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★ 7月ですか。早くも1年の半分が過ぎてしまいました。
そろそろ忘年会、紅白の季節ですね。
日曜日は娘とかみさんと結局「勝一」で揚げ物三昧の道を選びました。
ロースカツがいつもよりじんわりと胸に沁みました。
でも少ない現採の初給料であと1ヶ月生活していかねばならぬ現実。
娘のその気持ちだけありがたくもらって
「ボーナス出たらごちそうしてくれ」
とオイラが払いました。
そういうのはダメですかね(笑)?
★ はい、今日はアメリカ国民全員が祝ってくれるオイラの誕生日。
午後オフィスでデスクワークをしていると、スタッフたちがスエンセンズのアイスクリームケーキを運んできて誕生日を祝ってくれた。
いつの間にこんなおじさんみたいな年齢になってしまったのか、全く不思議である。
夜は、好物のカラマリとマッシュルームのフライとパスタを冷えた白ワインで。
ようやく人生の半分来たかなということを静かに祝った。
★ 現在オイラの会社はまた採用活動期間中。
増員採用と退職者の補充採用が重なって3〜4人集めないといけない。
同業者の話を聞いても制作関係の人材の採用には相当苦労しているようだ。
なかなか捗らない状態に業を煮やした会社は大学へ行って新卒採用に手を出すが、これがまたリスキーだ。
ジョブホッピングが基本のタイの就労環境では卒業して入社する最初の会社が「ホップ」の最初のステップストーンになる。
採用した会社にしてみれば、苦労して教え込んだ新入社員がようやくどうにかこうにか使えるかなと思った矢先に5割増しのサラリーをくれるステップストーンに飛んでいくのだ。
それであれば、多少苦労しても「即戦力」を辛抱強く探す採用活動をせざるを得ない。
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今面接を終えたTeeが「いい人材だと思います。ポートフォリオを送ります」と報告に来た。
これも縁だからね、うまく決まってくれるといいな!
★ 今朝は早くから娘と一緒に病院に行った。
タイに移ってきた2ヶ月前から喉の痛みや後頭部の痛みが続いていて心配だというからだ。
医者は若い男性でいろいろと症状を聞きながら、最終的に喉にばい菌が入ってそれが痛みと頭痛を引き起こしていると診断し、痛み止めと抗生剤を処方した。
少し前にDR.HOUSEのシリーズを観たり、最近はNHKのドクターGをよく観るので複数の専門医がカンファレンスを繰り返してもなかなか本当の病名を割り出すのは難しいものなのだということを知った。
頭痛、喉の痛み、なんていう主訴(この言葉も知った)からはそれこそ星の数ほどの病気が考えられるのだ。
今まではあまり気にしなかった医師の診断だが、
「この若い医師の1人のこの程度の問診で大丈夫か?」
とめちゃめちゃ懐疑的な思いで薬をもらい帰ってきた。
DR.HOUSEかドクターGに診てもらいたい。
★ 今週金曜日はいよいよ初セミナーだ。
水曜日からは日本からゲストスピーカーら6人がやってきてセミナーの打合せや仕事の打合せや夕食会などでうちのスタッフも総動員になるだろう。
2週間後には某日系クライアントのタイ1号店オープンを控えているし、今月から始まる案件、今月納期の案件などが重なって社内では悲鳴が上がっている。
オイラはこれを明るく「フェスティバル月間」と呼ぼう。
元会社時代を含めてこういう「フェスティバル月間」は滅多にない。
こういう時間を乗り切るとスタッフも会社も確実に強くなる。
そして結束が固まる。
それでも誰かがパンクしないように隅々まで目を配っていないといけない。ギリギリのところで助け上げないと。
こういう時、足が八本あると都合が良いのである。
★ 昨日は第一弾のセミナーゲストスピーカー隊が日本から入り、今日は第二弾が入ってくる。
みんな日本での業務が忙しいこともあって、空港からホテルにチェックインすると
「まだ出来てないから」
と講演内容作りのために自室に引きこもっている(笑)。
小学生の宿題状態だ。
