドへ。

でも、結局、1点献上してしまいました(笑)。

さて、来月はいよいよ両リーグによる総合順位決定戦。

ここでJalanJalanはBリーグを全勝で圧勝してきた王者GUTSと総合優勝をかけて戦います。

JalanJalan対GUTS戦のチケットは早くも売り切れ間近だそうです。歴史的瞬間に立ち会おう！

★ KL出張の往復で「永遠のゼロ」を読んだ。

1ページめくる毎に体に重い楔を打ち込まれるような衝撃。

社会心理と個人心理の多重性が織りなす複雑な正義感に翻弄された若者たちの悲劇。

そういった狂った史実を玉ねぎの皮を一枚一枚剥くように読んでいくと、「永遠のゼロ」が命や愛の重さ、輝き、儚さを静かに厳かに語りかけてくる。

今の自分の自由や幸福がどこから来たのか、噛み締めずにはいられない。

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今日も1日忙しかった。早朝出勤し、残業し、昼飯を抜いても息を抜く時間がない。

そんな日の終わりには1日を振り返って安らかに微笑もう。

★ 昨日、今日とスクムビットのコンベンションセンターで開催されている巨大展示即売会にでかける。

うちのクライアントがいくつか出展しているからだ。

その中の某日系コンビニでは、日本で人気のスイーツを展示即売。

多くのタイ人が試食をして買って帰ったが、大人買いをしていったのは日本人の駐妻たちだった。

ラーメン、牛丼、とんかつ、焼き鳥、寿司、焼肉・・・と日本の老舗が軒を連ね、メイド喫茶まで支店ができるバンコクで、とうとう日本のコンビニスイーツが簡単に手に入るようになった。

先日一時帰国した日本人スタッフ奈須君が、

「日本ならではの、これが美味しかった！というものがなかった」

と複雑な表情。もう美味しいものはバンコクで何でも食えるからだと言う。

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「日本に帰ったら楽しみなコンビニスイーツ」

オイラもうれしいような寂しいような、ちょっと複雑な思いなんだ。

★ 今日は休みだけど昼前からNamiちゃんに出てきてもらって来るセミナーに向けた準備ミーティング。

ほんとに毎週スケジュールが厳しい。

ミーティングが終わってからタバコ工場のドロの子犬を見に行った。

７匹産まれた子犬は、うまく育たず今朝までに５匹が死んでしまったようだ。

たばこ工場の外にある小さな公園にはドロと残った２匹の子犬が丸く寄り添って生きていた。

もしかしたらドロのお乳が出ないのかも知れない。

少し暖めたミルクを子犬に差し出すとむしゃぶりつくように飲んだ。

まだ２匹は元気なようなので週末ちゃんと食事を与えてシャワーを浴びさせようとかみさんが言うので、ドロに断って２匹を拉致してきた。

シャワーを浴びてきれいになると、２匹はすぐに眠りについた。

起きたらまたミルクで食事にしよう。

★ 朝起きて子犬を探してみると、ロットワイラーの縫いぐるみの下に潜り込み、顔だけ出して寝ていた。なんでこういうかわいいことするんだ。

朝の散歩のときに２匹とも連れ出し、ドロのところに返してきた。

ドロも喜んでいた。

今日はとても天気がよく暑かったので、散歩から帰ってくるとすぐにプールで泳いだ。

ここのところ体重が増え気味なのでまたしっかりと節制生活をしなければいけないなと思っていたし、まずは泳いで少し筋トレも再開しようという企てだ。

一昨日はタイで働き始めた娘の初めての給料日。

「日曜日は私がごちそうするから一緒にご飯食べよう」

とメッセージが届き、親としてちょっとグッと来ている。