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★ 6人それぞれの社長が自社に戻ってローカルスタッフたちに
「こんなソリューションを紹介されたんだけど、どうだい?」
と、確認したところ
「是非自分たちも詳細を知りたい!」
という展開になって昨日から娘のところには6人の社長たちからのプレゼン要請と日程調整のメールが飛び交っている。
こういうこともあるんだな。
娘がそれらの営業対応をしながら息子はプレゼンテーション用のアニメーションを制作したりして後方支援をする。
息子の方は何年か前にADHDの疑いがあると診断されて、多くのことを優先順位をつけながら同時に進めていくのが不得意であることの原因がわかった。
その根本的な原因は
「打算がない」
という障害だ。
一般的にはこの「打算の欠落」は発達障害と見なされるのかもしれない。
お金に全く執着がないし、就職が内定して最初の給料が出るまで自分の給料がいくらかすら知らない。興味がない。
街でボラれても損得勘定を持ち合わせていないので痛くも痒くもない。
だから事務処理能力や問題解決能力は弱い。
同時多発的に勃発するビジネス上の様々な問題や課題をいわゆる
「仕事ができる人」
は瞬時にそれぞれのリスクや損害を計算し、損の少ない優先順位をつけて処理対応していく。
ところが息子にはそもそも「損する」という概念が欠落しているので、打算が働かない。
これが彼が管理仕事や事務仕事に弱いメカニズムなんだとこの半年一緒にいてわかった。
息子にそれを告げると
「そうか、それでオレは社会不適合者なんだな」
というのでそれは明確に否定した。
人それぞれ自分を活かせる分野があるのだ。
事務処理が弱くても新しいアイディアを創造したり、クリエーティブな仕事が得意ならそれでいいのだ。
オイラはそれをウチの会社で存分に活かし、伸ばしていく。
発達障害の方で株FX等のトレーダーで大成功してる人多いです。何故かと言うと90%の凡人トレーダーが負ける原因は損への恐怖と、得への欲の感情に支配され、その結果が損大利小です。人間の打算は感情に支配されるので大体失敗します。損得勘定はEA化できますが、損得に対する「感情」はEA化で対策できないんです。
そんな能力のある人を「発達”障害”」と呼ぶこと自体”障害”なんじゃないの?
>駐在君<br>なるほどー、なんかそれわかるわ。考えればいろいろ活きる分野はあるんだねー。ありがたいツッコミ(笑)。<br><br>>kaobal<br>そうね、そういういろんな「個性」が「障害」と言われてきた社会でしたね。今の若い世代が中心になる頃には変わっていくのかも。