オイラは講演しようか歌おうかまだ迷っている。
★ 昨日は全部で35名の参加者を迎え、セミナーは無事終了。
目標は30名だったので目標もクリアしたし、途中お客さんが帰ってしまうこともなく、ちょっとした達成感に包まれている。
講演者は全部で5人。
東レ、ヤマハ、日立、マーズフラッグとオイラの会社が共催、協力してセミナー全体のコンテンツ作りをしていった。
なかなか感動的だったのは、セミナーの講演というのはそれぞれ勝手に自分の領域のことを話すのではなく、次の講演者にどうつなぐか、さらに後半の講演者のためにどう伏線を張るかなど完全なチームワーク、リレー作業だったこと。
普段はクライアントであったりする人たちと一体感、仲間意識を共有することができてとても楽しかった。
アンケートによると参加者の皆様からの反応も上々で、頑張って開催してよかったなと思う。
「今度はいつかな?またバンコクで会おう」
なんかビッグウェンズデーの男たちのように昨日、今日とそれぞれのフライトでそれぞれの日本の地に帰っていった。
写真上はセミナー風景。写真中央は、パネルディスカッション。写真下は講演者5人の記念写真。
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★ 最近休みがなくてキツいなー、ウブド行きたいなーと思っていたらネット上にこのような記事を見つけた。
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【早死にする職業ベスト10】
1位 大手広告代理店の営業
2位 IT企業の下請けSE
3位 チェーン飲食店店長
4位 若手官僚
5位 病棟勤務の看護師
6位 タクシー運転手
7位 LCCの客室乗務員
8位 自衛官
9位 公立学校の教員
10位 トラック運転手
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大手広告代理店営業出身のオイラとIT企業の下請けSE出身の奈須君。
「オレら、早死にやん・・・」
とつぶやきながら思わず目を合わせる。
★ 今週はちょっと家の事情でNamiが休みだったので、月曜日から担当仕事を1人でこなした。
我ながら自分やればできるじゃんと思うくらい頑張って仕事した。
それでも今日夕方5時過ぎに打合せから戻り、別案件のブリーフィングをデザイナーのPunkにしようとしたところで頭も体もいやいやした。
普段なら余力があればいくらでもスタッフの仕事を背負えるオイラが、自分のもので動けないなんて。
こりゃちょっと疲れてんな。
ここは一旦撤退だ。
「ごめん、明朝ブリーフィングするから」
とPunkに言いおくと、バイクにまたがって帰宅した。
スタッフたちの生活はオイラが背負っているからな、今は病欠とかできない。
ここはひとまず勇気ある撤退だ。
帰宅後晩飯を食ったら向かいのマッサージ屋に行って体の凝りをほぐそう。
自己の体調管理、これが一番大事。
★ 昨晩は日本からのお客さん2組の歓迎会、帰任するお客さんの送別会のトリプルブッキング。3つの会に1時間ずつ顔を出してくるという夜を締めくくりにハードな1週間を終えた。
でも、充実してた。楽しかった!
そして今日から来週火曜日までマレーシア出張。
そう、明日はいよいよKLソフトボールリーグ総合優勝決定戦。
1997年のチーム創設以来初の総合優勝をかけてBリーグ全勝王者GUTSにガチの戦いを挑む。
その他税務署やイミグレ、銀行等を回り、パートナーとの打合せ等でしばしバンコクの火照りを鎮める数日間。
行ってきます!
★ リーグ全勝同士による総合優勝決定戦、延長9回の裏(規定回数は7回まで)、GUTSのレフトフライをJalanJalanのレフト&センターが交錯転倒する間に2塁走者がホームイン。
痛恨のサヨナラ負けとなった。
JalanJalanもいいところがたくさん出たし、終止試合は優勢だったけど、最後の最後で勝負に負けた。
悔しい。
JalanJalanの課題はきっちり修正して来期は必ず雪辱を果たす!
選手のみんな、ベンチのみんな、応援のみんな、お疲れさまでした!
★ KLのコーヒーショップで、かみさんと麻婆豆腐にビールを飲みながら、ふと、なぜオイラは心地よい気分でここに座っているのだろうと思った。
そんなことを考えるのだからちょっと酔っていたのかも知れない。
オイラは新卒の就職活動で2つの会社の最終面接まで進んだ。
ひとつがオイラが就職した元会社の広告代理店。
もうひとつが渋谷にある国営放送局だ。
元会社の内定が先に出たので、国営放送局の最終面接は辞退した。
でも、もし仮に放送局の面接に合格し内定をもらうことができ、そこに入社していたら自分はどんな人生を送って、今この時どこで何をしていただろうと考えたからだ。
「それでもやっぱりここにいるよ」
とかみさんが言った。
「今ここにいる」に及ぶ人生の選択、例えば元会社本社時代に海外支社への出向願いを出したこと、元会社を退社して独立したこと、バンコクに支社を設立して毎月KLに出張してくることなどは、全部自分で決断して進んできた道だ。
自分で選んで自分で開いてきた道だから、自分が自分である以上、きっとまたここに来るに違いない、そういうのである。
そうであればよかった。
今ここでこうして麻婆豆腐でビールを飲めてよかった。
★ 昨日の深夜に1人でBKKに戻ってきた。
先週KLに戻り、今週BKKに戻る。どちらも住処と呼べるいいところだ。
現在は仕事の関係でBKKに現住所を置いているが、もしそういう制約が全てなかったらどちらに住もうか、これは大いに悩む選択である。
タイ人とマレーシア人(マレー系、中華系、インド系)も抱く印象がオイラに取ってはずいぶん違う。
もちろん個人によるという普遍的概念は前提にした上で、マレーシア人はマレー人も中国人も自分を表に出す。いいところも嫌なところもしばらく付き合っていると見えてくる。
むき出しの「人間」がさらけ出されてたじろぐことが多いが、それはそれで相手を計り知ることで安心感が得られる。
呼応してこちらも気を許すので急速に近しくなることがある。
一方タイ人はなかなか素の自分を出さない。
人懐こく、親しみやすい微笑みと合掌が鋼鉄の鎧の如く柔らかくドロドロしたものを包み隠している。
どこまで心を許していいのか、今でも時々不安になる。
それもまた人間味である。
★ 日本と海外で大きく異なるのがコンビニ。
マレーシアにもタイにもセブンイレブンなどのコンビニはあるけれど中身は海外在住日本人にとって非常に残念なものだった。
特にオイラはコンビニスイーツがあればアイスケースの中に寝てしまうかも知れないくらいあのシュークリームやプリンが好き。
そして2日前、とうとう「日本のコンビニ」がバンコクにオープン。
オイラの会社のクライアントということもあり、試食、試食、試食で常時オフィスにはスイーツや唐揚げがある。
毎日うれしくてうれしくて泣けてくるんだけど、お陰で体重は3キロ増加。
ちょっとは我慢しないとなー。
★ 昨日はお初にお目にかかる日本のベンチャー企業の社長&スタッフと打合せを兼ねてランチ。
日本からタイ、マレーシア進出を目論むベンチャー企業は引きも切らさず。この3年間でもう数十社にはお会いしただろうか。それでも足場を固めて進出実現させる会社は今のところ数社。軌道に乗るところまで行っている会社はまだ1社もない。
タイもマレーシアもベトナムもインドネシアもそれぞれの市場でビジネスをしていくことはとてもタフなことだ。
一つの国、一つの市場にはそれぞれ異なった環境、条件、事情があり、それを克服しながらビジネスを立ち上げ、軌道に乗せるのは日本で会社を立ち上げるのと同じように、いやもっと大きな精力が必要だ。
だが、多くの会社はアジア、アセアンで一つの市場環境があるかのような勘違いをする。
いとも簡単に複数の国に同時に拠点を設け、1人の「海外担当者」に全部をハンドリングさせ、ビジネスを始めようとする。
そして立ち往生するのだ。
無知なマスコミがまた煽るからいけない。
「今、アジアのビジネスが面白い!」
面白いの前に「辛いけど」をちゃんと入れないと(笑)。
★ 昨晩は久しぶりにマレーシア起業先輩とペパマスの3人で勝一のとんかつ。
50過ぎのおやぢが3人集まって、まあいろんな近況報告、情報交換はするんだけど一番盛り上がる話題が「あまちゃん」て。
あの登場人物らが、どういう形で今年の紅白に出場するのか?
小泉今日子が「潮騒のメモリー」のCDを出すということは、今年の紅白の目玉は「小泉今日子の潮騒のメモリー」なのか?
その場合、「潮騒のメモリーズ」はいったいどうなるのか?
もしくは、裏をかいて今年の目玉は「GMT」でいくのでは?
いやいや、薬師丸ひろ子の絡み方も見逃せないだろう?
そんな白熱議論の最中に鳴り出した起業先輩の着メロは「あまちゃんのテーマ」だった。
★ もとママ [ そういうことされると多分少なからずがっかりです。べつの形でお返しして娘さんの負担を少なくするほうが上策です。私もち..]
★ ゆう [私もそうしてしまうかも。気持ちだけで心いっぱいですよね。]
★ YUKIKO [Junさんらしいけど、そこは払わせてあげたかったなあ。 ふとRM2500の初任給を思い出しておばさん遠い目w(´ー`..]
★ Jun [>もとママ そうだね、ちょっと工夫すればよかったね。 >ゆう うん、一杯だった。 >YUKIKO それで居住・食..]
★ YUKIKO [いえ・・・最初は安アパート住まいだったし、家の事情で日本に毎月送金してました(´ー`)。]